「男も女も…」デッドリー・イリュージョン KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
男も女も…
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若さを求める。。単純に若き美しいベビーシッターが次第に夫を虜にし、家庭を乗っ取るストーリーかと思っていた。しかし、虜になったのは妻であり、自分にも無い若さを羨むあまり、彼女に惹かれていく。途中、現実と妄想の区別が付かなくなっていたが、実際にキスをするほど愛してしまったのかもしれない。夫の方も誘惑されたのは現実なのかも。何はともあれ、ベビーシッターのグリア・グラマーの天真爛漫さに誰もが惹きつけられ、これは男も女も仕方ないかもしれない。走り方はちょっとトロそうだけど。起こしたことは犯罪だが、ある意味、二重人格という病気で可哀想な面もある。エレインは悲劇だが無事執筆も終わり、再び作家として成功の道が開けたかに見えたが、ラスト病院から出てきたのはメアリーなのか、あるいは別人格のマーガレットなのか。まさかの展開だったので楽しめた。
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