「コメディ俳優としてのドンソク兄貴に頼りすぎ」狎鴎亭(アックジョン)スターダム kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディ俳優としてのドンソク兄貴に頼りすぎ
ドンソク兄貴の映画といえば、兄貴が悪いやつをぶっ飛ばして放り投げるアクションを思い浮かべてしまうが、コメディで見せるちょっと困った顔やアタフタする姿も捨てがたい。
本作は韓国の美容整形のメッカとも言える狎鴎亭で成り上がろうとする2人を描いた物語。なるほど、狎鴎亭ってこんな感じで美容整形のメッカイアギアスになっていったんだなと(フィクションだけど)楽しむことができた。ドンソク兄貴のコメディ俳優としての力量も色褪せていないし。最後のライターの攻防なんかうまくできている。
ただ、悪いやつらがしようとする悪いことが今一つスッキリしない。業界全体のイメージへの影響とか考えてる?って気持ちになってしまう。でも、儲けが出ているところから甘い汁を吸い取ろうとする輩はどこにでも発生するってことだよな。
コメディとして割り切るならば、もう少し笑う要素があってもよかったかも。ドンソク兄貴に頼りすぎなところが逆に残念だ。
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