ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
全351件中、261~280件目を表示
169分のうち9割くらいが◯し合いという振り切り方w
めっちゃ面白かった。
細かい事なんかどうでも良くなるくらいアクションシーンに徹底フォーカスしているので、ひたすら没入して観ることができた。
自分の想像を優に超えてきて感動すら覚えるほど。
ニューヨーク、大阪、ベルリン、パリと各都市それぞれで趣向を凝らした見せ場が楽し過ぎ。
大阪コンチネンタルホテルのトンデモジャパニーズセットでのトンデモジャパニーズ殺陣(超至近距離での弓矢と弓での斬撃wや痺れる伊澤沙織のスタントにサンクチュアリの静内!)、凱旋門の円形交差点でのバトル(目の前で殺し合ってるのに普通に車が走っており、バンバン車に跳ねられる)、サクレ・クール寺院までの階段落ち(何度も落っこちてもう上まで辿り着けないかと)など本当に面白すぎて長尺を感じさせない。
殺し屋と言えども仁義や恩義、交わした契り(ブラザーフッド)が大事なのも良し。
ドニー・イェンのキレのある剣さばきとキアヌのひょこひょこ歩きの対比も楽し。
不死身のジョン・ウィック
ジョン・ウィック主演でお馴染みのシリーズ第4弾のアクション大作。今回もキレキレのアクションは見応え十分で観ているこちらまで声が出そうなシーンも多々ありました。何度も車と衝突したり階段から転げ落ちたり、普通ならもう死んでいるレベルですが、そこはご愛嬌で不死身のジョン・ウィックを楽しみましょう。
2023-148
ちょっと無駄が多すぎるけどアクションは素晴らしい
散々書かれているが、全体的に無駄が多くて間延びしており、そこを退屈に感じる人もいると思います。流石に4作目になるとやることが一本調子で詰まらなくなるのはシリーズものの宿命なのですが、本作は長尺のアクションを増やした分だけそれが顕著に出てしまっています。
とはいえアクションの出来は素晴らしいので、最初からそれだけを求めて観に行くには十分な面白さだと思います。
ギュッと凝縮できていればもっとまとまりの良い作品になったんじゃないかな。
アクション映画を一つ上の次元に高めた意欲作
恐らくシリーズ完結編となる今作では、ジョン・ウィックという作品を一つのジャンルにまで昇華させたのではないかと思います。
その要の一つにドニー・イェンの存在があります。彼の過去作はほぼ観ていますが、まだ引き出しがあったのかと驚かされました。多くは語れませんが是非劇場でご覧ください。
また、長回しの戦闘シーンが相変わらず多く、特に見下ろし視点でジョンがショットガンの弾薬を焼夷弾にしたドラゴンブレス弾で敵を次々と倒していく場面はほぼワンカットで撮られています。
オリバー・ストーンがこのシリーズを「映画というよりゲームだ」と批判していたそうですが、明らかにゲームからの影響を隠していません。恐らくこの見下ろしシーンはホットライン・マイアミというゲームを参考にしているのではと思います。
スーツ一枚で銃弾を弾いてしまったり、ジョンの異常な耐久力・回復力など荒唐無稽な点も否めませんが、カメラワークやテンポ、クリエイティブな殺害シーンは暴力を芸術の域にまで高めているのではと思います。日本人キャストやスタッフが作品づくりにおいて重要な部分を担ったのも嬉しいところです。
かつて『イップ・マン 完結』でドニー・イェンを苦しめたスコット・アドキンスが特殊メイクで巨漢のギャングを演じており、巨体から素早い攻撃を繰り出すのも注目ポイントです。
とにかく斬新なアクションとドニー・イェンを観たい方にお勧めです。
うーむ!?
ストーリーは破綻しているが、ここまでというほどアクションを貫いた。
ウィックはランボーと化し、イップマンは座頭市、ラストサムライは高倉健、カーチェイス、バイク、香港やジャポニズムの力を借りて飽きさせない工夫。
家族愛や義理と人情を表出するも、権威・金・恨みの呪縛からは抜けられない。
アクション娯楽なのか、何かの思いを込めているのだろうか?
