「取り敢えずこの怪作をほぼ一人で支えている伊東蒼ちゃんに拍手!」世界の終わりから もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
取り敢えずこの怪作をほぼ一人で支えている伊東蒼ちゃんに拍手!
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①ただ『空白』『さがす』で注目していた伊東蒼ちゃんのアップのポスターにだけ惹かれて鑑賞。前もって中身は何も知らず。
②居酒屋でバイトしている姿が甲斐甲斐しい蒼ちゃん。「15、16、17と私の人生暗かった…どうすりゃいいのさ、このアタシ…♪」と藤圭子(本作の監督は藤圭子の娘の宇多田ヒカルの元旦那なんだね)の『夢は夜ひらく』そのままに、“金無し、家族無し、何も無しの私にこの先何が出来るの!”と嘆く女子高生の細い肩に、世界を救わせるという大役を乗っけるところまでは、よくある設定とは云えどういう風に救わせるのか、興味はあったのに、進むにつれ話はだんだん暴走していく。(最初から世界観はあって、その中で話が進んでいくので迷走ではないが…)
③大体1/3くらいでこの映画の世界観は分かってくるが、正直この歳になると“どうでもいいわ”レベルの世界観。もうちょい“な~るほど”と記憶に残るような捻りが欲しかった。
④揚げ足を取るところはいくらでもありますが…
A. 「どうしても私なんですか?」という蒼ちゃんの問い。こちらも「どうしてなんだろう?」と固唾をのんでも「いずれ分かる」と散々待たされた挙げ句、“そういう血筋だから”、という脱力するような答え。
B.
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