ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
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なかなか人間ってしぶとく生きますね…
映画が始まる前に、ジョン・ウィックシリーズの内容が簡単に流れたのが凄くありがたかったです。
やっぱりアクションが最高でした。
あとエセ日本と真田広之の相性がとても良かったので、もっと真田広之の戦闘は見たいのが本音です。
映像の取り方も良くて、最後室内での戦闘を上空から撮影している場面はとてもワクワクしました。
それに犬が可愛い。
犬を含めたキャラ達の戦闘力と生命力が高いので殴られても撃たれても落ちてもなかなか死にませんでした。
いや、本当に、なかなか皆死にません。
途中「なんでこいつらまだ生きてるの??」と言う疑問が出てくるほどジョン・ウィック含めた全員がなかなか死ななかったです。
終わり方も納得がいくもので、これ以上、これ以外ない終わり方でした。
生に執着したら死がやってきて、死に執着したら生がやってくるもんですね。
悲しき運命
大好きで止まない、キアヌ・リーブス主演のジョン・ウィックシリーズ。これまでは、ジョナサンが完全なる主人公としてストーリーが展開され、通称・ガンフーと呼ばれる銃とカンフーを掛け合わせた殺戮シーンが、あまりにも美しいと話題を呼んでいた。本シリーズは低予算で始まっており、1の世界的大ヒットにより、毎度の如くスケールをアップさせながらも、1を忘れないキアヌとスタッフの思いがファンの心を鷲掴み。そんな映画シリーズも、気づけば4作品目。実は、映画館で見るのは初めてということで、かなり期待してこの日を待っていた。
というのも、本作ではキアヌ・リーブスを初めとする、アクション好き、映画好きにはたまらないキャストが勢ぞろい。我らの真田広之、現代のカンフースター・イップマンことドニー・イェン、そしてペニーワイズでお馴染みビル・スカルスガルド。この面々が同じ映画で会話をしていると言うだけで、脳がショートしてぶっ倒れそう。予告公開時にたまらなく興奮したわけだが、それがついに劇場で見れるという幸せ。本当は公開日に見たかったのに、時間が合わず断念。日をずらしたからには、もちろんIMAXです。お待たせしました、ようやくレビューに入ります。。。
お分かりの通りです。
何なんですか、今年2023年は。「Babylon」「Dungeons&Dragons」「The Super Mario Brother movie」「Guardians Of The Galaxy Vol.3」「FastX」「Indiana Jones and the Dial of Destiny」「Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One」、そして本作「John Wick: Chapter 4」と、洋画大作が面白過ぎる。1年でこんな贅沢、あっていいのでしょうか。いや、勿体ない。4年くらいに分けて欲しかった。感動と興奮が消化しきれない。今年のランキング、付けろという方が無謀だ。
まず、声を大にして1番に言いたいのが、
〈〈〈 大阪の描写、良すぎ!!!!! 〉〉〉
他国が日本を舞台とする場合、大抵ダサくて品がなくて、やたら滅多らなチャンバラになりがち。だけど、本作の日本はビッッックリするほど美しいし、同じ日本なのに、知っている街なのに、照明・美術・カメラワークのおかげで、見ていて信じられない高揚感が得られた。日本語カタコト野郎がいないのも最高。というか真田広之、腰抜かすほどカッコイイ。大阪を舞台にして、見たかったものを期待以上に実現してくれたし、ただの観光ムービーに収まらず、ストーリーにおいても重要なパートとなったことがシンプルに嬉しい。ジョン・ウィックと島津の会話もいいし、親子の会話も染みる。もう、この時点で星5では物足りない。
キアヌ・リーブス×真田広之がまさかの前菜。メインディッシュとデザートには、ドニー・イェンとビル・スカルスガルドが待っている、胃もたれで2日はダウンしそうな豪華ディナー。これまた、ドニー・イェンも足をじたばたしたくなるくらい最高なんだよなぁ...。彼が演じたのは、盲目の元殺し屋・ケイン。このキャラクター自体ジョン・ウィック史上、ダントツ1番で好き。そもそも、ドニーがこんなに繊細な演技ができる人だったんだと、ひとまず驚き。流石、現代のカンフーマスター。身体の動かし方のキレが、この映画に限らず、他のどの役者とも比較しようのないほどヤバい。こんなにも気持ちのいいアクションを見せてくれたら、今後アクション映画に出演する俳優たちが可哀想じゃないか。どうしてくれるんだ。もっとやってくれよ。
