ノットジラのレビュー・感想・評価
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チンプンカンプン
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ポスターや予告編で「今、壮大な茶番が目覚める」とのキャッチコピーだが、言わずと知れた日本のゴジラ映画を皮肉ったコメディ映画。
先ず、ノットジラだが玩具のような造形で明らかに正面にジッパーが付いており、一目で着ぐるみとわかるデザイン。ビールを飲んで巨大化したノットジラと闘うのは軍では無く映画撮影隊、本物の軍はキューバ危機で忙しいからと言っていたが、模型のジェット機やロケット砲を出すのは東宝特撮をコケにしたいだけでしょうが意味不明。主役はホンダ博士とゴジラ映画の監督、本多猪四郎をもじった名前だが演じるのはフレデリック・エン・リー、出自は不明だが日本人では無くカンボジア人らしい。
核攻撃しか頭にないマッドサイエンティストのブロウハート博士が登場するが終始、笑えぬジョークや駄洒落ばかりのセリフの応酬で珍妙な和訳の字幕を追うのにほとほと疲れました。
唯一笑えたのは博士の助手の女性がノットジラの手に掴まれるシーンはキングコングの名シーンのパロディだし、電車を持ち上げるのも定番シーン、こういうジョークばかりなら面白いのだがストーリー自体がいい加減過ぎてチンプンカンプンでした。
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