ボルケーノ2023のレビュー・感想・評価
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自然災害は人災だった
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ハワイのマウナケア火山が噴火の予兆、火山学者のモーリーは学友だったデビッドの依頼で息子と娘を連れてハワイに出向き調査を開始、そこに表れたのはモーリーが天敵と嫌う自然破壊をいとわない悪徳企業アークスターのCEOグリフィン、アークスター社が地熱発電に地中を掘削したことでマグマが活性化したらしい、グリフィンは後悔しておりモーリーに手助けを求めている、モリーたちは溶岩の流出経路を計算し爆破して誘導路を作ることで市街地への溶岩の流入を食い止めることに成功、ところが一難去ってまた一難、なんとマグマは地中で西半球の火山と繋がっており世界各地で火山の連鎖噴火が起きるという、果たしてモーリーたちは食い止めることが出来るのだろうか・・。
火山噴火の脅威を描いたパニック映画は数多い、自然災害のパニック映画かと思ったら原因は悪徳企業の人災だったという今時らしい社会派ミステリー風でもありました。
製作のアサイラムはメジャーの大作に勝手便乗するのが得意なB級映画の老舗、今回は2022年にマウナロア火山が実際に噴火したことを機に、この時とばかりに撮ったのでしょうかね。
予算も無いでしょうから未曽有の危機なのに対処するのは数人のモーリー博士の家族チームとリアリティには程遠いチープさがネックですがまあ、パニック映画としては結構ハラハラしながら鑑賞できました。
最期に次はカリフォルニアで大地震かもと続編「新・大地震」を臭わせてThe ENDでした。
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