「ヘンテコだけどクセになる」ピアニストを待ちながら コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
ヘンテコだけどクセになる
井之脇海くん主演ならば行かなくては!とユーロスペースから徒歩でイメージフォーラムへ。
個人的に彼の声と口調はとても耳心地が良い。
図書館から出られない人たちの不条理劇。
哲学的なことを言っているようで、単にややこしい言い回ししてるだけの屁理屈じゃないかとか、コンテンポラリーダンスのような動きとか、いったい何を見せられてるんだ?となりながらも、そのワケ分からなさがちょっとだけクセになる。
一人称が俺ではなく僕なのも良い。
なんとなくのイメージで、シモキタの小劇場でやってそうな感じだけど、出ようと思えば出られそうな図書館という場所を活かした映画だと思う。
『最後の乗客』からのハシゴである意味衝撃
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