ガンアクションだけで180分魅せるってすごい。
4作目がいちばん凄まじいアクション。凱旋門のシーンなんてピンボールマシーンかよ、ってくらいで笑うしかない。任侠の世界も描いてなんとも痛快。まだ回収し切れてないネタがあるけど今作は今作で大満足。
エキゾチック・ジャパン
ジョン・ウィック・シリーズ第4弾。
主席連合を敵に回したジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)はヨルダンで首長(ジョージ・ジョルジウ)を倒すが、追及の手は止まらない。主席連合から全権を委任されたフランス貴族のグラモン公爵(ビル・スカルスガルド)は、ジョンを匿ったとしてニューヨーク・コンチネンタル・ホテルのコンシェルジェのシャロン(ランス・レディック)を粛清し、支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)を追放し、ホテルの建物自体を爆破。さらに、ジョンの旧友の盲目の殺し屋ケイン(ドニー・イェン)を、娘の命と引き換えに現役に復帰させて、ジョンの追跡に当たらせる。
ジョンは日本に逃亡し、旧友の大阪コンチネンタル・ホテル支配人シマヅ(真田広之)を頼る。シマヅの娘でコンシェルジェのアキラ(澤山理奈)は主席連合に歯向かうことに反対するが、シマヅは友情を優先。だが、ここにもグラモンの手が伸びて、シマヅはケインに殺害されてしまう。
シャロンを殺害されたウィンストンはジョンに、主席連合の古式に則ってグラモンとの一対一の決闘に持ち込めと知恵を授ける――といったストーリー。
大阪のシーンの一部は実際に道頓堀でロケしたようだが、ホテルの場面は「初志貫徹」というネオンサインが夜空に輝いているなど微妙だ。シマヅの子分のヤクザたちが、ダンビラはとにかく弓矢や手裏剣を武器に戦うというのも、どうなのかな。グラモンの戦闘員たちの装束も、戦国時代劇の雑兵を意識したような意匠。とはいえ、シマヅが仁義に篤い漢に描かれているのは胸アツだ。
ラストは「ジョンはどうなっちゃったの?」という感じだが、チャプター5の準備が発表されているから、実は……ということなんだろう。
アウチ
130本目。
長いのだけがなぁと思ってたけど、そんな事は気にする事なかった。
アクション多めで飽きる事なく観ていられるし、アウチアウチで、こっちまでアウチ。
それにしても、哀愁がよく似合う。
エンドロール前の終わり方は、敢えてそう思わせてると、自分は思っている。
緻密に構成された画面に感服
chapter4まで続いたアクションムービーシリーズ
2から、枷が外れて何なんだこの世界は?となってましたが、それを極限まで振り切ってアーティスティックに昇華させたのは本当に見事。エスタブリッシュメントな侯爵とジョンウィックの対比もとてもわかりやすいし、何より驚いたのは暗いシーンでもアクションがわかるところ。誤魔化しがきくから、そこは手を抜きましょうではなく、真っ向から向き合う姿勢はキアヌを座長として、チームでやり遂げた感じはします。
ドニーや真田広之、あと金星はリナサワヤマさん。あと動けるデブさんらメインアクターが場を盛り上げてくれたこと。彼女はスターになるでしょうね。
苦言は169分あるのにポストクレジットはやめてくれ、くらいかな。
4ドッグス
映画館で見るために今までのさん作品を一気見したのですが見ていてだんだん感覚がおかしくなってくるのですよ
もしかしてこの作品はコメディじゃないのかな?
ジョンは普通なら何度も死んだ出るはずなのに立ち上がる
何度車に跳ねられても立ち上がる
何度高い所から落されても立ち上がる
撃たれたって撃たれたって死にゃーしない
相手の頭からは常に血しぶきが
三作も続けて見ると自分がサイコパスじゃなかろうかとも思ってしまいます
どんどんジョンに殺されていく人達のことも人と思わなくなっている
待てよ、この手の作品のやられる側は私の中では仮面ライダーの戦闘員と同類に認識されているのか?
