「絶望からのコペルニクス的転回」世界の終わりから ぎんぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
絶望からのコペルニクス的転回
他人を糾弾し排斥することによってカタルシスを得ようとする不条理な世界。
追い詰められ絶望する少女。(伊東蒼が素晴らしい!)でも味方をしてくれる人もいる。
が、僅かに残された希望も打ち砕かれ、もう出来る事はない。終末に向かって突き進む世界。
「こんな世界なくなってしまえばいい!」
絶望の果てにそれでも未来に託す希望。そしてそれを受け継ぐ者。まさに絶望からのコペルニクス的転回。
もし運命と言うものがあってそれは変えられないものだとしても、そこに至るまでの人生はあなたが作ることができる。
紀里谷監督入魂の一作は後世に語り継がれるべき傑作でした!
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