このケインという人物が、どれほど本作に大きな影響をもたらし、多大なる貢献をしたかは言うまでもない。ビル・スカルスガルドの侯爵も冷酷非道で、シリーズにガッチリハマっている好キャラだったんだけど、完全にケインが食っていた。なんなら、ジョナサンと主人公争いしそうな程。ネタバレなしなのであまり深いところまで言えないけど、普通に涙出たよね。ラストも含めて、このシリーズが好きでよかった、なんなら映画が好きでよかったとまで思えたし、エンドロール後なんて、もうなんと言ったらいいのか...。とにかく、ケイン主人公の映画をジョン・ウィックユニバースとして作って欲しくなったし、間違いなく今年見た映画で1番に好きなキャラクターでした。
何も考えずに楽しめるアクション映画として知名度を高め、人気を博してきたこのシリーズが、最後の最後に行きつく先がこれというのが、もう震えが止まらない。169分という長尺を全く感じさせず、しかしながら見応えは10000%。作中に散りばめられた多くのギミックが我々観客の五感全てを刺激し、この世のカッコイイを網羅しながら、アクションにおいてもドラマにおいてもこれ以上は考えられない、完璧で最高の名作。1シーン1シーン、感謝を述べ、感想を書きたい。そのくらい、想像を遥か遠く超える大大大傑作でした。
...ありがとう
キアヌ、ホンマにありがとう!!!
これぞジョン・ウィック
スクリーン2
いつもは後方右端に席を取るのだが、今日のスクリーン2は特殊な造りらしいので、ネットでベストな席を調べ最後方の真ん中の席を確保
しかし、いつものように上映10分前に到着したのだが館内真っ暗で席がわからない
着席している方々にも迷惑なので、一回外に出て係の人に聞こうと思ったら、なんか始まる雰囲気
扉開けて従業員の男の子に聞いていたら、「おい!始まっているじゃねーか!どうしてくれるんだよ!」と、また一人怒りながらおじさんが割り込んできた
こっちが先に聞いているのに、横でガンガン男の子にからんでいる
こっちにもからんできたので「始まっているよ、早く行け」と促し、最前列誰もいなかったので適当に座る(一応、従業員に確認済み)
案の定、始まっていた
「ま、キアヌーの100人組手を観る映画だから、冒頭はいいや」と思いつつ、最前列は観辛い❗
3時間堪能!疲れたー
相変わらず笑っちゃうくらいのキアヌー無双!(凄すぎて最後笑っちゃうんだよねー)
スタッフ一同お疲れさんの一言ですよ
ドニー・イェンも最後、池部良感あって良かったよー(脳内で唐獅子牡丹が!)
真田広之はもちろん最高なのだが、たまにキアヌーに日本語で話し掛けるのが謎だったが、キアヌーが「迷惑かけて、すまない⤵️」なんて日本語で言っていたから、許す❗
突っ込みながらも極上のアクションを堪能できるいい意味でのバカ映画、ありがとー!
ちなみに開始時間、こちらの勘違いで20分も間違っていた ゴメンナサイ~
ジョンウィックです それ以上でも以下でもないです
階段落ち222段
169分のうち9割くらいが◯し合いという振り切り方w
めっちゃ面白かった。
細かい事なんかどうでも良くなるくらいアクションシーンに徹底フォーカスしているので、ひたすら没入して観ることができた。
自分の想像を優に超えてきて感動すら覚えるほど。
ニューヨーク、大阪、ベルリン、パリと各都市それぞれで趣向を凝らした見せ場が楽し過ぎ。
大阪コンチネンタルホテルのトンデモジャパニーズセットでのトンデモジャパニーズ殺陣(超至近距離での弓矢と弓での斬撃wや痺れる伊澤沙織のスタントにサンクチュアリの静内!)、凱旋門の円形交差点でのバトル(目の前で殺し合ってるのに普通に車が走っており、バンバン車に跳ねられる)、サクレ・クール寺院までの階段落ち(何度も落っこちてもう上まで辿り着けないかと)など本当に面白すぎて長尺を感じさせない。
殺し屋と言えども仁義や恩義、交わした契り(ブラザーフッド)が大事なのも良し。
ドニー・イェンのキレのある剣さばきとキアヌのひょこひょこ歩きの対比も楽し。
不死身のジョン・ウィック
ジョン・ウィック主演でお馴染みのシリーズ第4弾のアクション大作。今回もキレキレのアクションは見応え十分で観ているこちらまで声が出そうなシーンも多々ありました。何度も車と衝突したり階段から転げ落ちたり、普通ならもう死んでいるレベルですが、そこはご愛嬌で不死身のジョン・ウィックを楽しみましょう。
