「SFひとつ屋根の下 in 高知」宇宙人のあいつ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
SFひとつ屋根の下 in 高知
バナナマン日村と若手実力派3人が面白く軽いノリで兄弟の強い絆を演じたSFコメディ。
それぞれ特別な役作りは必要としない、役者自身の個性をそのままを当て書きしたようなキャラクターで、日村は汗をかきながらいつも真っ直ぐで熱い長男、中村倫也はいつも通り飄々としつかみどころのない次男、伊藤沙莉は常に鋭いツッコミをするしっかりとした長女、柄本時生は頼りなくも家族を思う三男を楽しそうに演じており、観ている方も楽しくなってくる。
ストーリーは朝食シーン、Tシャツや看板ネタ、大勢のサザエさんなどところどころでクスッとさせ、ポイントではそれぞれが兄弟を思いやるシーンでしっかりウルッとさせるといった割と王道の演出で的確に急所を突いてくる。
細田善彦は相変わらず振り切った演技が面白い。
ヤキニクサナダのTシャツ欲しい。
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