「僕は「ミリオンライブ」のファンなので客観的な感想は書けません。 ま...」アイドルマスター ミリオンライブ! 第1幕 seahorrorさんの映画レビュー(感想・評価)
僕は「ミリオンライブ」のファンなので客観的な感想は書けません。 ま...
僕は「ミリオンライブ」のファンなので客観的な感想は書けません。
まったく知らない人が観て面白いのか、はたまた置いてけぼりなのかもわからないです。
いやまぁ、構成がうまく主軸が定まってますし普通に現代日本の話なので置いてけぼりってことはないかな?
それはそれとして、ひとつ確実に言えるのは、ミリオンライブの映像化作品としては想像もしなかったくらい素晴らしいものを観せていただけたと言うことです。
10年続いただけでも相当恵まれているのは承知ですが、それでもミリオンライブというのは色んなことがどこかスムーズにいかず躓いたりしてしまっていた作品でしたので、アニメに関しても制作発表以来ずっと根拠のない不安が付きまとっていたのですが、杞憂も杞憂。
作品への強い愛着という下駄(嫌な言い方)を履いているのはわかってますが、比喩や大袈裟ではなく本当に初見の100分の間涙が溢れて止まらなかった。
不安なんか吹き飛んで、先に待っている第2幕と第3幕も、期待以上どころか想像すらできないくらいのものを観せてもらえると、無邪気に信じてしまえるくらい素晴らしかった。
色んな所で色んな人が言っていますが、10年目にして今までで最も大きい花火が打ち上がったなと感じています。願わくば、これを切っ掛けにミリオンライブそのものがもう一度大きく飛躍してほしい。
抽象的なことばかりを言ってますが、ネタバレにならない範囲で具体的な見どころを一つ挙げますと、日本の3Dアニメはここまで来ているのかという点。
アニメ化の大きな不安要素として挙げられていた部分でもあるのですが、これもまた不安どころかひっくり返って大きな魅力になっています。違和感がないなんて消極的な評価じゃないですね。ミリアニでしかみたことない特有の可愛さが生まれてます。
まぁもちろんTVアニメの区分ですので、おそらく予算等の関係上でしょう、街をゆく背景のモブ等にはそれなりに3D感があったりはするのですが、メインキャラクター達の他にない愛らしさは必見ですよ。