2023-148
ちょっと無駄が多すぎるけどアクションは素晴らしい
アクション映画を一つ上の次元に高めた意欲作
恐らくシリーズ完結編となる今作では、ジョン・ウィックという作品を一つのジャンルにまで昇華させたのではないかと思います。
その要の一つにドニー・イェンの存在があります。彼の過去作はほぼ観ていますが、まだ引き出しがあったのかと驚かされました。多くは語れませんが是非劇場でご覧ください。
また、長回しの戦闘シーンが相変わらず多く、特に見下ろし視点でジョンがショットガンの弾薬を焼夷弾にしたドラゴンブレス弾で敵を次々と倒していく場面はほぼワンカットで撮られています。
オリバー・ストーンがこのシリーズを「映画というよりゲームだ」と批判していたそうですが、明らかにゲームからの影響を隠していません。恐らくこの見下ろしシーンはホットライン・マイアミというゲームを参考にしているのではと思います。
スーツ一枚で銃弾を弾いてしまったり、ジョンの異常な耐久力・回復力など荒唐無稽な点も否めませんが、カメラワークやテンポ、クリエイティブな殺害シーンは暴力を芸術の域にまで高めているのではと思います。日本人キャストやスタッフが作品づくりにおいて重要な部分を担ったのも嬉しいところです。
かつて『イップ・マン 完結』でドニー・イェンを苦しめたスコット・アドキンスが特殊メイクで巨漢のギャングを演じており、巨体から素早い攻撃を繰り出すのも注目ポイントです。
とにかく斬新なアクションとドニー・イェンを観たい方にお勧めです。
うーむ!?
エキゾチック・ジャパン
ジョン・ウィック・シリーズ第4弾。
主席連合を敵に回したジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)はヨルダンで首長(ジョージ・ジョルジウ)を倒すが、追及の手は止まらない。主席連合から全権を委任されたフランス貴族のグラモン公爵(ビル・スカルスガルド)は、ジョンを匿ったとしてニューヨーク・コンチネンタル・ホテルのコンシェルジェのシャロン(ランス・レディック)を粛清し、支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)を追放し、ホテルの建物自体を爆破。さらに、ジョンの旧友の盲目の殺し屋ケイン(ドニー・イェン)を、娘の命と引き換えに現役に復帰させて、ジョンの追跡に当たらせる。
ジョンは日本に逃亡し、旧友の大阪コンチネンタル・ホテル支配人シマヅ(真田広之)を頼る。シマヅの娘でコンシェルジェのアキラ(澤山理奈)は主席連合に歯向かうことに反対するが、シマヅは友情を優先。だが、ここにもグラモンの手が伸びて、シマヅはケインに殺害されてしまう。
シャロンを殺害されたウィンストンはジョンに、主席連合の古式に則ってグラモンとの一対一の決闘に持ち込めと知恵を授ける――といったストーリー。
大阪のシーンの一部は実際に道頓堀でロケしたようだが、ホテルの場面は「初志貫徹」というネオンサインが夜空に輝いているなど微妙だ。シマヅの子分のヤクザたちが、ダンビラはとにかく弓矢や手裏剣を武器に戦うというのも、どうなのかな。グラモンの戦闘員たちの装束も、戦国時代劇の雑兵を意識したような意匠。とはいえ、シマヅが仁義に篤い漢に描かれているのは胸アツだ。
ラストは「ジョンはどうなっちゃったの?」という感じだが、チャプター5の準備が発表されているから、実は……ということなんだろう。
アウチ
緻密に構成された画面に感服
chapter4まで続いたアクションムービーシリーズ
2から、枷が外れて何なんだこの世界は?となってましたが、それを極限まで振り切ってアーティスティックに昇華させたのは本当に見事。エスタブリッシュメントな侯爵とジョンウィックの対比もとてもわかりやすいし、何より驚いたのは暗いシーンでもアクションがわかるところ。誤魔化しがきくから、そこは手を抜きましょうではなく、真っ向から向き合う姿勢はキアヌを座長として、チームでやり遂げた感じはします。
ドニーや真田広之、あと金星はリナサワヤマさん。あと動けるデブさんらメインアクターが場を盛り上げてくれたこと。彼女はスターになるでしょうね。
苦言は169分あるのにポストクレジットはやめてくれ、くらいかな。
4ドッグス
映画館で見るために今までのさん作品を一気見したのですが見ていてだんだん感覚がおかしくなってくるのですよ
もしかしてこの作品はコメディじゃないのかな?
