劇場公開日 2024年10月12日

ピアニストを待ちながらのレビュー・感想・評価

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3.5不条理のバランス

2024年12月5日
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鑑賞方法:映画館

設定も時間軸もちょっとわかりづらくて、状況を把握するのにも時間がかかるし、状況を把握したところでそれになにかわかりやすい解説があるわけでもない。 劇中劇のパントマイム?ダンス?がユニークでとてもよかったし、即興ぽく奏でる井之脇海さんのピアノや、木竜麻生さんのふんわりと力強い存在感や、静謐でちょっと奇妙なつくりの図書館など、いろいろな要素がかみあって、ものすごいバランスの上になりたっている感じがいい。

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kikisava

1.0不在と無人は違う

2024年11月18日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

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uz

4.0希望を持つ事が決断先延ばしの言い訳になってないか?

2024年11月4日
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鑑賞方法:映画館

人物の移動距離が小さく台詞も舞台っぽいことで醸し出されるアングラ芝居テイストが楽しい。 ピアニストは何かの指標を象徴しているように見えたが、そんな事考えずに状況の変てこさを面白がるのも一興。 出目はきっと映画「布団」の主人公みたいな奴なんだろうなぁ。

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ひろちゃんのカレシ

2.5哲学的な話、、、に見えるだけ。

2024年10月24日
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鑑賞方法:映画館

仕事でお会いした関係者にどんな映画かきいたら「今時珍しい映画で面白いですよ、ゴダールみたいで」との事。木竜麻生もでてるし、気になってその日の夜に映画館に行ってきた。 確かにwww。 なんか「ゴドーを待ちながら」てきな哲学的テーマ会話劇?かと思ったらそれはカモフラで、演劇的ホラーじゃった、、、と言う読後感。 たまたまアフタートークの日で監督と相談役みたいな人の話を聞いたが、企画してた頃の与太話で内容の話にはならず退屈であった。

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masayasama

4.0ヘンテコだけどクセになる

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

井之脇海くん主演ならば行かなくては!とユーロスペースから徒歩でイメージフォーラムへ。 個人的に彼の声と口調はとても耳心地が良い。 図書館から出られない人たちの不条理劇。 哲学的なことを言っているようで、単にややこしい言い回ししてるだけの屁理屈じゃないかとか、コンテンポラリーダンスのような動きとか、いったい何を見せられてるんだ?となりながらも、そのワケ分からなさがちょっとだけクセになる。 一人称が俺ではなく僕なのも良い。 なんとなくのイメージで、シモキタの小劇場でやってそうな感じだけど、出ようと思えば出られそうな図書館という場所を活かした映画だと思う。 『最後の乗客』からのハシゴである意味衝撃

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コビトカバ

4.0正解を求めず自分であれこれ考えて楽しみたい人におすすめ

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館
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メーヤウ

0.5秘密の儀式

2024年10月13日
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難しい

寝られる

夜の図書館に閉じ込められた人たちが行動を起こすか待つかを論じる話。 気がつくと夜の大学の図書館に閉じ込められた男が、そこにいた友人他と共に、かつて上演できなかった「ピアニストを待ちながら」という作品を演じようと練習を始めて巻き起こっていく。 夜の長さがバグっているとか、3年前にとか、訳のわからない世界観で、あの世なのかこの世なのか間なのか…都合よく照明が着いたり消えたりも、衣装チェンジの理由も、彼らの存在も良く解らず。 更にはこれの何が面白いのか、何が言いたいかすら全然解らず、そういう意味では確かに不条理だった。 こういうのは下北辺りの小劇場の舞台劇でやるか、本当に秘密の儀式でやってくれ。

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Bacchus

4.5タイトルなし

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

久々に映画に振り回される体験をしました。 こういうのが自分が「映画」と呼んでたものなんだけどな。 今年映画館で初めて脳みそ使ったかもしれない。 「関心領域」みたいな事なのかな。自動ドアを開けると早稲田の運動の音が聞こえてくる、という。 お芝居が"演劇的"と"日常的"を分けられればよかったような気もするし、故意に全て"演劇"なのかもしれない。 ルックが美しいカット連発。長い移動のカットが見たかったなあ。 主役の顔を捉える事を避けて話を進めていたらどうだったんだろう。 やっぱりカタルシスが欲しいな。 何にせよ、映画見て久々にこれだけ思えた時点で「映画」をちゃんと見ました。 世の中 理解とか共感とかばっかりで、俺はもうお腹いっぱい。映画は芸術だもの。

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kazuyuki