オットーという男のレビュー・感想・評価
全315件中、21~40件目を表示
オットーという男を通して見る「今」
高性能なレジだけど企業都合で機械化されすぎてお飾りの現場スタッフでは対応できないとことか、仕事場でサプライズ退職祝いで用意されたオットーの顔がプリントされたケーキをど真ん中から切る合併したとこから来た社員のデリカシーのなさ、電気の解約でやたら待たされたり解約を月で計算して日割計算せず楽しようとする企業、ゴミの分別などかんたんな決まりすら守れないご近所、それらに対して不快感や指摘をするオットーは、明らかな正論だが「時代に合ってない」ように映っている。
「責任回避の時代だよ」と劇中で言っていた。オットーは、責任回避の時代に合っていないのだ。そんな時代に適合したくないな……と思いました。
線路に落ちた人間に手を差し伸べる前に自分のスマホを手に取る様は、今の日本の報道の仕方がとあんま変わらないなーと思いました。そういう人が撮影してそういう人が読む、類が友を呼ぶ。オットーのような人間を、責任を回避しないように生きる人間を淘汰していく世界へ警鐘を鳴らす映画。おもしろいし見やすいし笑えて涙する。
嫌われ者より近寄りがたい
定年後、亡き妻の元へ逝こうとしてるところにアリソンがタイミングよく現れることでなかなか逝けない、、をくりかえしアリソンや子供達とも関係を構築していく話。
堅物のオットーは嫌われ者というより近寄り方そうな雰囲気だなと観ていて思った。
それでも毎朝話しかけてくれるジミーはいい奴。
ほっこりストーリーではあるけどオットーの過去の話や全体的な雰囲気は想像してるよりも暗め。
ルーベンがオットーの言葉には反応しているのが切なく
最後のお葬式のシーンで泣いているのがグッときた。
タイトルなし
今の日本に必要な人物像を考えさせられた!!
気難しくて孤独な男の話かと思いましたが、それは最初だけで、普通の人よりコミュニケーションがとれる人物でした。周りの人の為に世話を焼いていきますが、悪政がはびこり人心が乱れている今の日本にこそ、必要な人物像だと思いました。
ギャン泣き
ボロボロ泣いてしまった〜
奥さんとの回想シーンを、この幸せに終わりがきたあとの絶望を思いながら観ると切なくて切なくて。
自ら命を断つ理由が「会いたいから」というのも改めて考えるとすごい理由ですよね。
1人の人間のために、そのほかの人間や自身の生活全てを差し出すかつ、死への恐怖に打ち勝つほどその人への気持ちが強いということでしょうから
マリソルはよく笑ってよく泣いて、太陽のような人間だなと感じました。
自分の気持ちに正直かつ、他人にも真摯に向き合うマリソルの人間性がとても好きです。
ただ無理に奥さんの衣類を捨てたり、忘れようとする必要はないのでは?と思いました。
奥さんの面影を感じながらも現状に希望を見出せているならそれで良くないでしょうか。
人の温かさを感じられるので、人間関係嫌になった時に観たい映画です。
タイトルなし
頑固で周りから煙たがられているオジサンが、越してきた隣人の影響を受けて、少しずつ周りと打ち解けていくような分かりやすい展開の作品。
オジサンが偏屈に成っていく切っ掛けと成った事故と奥さんの怪我を最後の最後まで隠す意味がよく分からない。そんなに引っ張るような事だったのかな?じゃあ偏屈に成っても仕方がないか〜とはならん。正直、オットーの事は最後まで好きにはなれなかった。
かたくなっていたオトコ
人生を終わらせたくても出来なかった幸せ者
嗚咽するほどすごく感動した。
単純に「オットー」がどういう人なのか気になって観てみたが、こんなに心打たれるとは思わなかった。
何度も自殺を試みるも、
毎度ご近所さんが訪ねてきて未遂に終わる。
これも天国にいる奥さんの
「まだその時ではない。生きて。」という願いが
そうさせているように感じた。
嫌われ者の頑固親父が、
なんだかんだ仲間を気にかけていて手助けをする。
そんなオットーの周りの人達も
いいキャラしてて良かった。
オットーは悲しい出来事で怒りにとらわれ、
孤独な人生だった。
でも、ご近所さんの
いい友達、
いい親父、
いいおじいちゃんになった。
他人の子でも、息子娘、孫の様に感じたのかもしれない。
最近自分の人生や老後に不安を感じていたからか、
心に染み渡った。(まだ先の事なんだけど)
あと、ご近所っていいなと思わせてくれた、
暖かい作品だった。
「ビッグハート」のくだりは私も涙ながらに笑ってしまった。
頑固親父だけど、でかい心を持った人。
ちょい役の猫もかわいい。
おせっかいもいいもんだなぁ
「怒ってるんじゃなくて悲しいの」
町内イチの嫌われ者。だけど…好きにならずにいられない。
原題
A Man Called Otto
感想
2度のアカデミー賞®に輝く名優 《トム・ハンクス史上》最も泣ける映画
世界的大ベストセラーの映画化!
心が温まる映画でした。
偏屈で堅物なオットーでしたが老夫婦の友人を助けたり、マリソルの運転教官になったり、野良猫を引き取ったりと面倒見がいいです。
そしてにゃんこがかわいい!!
マリソルみたいな陽気で人懐っこい性格のご近所さんほしいです笑
オットーは何回も自殺未遂をするんですが失敗するのは亡き妻ソーニャからまだ生きなさいって言われてたんですね。
ラストの不動産屋撃退はよくやりました!!
人との繋がりが大切だと思える作品でした!
※心臓(ハート)が大きい男
※アブエロ(じいじ)のオットーより
トムハンクス
いい話
ヒューマン映画は時々観なあかん 心を1回洗う
こうるさいおっさんが、どちらかというと余り近所づきあいしたくないおじさんが、過去を振り返り、結局、自殺を図るという結論にいたり何度も試みるがいつも邪魔が入り・・・
迎えに引っ越してきた移民のマリソルと交流?する内に生き方も変っていく素敵なヒューマンドラマである。
トム・ハンクス主演ということで観たが周りの人々もみんないい人ばかりで気がついたらお互い助けられ助けていた。
とりわけ不動産屋を帰らせたシーンは最高に面白く、ここであのレポーターが登場するかと思わずにんまりダ。
マリソルの子供たちもかわいかったがネコちゃんもきっちり存在感を出していた。
トム・ハンクスは好きな俳優の一人でこの作品はかなり自分のなかでは上位だ。
結構、泣かしてもらいました。
私はこの作品好き!
全315件中、21~40件目を表示











