劇場公開日 2023年9月22日

  • 予告編を見る

「大阪人にツッコまれまくる。でも、面白かった。」ジョン・ウィック コンセクエンス きのこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5大阪人にツッコまれまくる。でも、面白かった。

2023年9月24日
Androidアプリから投稿

楽しい

興奮

舞台となった大阪梅田にて鑑賞。
映画で梅田ロケはしてませんが、エセ梅田が登場。
それでも、映画の舞台となった場所で映画を観るという、ハリウッド映画ではなかなか出来ないシチュエーション。

映画は、これでもかというほどアクション詰め込みまくりの2時間49分でした。

アクション映画で、主人公に弾丸当たらないとか、野暮なことは言いませんが、今作も不憫になるぐらい、ジョン・ウィックはずーっと戦います。
大阪→ベルリン→パリと、色んな人に追い掛けられまくり、殺しまくります。

めちゃくちゃ格好いいのですが、本当に不憫になってきます。

アクション映画好きなので、ちょっとやそっとじゃ、お腹いっぱいになりませんが、最後にはもう要らん…というぐらいお腹いっぱいになりました。

アクション映画って、だいたい美人のお姉ちゃん出てきて、最初は反発しあってるけど、ドンパチしたら、最後はちょっとええ感じになって〜
みたいな流れは皆無の、本当にアクション好きな人の為のアクション映画です。

無口なおっさん(ジョン・ウィック)が、ぼろぼろになりながら、ストーリーもあんまり無くひたすら戦うという映画で、これだけ楽しませるのは、やっぱり凄いと思います。

感想は、面白かった!かっこよかった!ワンコ可愛かった!以上です。

深いことは考えず、ただただ楽しめる映画です。

が、ここは大阪。
大阪人の性なんですかね。
エンドロールが終わった後、周りのお客さんが口々に色々ツッコんでたのが面白かったです。

「車に何回轢かれるねん。死ぬって。」
「もはや、バイオハザードやん。」
「階段落ちすぎ。あんな長い階段、1回落ちたら絶対登りたないわ。」
「あの梅田どこやねん。」

全部心の中で、
(ほんまそれ。)
と思って、私は家路につきました。

きのこ