「「こぶし突き上げ応援上映会」が断然お勧め!」浜田省吾「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988」 もりひさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「こぶし突き上げ応援上映会」が断然お勧め!

2023年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「ON THE ROAD FILMS」が好き過ぎてVHS、DVDに続き中古LDまで買った身としては、そのマザーフィルムが4K5.1chの上位互換で、しかも映画館で観られるとか狂喜乱舞せざるをえなかった。メチャクチャに期待を大きくして参戦。
4K5.1chと聞いたら絶対前方中央の座席で観るのだけれど、この点は失敗した。
やはりフィルムが古いので、4Kと言っても映画館の大画面では粗い。だから席はやや後方がいい。家のテレビとかなら多分大丈夫。
音は流石で、大音量もあってIMAXバリに内臓を震わせる。歓声が後ろからも聞こえる。大満足。
だが、知らない曲が1つもなくせっかく心の中ではノリにノってるのに、「通常上映」だと大人しくして観ないといけない。声が出せない。手も叩けない。映像の荒さと相まってストレスが溜まる溜まる。5/5の初日(1回目)で反省して5/14の「こぶし~」(2回目)に再挑戦、最初から最後までフルスロットルで観ることが出来て、音だけでなくさらに上行く大満足。手を叩き過ぎて内出血して手の平の一部が青黒くなってしまった。今は色味が引いてる途中で黄色くなっている(打撲痕)。声も少々ガラガラになった。5/21にもう一回「こぶし~」を観たいけれど、日程の関係で難しいかも知れない。なんとか万難を排して行ければと思う。

浜省の口からとんでもない量の「唾しぶき」が文字通りブシャーッと吐き出されるシーンが何度もある。折しも新型コロナが5類になるのでコロナ疲れからちょっと解放された気になっている鑑賞者には冷や水を浴びせる映像だったように思う。まさか35年前の浜省に「ついたてがあったほうが絶対いい、マスク大事」と再確認させてもらえるとは夢にも思わなかった。2回目では1回目にはそんなになかったと思われる謎の赤い光が何度も?出現して、唾しぶき映像が見えなくされた気がする(気のせいかも知れない)。映画の公開後に客の感想から修正が入るのは業界では常識らしいので修正が入ったかもと思ったりする。席を後方にしてスタンディングに夢中で唾しぶきが1回目ほど気にならなかっただけとしたら、やはり余計に「こぶし~」お勧めということになる。ディスクにする時は、汚れを1つずつ消すつもりでしぶきの少ないキレイな映像を見せてもらえると嬉しい。満を持して映画にするならそれを最初からやって欲しかったなと思うのと、4Kと言っても映画館サイズでは画像が粗い事は事前に分かっただろうから4Kを強調しすぎたのではないかという2つの点で☆-1。
秘蔵フィルムはまだあると思う。今後に期待。

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もりひ