「あくまで考察ですが」アンダーカレント しろさんさんの映画レビュー(感想・評価)
あくまで考察ですが
もし悟が失踪する2年前に両親を殺害しているとして、そう仮定してこの物語を考察してみたらどうなるだろう。
悟のバックボーン考察する時に私が個人的に関連があると思うキーワードがいくつかある。
嘘で塗り固めた自分、嘘がバレ居場所がなくなり転々と居場所を変えては同じ事を繰り返す。
薪で湯を沸かす銭湯、火、バーナーの譲渡先の火事、その銭湯の主が失踪。
2年前の両親の死、1年前のかなえの父親の死。
2ヶ月前にかなえの元から失踪、しかしその後も探偵を雇いかなえを尾行させ行動を把握している。
これら全てに関連性があるかわからないが、仮に関連があるとしたらこういう考察はどうだろう。
悟は火に対して執着がある。かなえに近づいたきっかけも薪を燃やしたかったから。しかし次第に悟はかなえに心を惹かれていった。
ずっとかなえの側に居たいと願う悟だったが、嘘で塗り固めた自分はいつも居場所を失ってしまう。そして2年前に両親に今の生活が知られてしまい、かなえとの生活を壊されることを恐れた悟は両親を殺害する。
そしてその後かなえの父親にも何かを気づかれ殺害。そしてかなえは薪を辞めてバーナーで湯を沸かしたいと考えるようになる。
これらの事由が重なって、或いはそれ以外の要素もあったのかも知れないが、悟はかなえの元を去る決意を固めた。
しかし失踪後も遠くからかなえと繋がりたいと考え探偵を雇いかなえを監視、そしてバーナー譲渡の件を知り譲渡先の銭湯を放火、そして銭湯の主を殺害。
と、考えることも出来るのではと思うが、やはり飛躍しすぎであろうか。
皆さんはどう考えますか?
うわああーーー
怖い。
すっごいサスペンスですね。
ぼんやり見てぼんやり過ごした私の感想と対極。
そう言えば 見返して思ったのが 私の感想に 瑛太に関するものが一切出て来てない、、、。
私は 何を見て 生きてるのでしょう、、、