しかしそんな彼らにだって幸せになる権利はあるはず
主役より何かの能力が優っていてやられる可能性だってあるはずだ
いかんいかん、そうな考え方をしながらこの作品を見てしまったら自分のわがままで大量殺戮をするジョンになってしまう
もっと映画を楽しく見るように心掛けなければ
ジョン・ウイックの4作品で「犬」の存在が大きいですね
『マッドマックス』の犬を思い出します
復讐者の相棒には犬が似合うものなのですね
キアヌの落ち着いたヒューマンドラマ見たいです
『イルマーレ』みたいな映画
もう、そんなに人を殺してほしくないです。
『キアヌ・リーブス』にとっての幸せな時間
家族への愛情で始まった物語は、
やはり家族への愛情で終わる。
とりわけ今回は、互いの家族への情愛がせめぎ合い、
他者に害を及ぼす結果に。
また、それを人質に、政争に利用しようとした者は
滅びの道を進むのも過去の倣いの通り。
百八十分に近い長尺。
おそらくその半分ほどが戦闘のシーン。
にもかかわらず間延びした印象は受けず、
手に汗を握りながら没入すれば、
あっという間に時は過ぎ、
その長さをいささかも感じさせることはなく。
映画的な時間の流れを
緩急を自在につけての表現が際立っており。
もっとも、演じている『キアヌ・リーブス』にしてみれば、
これでも足りぬとの想いではないか。
〔座頭市〕リスペクトとも思える『ドニー・イェン』との相対。
もっと長い時間を演じていたかったろう。
『ドニー』と『真田広之』の擬斗も同様。
それを現前に観られる至福にひたる。
そして自身のアクションをも存分に披露し
映画人として満足の行く結果だったに違いない。
そうした中でも、屋内での俯瞰のシーンは
見事の一言に尽き。
コンマ何秒のズレも許されない
精緻な計算をし尽くされた世界。
尚且つ延々の長回しで表現されれば、
もう鳥肌モノ。
パリの凱旋門での、
迫り来る車の合間を縫って繰り広げられる場面も同様。
車両にがんがんと衝突するスタントのあまりの激しさに
怪我人が続出したのでは?と
違うことに気がそぞろになるほど。
それは220段の石段で待ち受ける
「階段落ち」のシークエンスにとどめを刺す。
〔蒲田行進曲〕を遥かに上回り、
「コサック」との言葉も出て来ることから
「オデッサの階段」をも彷彿とさせるのだが。
追う側の理屈は、
組織基盤の維持に加え、
内部での政争の道具の意味合い。
対して追われる側に力を貸す理由は、
家族の愛情と共に男同士の友情で、
それがもう一つの旋律。
互いへのリスペクトに裏打ちされたそれが阿吽の呼吸で発露した時に、
物語りは幾つものターニングポイントを経て大団円に至る。
日本編だけ浮いてる。
武器として刀はいいとしようでもさ、
サムライ・ニンジャ・スモウ…もういい加減やめない?
舞台の日本編が終わってからしばらくして
日本のシーンって何だったんだろう?要らなかったんじゃないのか?と、ふと考えてしまっていた。
真田さんはスーツで見たかった。絶対そちらの方がかっこいいじゃん!!
部下もスーツに刀と銃でよろしい。
観終わって…世界各国で闘うより、アメリカ国内のみの方が
ジョン•ウイックという主人公と作品には似合っているのではないのかと感じた。
お腹いっぱいになるまでアクション
もうストーリーなんて大して重要じゃなくて、ひたすら格闘アクション。
お互いピストルの弾を通さない防弾服を着てるから、その分アクションが長いんですよ。
お腹いっぱいになるまでアクションを堪能できます。
ちょっと様式美が過ぎるかな。
ドニーを味方に出来るかが攻略の要
2023年劇場鑑賞220本目。
ドニー・イェン好きとしてはジョン・ウィックの新作というよりドニーの新作として楽しみにしていた今作。
トリプルX再始動では完全にヴィン・ディーゼルを食っちゃっていましたが、今作は盲人の達人という設定。ローグ・ワンでもうやったでしょその設定!
おかげで若干アクションに制約がかかってキアヌや真田広之と互角に戦うのに説得力が出たので仕方ないか・・・。
もうドニー味方につけて追手かけてくる首席皆殺しにしたほうが早いんじゃね?と思いながら観ていました。
賛否の分かれるラストとエンドロールの後の映像ですが、完結編とはどこにも書いてないんですよね。完結編の第5作、お待ちしています。
完結編にふさわしい。
納得のエンディングでした。
ただ、ちょっと長いかな。
面白い観せ方(魅せ方)の格闘シーンいっぱいだったけど
ちょっといっぱい過ぎ感が…お腹いっぱいです!
