「人をわかるということ」アンダーカレント まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
人をわかるということ
人当たりが良く、優しく、家庭でも良きパートナーだった夫が突然失踪したことから始まる物語。
約2時間半という長尺で語られるのは、相手を知ることの難しさ。少しずつ明らかになる夫の「本当の姿」から、主人公も自身の根底にあった感情を思い出していく。
ゆっくりじっくり淡々と進んでいく作品ですし、特に大きなハプニングやサプライズが起きるわけでもない。登場人物も、普通の人がほとんど。だからこそ、繰り広げられる会話ひとつひとつに、自分はどうかな…と反芻したり余韻を楽しんだりできました。
ラストはどう捉えれば良いのかな。味わってみます。
あと、ワンコが可愛かったです。
コメントする
まだまだぼのぼのさんのコメント
2023年10月13日
トミーさん
コメントありがとうございます!
確かに、せっかく休日に取りに行ったのに火事&失踪は辛かったですね。夫の失踪だけでなく、あの一件があったことで側に誰かがずっといてくれることへの気持ちが強まっていたように思います。
トミーさんのコメント
2023年10月7日
途中、バーナーを譲り受けに行った店主の不可解な失踪もヒロインに大きなダメージを与えました。その時も側に居たのは、自分からやって来た彼でした。後で思い起こすと色々と意味が出てきますね~