「プリューゲルクナーベ」私、オルガ・ヘプナロヴァー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
プリューゲルクナーベ
1973年、22歳の時にトラックで路面電車の停留所に故意に突っ込み翌年死刑となった女性オルガ・ヘプナロヴァーの話。
家族から孤立している様に感じ、精神安定剤を大量摂取し、と始まっていくけれど、いつの間にか入院し退院し、家を出てて一人暮らししたい?場面転換が急過ぎて、序盤は少々判り難いし、冒頭の件は13歳らしいけど…。
当時は多様性が受け入れられる様な世情ではなかったであろうし、承認欲求とか被害妄想とかそういうものを拗らせた統合失調症なんだろうけど、描かれ方を見るに狂っているという様にはあまり感じられず…まあ、やったことを考えたら狂っている訳だし、収監されてからは本格的にイってしまっていた様だけど。
自殺願望はずっとあった様だけれど、感情が無な訳でもなく、拗らせた思想を加速させていく感じでもなく、なんだか突然の犯行に感じてしまいどう受け止めるべきなのか難しく感じた。
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いぱねまさんのコメント
2023年7月12日
返信ありがとうございます
尊敬の念を込めて、『シネフィル』の称号を勝手に貴殿に贈らせて下さい^^
私がチェックした作品、全てに既レビューがアップされている圧倒的観賞数の弩級の多さに、畏敬の念しか表現出来ません^^