「アブエロ・オットー」オットーという男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
アブエロ・オットー
妻に先立たれ死にたがる頑固ジジイが向かいに引っ越してきたメキシコ人家族との交流で変わって行く話。
曲がったことが嫌いで地域の見回りをし、頑なにルール違反を咎め嘆く爺さん…どうみてもロープはあんたが間違ってるけどね。
そんなオットーのお向かいに少しトロい旦那と2人の娘とバカじゃない妊婦のメキシコ人家族がやって来て始まって行くストーリーで、概ね「幸せなひとりぼっち」と同様の展開だけど、演出の違いか、トム・ハンクスだからか、どうも疲れた偏屈ジジイという感じが余りなく、ハキハキ快活な男という感じがしてしまう。
つくりもこうすれば感動するんだろ?的なアメリカ映画という感じが滲んでいるような…とはいえ、これもメチャクチャ面白かったけど。
個人的好みの問題だろうけれど、自分はスウェーデン版の方が好み。
コメントする
グレシャムの法則さんのコメント
2023年3月12日
そうなんです‼️
Bacchusさんが4.5つけてた映画のリメイク、ということだけで、楽しみにしてたんです。昨日は、花粉症がひどくて自宅謹慎してたので、今日は地下鉄地下道を最大限駆使して、見てきました。
優はないけど良と可ばかりで不可もない安定の出来でした。
mamiさんのコメント
2023年3月12日
とても共感できる感想でした!
トムハンクス版だけを観ると良い作品なんですが、どうにも終始ほのぼのしていて、やはりスウェーデン版の方がよくできていたし、世界観も合っていたように思いますね。過去編のグサグサ響く感じもスウェーデン版の方がすごかったです。