ハイテーブルのお偉いさん達が続々出てくるかと期待したけど。
あと、大阪のシーンはサービスですね、悪くないけどいつもの
ハリウッドが見たNipponでした。
考えずに感じよう
アクションシーンの満漢全席フルコースが、次から次へとテーブルに並べられて行く。
とっくにお腹はいっぱいなのに、わんこそばの如き勢いに満腹中枢がやられ、もはや込み上げる胃液と脳内麻薬の区別がつかなくなって来た。
長丁場なのに飽きが来ないのは、各シーンそれぞれに独自の個性が感じられたから。
それはまるで、過去に映画史を彩って来た様々なアクション映画の傑作シーンを、キアヌ・リーブスを通して再確認しているような。
もしくは、自らが40数年かけて鑑賞して来た全てのアクション映画の記憶を、走馬灯で振り返っているかのような。
途中3回ほど、ふと我に帰り、「私は一体何を見せられているのだろう」と気付いてしまうのだけど、この作品を愉しむのにもはや思考は邪魔でしかない。
ただ感じよう。
キアヌ・リーブスという男の凄味を。
そして焼き付けよう。
ジョン・ウィックという男の生き様を。
彼が傷だらけの背中に負うのは、我々映画ファンの夢と希望の「consequence」なのだから。
(大丈夫です。書いてる本人も良くわかってませんから)
この映画を観た後の男はウザいで賞受賞。
堅苦しい言葉を題名にしたが、俳優業としてはもうベテランで何でも出来る彼が制作総指揮で「自分はこういう風に映画を命をかけて撮りました」ってのがヒシヒシ伝わる傑作です。
3時間と少し長く途中間延びする瞬間もあるが、ガン・フーアクションによる殺陣の見せ方、バリエーションはシリーズ中最高で最後まで魅せてくれます。
とにかく美術が凝りに凝ってるし、絵になる。
場面展開が早いですが、光や色の使い方、音、哲学が流れ、場面場面がアートです。
またキアヌが日本好きってのがヒシヒシ伝わってきます。
コンチネンタル大阪や電車が、ジョンウィックの世界観に合わせて脚色されてますがその塩梅が非常に素晴らしい。
最近の海外の映画って日本撮るのうまいなぁとしみじみ思います。
この作品は多く語りたくなり収拾がつきません。
見終わった後は映画を語りたがる男の典型みたいになります。
デートには向いてないかもしれませんが、ウザがる彼女や奥さんにネチネチ話すまでがこの映画とセットだと思います。
ぜひ大きな画面で大音量で鑑賞する事をオススメします。
3時間で200人?
本作に合わせて前3作も一気に鑑賞。これまでもひたすら殺して逃げてるだけなのに飽きなかったから、3時間あってもいけるかな。。と思いつつ、飽きた時に備えて殺された人数を数えてみる。
数えたのは大阪ベルリンパリでざっと200人くらい、もっといた気もする。。クレジットのスタントさんがざっくり70人くらいに見えたから、一人3回位殺されてるのかな。。いやあほんとすごい。いくら撃たれても防弾スーツが万能だから、撃ち合いして、近接戦してから頭を撃つしかなくて、大変大変。
死にすぎだし、階段は転がり落ちすぎだし、犬の攻撃とか結構笑ってしまうところもあった。あと謎に仲間内で名前を呼ばれたら必ず呼び返すあの制度。ルールなのかしら。気になり出したら笑えてきた。ということで長いがそれなりに全部楽しめた。俯瞰の戦いシーンも目新しくて楽しかった。
最後はなるほどそうくるかと感心して遂に完結かと思いきや5作目の話をしている人がいるね。。ということは??またあの疲労感を味わわなければいけないのか。。楽しみです。
真田さんの英語がしばらく見ない間に上手くなってた。むしろ日本語のセリフの方がやや不自然なような。。かっこよかったです。
キアヌも全然衰えず!映画の時間軸では一作目から多分1-2週間の間の話よね?3作分の怪我や疲労もあるだろうに。笑 すごすぎる。
キアヌのヌンチャクさばきに大爆笑!
本シリーズの魅力は何かと考えた時、それはまぎれもなくキアヌリーブスの不器用で無骨なアクションに他ならない。キアヌが真剣にアクションに取り組めば取り組むほど何かカッコ悪く感じてしまう所があり、しかしそこは真面目に取り組んでいるからこそ非難する気になれないというかむしろその「カッコ悪さ」こそが魅力なのではと。
さらに今回は真田広之、ドニーイェンといった本格アクションスターが芸術的とも言えるパフォーマンスを見せてくれたのがキアヌとは対照的な絵作りになっておりキアヌのカッコ悪アクションがより際立っていたのではと思った(もちろんいい意味で)。
そんな魅力は本作でもてんこ盛りで提供され、どのアクションも手抜き一切無しで一級品に他ならないが、まるで高級料理を食べきれない程次々に出されるかのようにアクションの洪水に満腹になってしまった事で、後半やや凄いはずのアクションがあまり凄いと感じられなくなってしまいそうになった。
凄いものを3時間近くも見せ続けられると見ている側としては感覚が麻痺してしまうというか、やはり作品としてのメリハリは必要なのではと感じずにはいられなかった。何なら中盤の大阪篇で一旦幕を閉じて2部構成でもいいのではとさえ思った。
しかし映画としては決してつまらないわけではなく前述のとうり一つ一つのアクションシーンは凄いクオリティで、超ロング階段落ちや、部屋の上からのワンカットでの撮り方等、新しさもあり、そして全体としては西部劇をやりたかったんだなって所も粋で良かったし満腹ではあったが充分楽しむ事が出来た。
上映時間が2時間くらいなら間違いなく文句なしの名作になっていたと思う。
あとキアヌリーブスにいたっては「マトリックス」以外のシリーズ物として自身の代表作に本シリーズを加える事が出来ているその功績には見事だと言わざるをえない。
全351件中、261~280件目を表示