ジョンは普通なら何度も死んだ出るはずなのに立ち上がる
何度車に跳ねられても立ち上がる
何度高い所から落されても立ち上がる
撃たれたって撃たれたって死にゃーしない
相手の頭からは常に血しぶきが
三作も続けて見ると自分がサイコパスじゃなかろうかとも思ってしまいます
どんどんジョンに殺されていく人達のことも人と思わなくなっている
待てよ、この手の作品のやられる側は私の中では仮面ライダーの戦闘員と同類に認識されているのか?
しかしそんな彼らにだって幸せになる権利はあるはず
主役より何かの能力が優っていてやられる可能性だってあるはずだ
いかんいかん、そうな考え方をしながらこの作品を見てしまったら自分のわがままで大量殺戮をするジョンになってしまう
もっと映画を楽しく見るように心掛けなければ
ジョン・ウイックの4作品で「犬」の存在が大きいですね
『マッドマックス』の犬を思い出します
復讐者の相棒には犬が似合うものなのですね
キアヌの落ち着いたヒューマンドラマ見たいです
『イルマーレ』みたいな映画
もう、そんなに人を殺してほしくないです。
『キアヌ・リーブス』にとっての幸せな時間
家族への愛情で始まった物語は、
やはり家族への愛情で終わる。
とりわけ今回は、互いの家族への情愛がせめぎ合い、
他者に害を及ぼす結果に。
また、それを人質に、政争に利用しようとした者は
滅びの道を進むのも過去の倣いの通り。
百八十分に近い長尺。
おそらくその半分ほどが戦闘のシーン。
にもかかわらず間延びした印象は受けず、
手に汗を握りながら没入すれば、
あっという間に時は過ぎ、
その長さをいささかも感じさせることはなく。
映画的な時間の流れを
緩急を自在につけての表現が際立っており。
もっとも、演じている『キアヌ・リーブス』にしてみれば、
これでも足りぬとの想いではないか。
〔座頭市〕リスペクトとも思える『ドニー・イェン』との相対。
もっと長い時間を演じていたかったろう。
『ドニー』と『真田広之』の擬斗も同様。
それを現前に観られる至福にひたる。
そして自身のアクションをも存分に披露し
映画人として満足の行く結果だったに違いない。
そうした中でも、屋内での俯瞰のシーンは
見事の一言に尽き。
コンマ何秒のズレも許されない
精緻な計算をし尽くされた世界。
尚且つ延々の長回しで表現されれば、
もう鳥肌モノ。
パリの凱旋門での、
迫り来る車の合間を縫って繰り広げられる場面も同様。
車両にがんがんと衝突するスタントのあまりの激しさに
怪我人が続出したのでは?と
違うことに気がそぞろになるほど。
それは220段の石段で待ち受ける
「階段落ち」のシークエンスにとどめを刺す。
〔蒲田行進曲〕を遥かに上回り、
「コサック」との言葉も出て来ることから
「オデッサの階段」をも彷彿とさせるのだが。
追う側の理屈は、
組織基盤の維持に加え、
内部での政争の道具の意味合い。
対して追われる側に力を貸す理由は、
家族の愛情と共に男同士の友情で、
それがもう一つの旋律。
互いへのリスペクトに裏打ちされたそれが阿吽の呼吸で発露した時に、
物語りは幾つものターニングポイントを経て大団円に至る。
日本編だけ浮いてる。
武器として刀はいいとしようでもさ、
サムライ・ニンジャ・スモウ…もういい加減やめない?
舞台の日本編が終わってからしばらくして
日本のシーンって何だったんだろう?要らなかったんじゃないのか?と、ふと考えてしまっていた。
真田さんはスーツで見たかった。絶対そちらの方がかっこいいじゃん!!
部下もスーツに刀と銃でよろしい。
観終わって…世界各国で闘うより、アメリカ国内のみの方が
ジョン•ウイックという主人公と作品には似合っているのではないのかと感じた。
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