見知らぬ隣人のレビュー・感想・評価
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異論はあるだろうが僕は面白いと思った。
シチュエーションスリラーとのことだったがほぼコメディ。相当あり得ない状況ではあったが主役の演技力のおかげもあり、少なくとも僕は受け入れられた。エンディングはどういう意味なのかはよくわからなかったが、主人公は根っからの善人なので道を踏み外さないようにと願うばかり。
この男、そもそもなんで隣の部屋で寝ていたのだろう。 そして、スマホ...
この男、そもそもなんで隣の部屋で寝ていたのだろう。
そして、スマホを回収した後、さっさと引き揚げればいいのに、いつまでも現場にとどまって「証拠集め」などという訳の分からない行動をしている。
しかし、それなりには楽しめた。
舞台向きな脚本だと思う
あり得ないシチュエーションで、ありえない話を、無理なくどう展開するかってことなんだよね。
でも無理なんだよ。これでもかってあり得ない設定を入れ込んだら、無理なく解消するのは。
そこを色々と頑張ってやってくんだけど、途中で「これ、原作、舞台なのかな?」と思ったの。ワンシチュエーションで展開する話だし「あさ起きたら死体がありました」っていうシュール展開もありそう。
舞台だったらね、目の前で俳優が熱演してるから「いや、その行動は無理あんでしょ」って行動でも「なんか、こいつなら、やるかも」って気分に巻き込まれるんだよね。でも映画だと、スクリーンの向こう側のできごとで少し醒めて見ちゃうから、無茶な展開は無理なの。
それでも色々なアイデアが次から次へと出てきて、話としてはまとまってなかったけど、面白いなとは思ったよ。
もう少し早めに
基本、コメディベースのサスペンスなんだけど、主人公がいつまでもビビっててだんだん飽きてくる。
二幕目からはテンポも良くなって楽しくなるので、もう少し早めに切り替わると良かった。
真相も分かったようで分からないままなのは、まぁそのくらいで良い、ってことなんでしょうね。
チェ・ヒジンがめちゃくちゃ可愛くて、主人公の気持ちは良く分かった…ww
好き嫌いは他の韓国映画に比べて相当バラバラになりそう。
今年125本目(合計776本目/今月(2023年4月度)20本目)。
久しぶりの「よくわからないタイプの韓国映画」です。
韓国映画といえば、アクションものににせよ恋愛ものにせよ、多少の脱線はあってもある程度はわかりやすいタイプの映画が多いように思います。
うってかわってこちらの映画なのですが、実質的に主人公のいる家(厳密には、アパートの部屋)とそのお隣の部屋だけで95%以上になるのですが、韓国文化をかなり詳しく聞いてくるので、かなり知識を求めてくるように思います。
ストーリー自体はわかりにくい部分がかなりある一方で、上述通り「出てくる場所」がこれを含めて合計3か所あるかないかというレベルで、「場所がわからない」ということはないように思えます。また、時間飛ばしやずらし描写もありません。この意味で好き嫌いというか、理解の度合いがバラバラになるのでは…と思えます。
隣国という事情もあり、多少の文化の違いもあっても、ある程度は推測してみることはできるし、文化の違いもある程度推測してみることができる点は有利ですが、明確にわかりにくい点(韓国で「112」は警察への電話番号です。なお「110」は高齢者・子供等の虐待疑いのコールセンター)もあります。
また多くの方が???にされている点、つまり、USBメモリの件についてはよく調べてもわからず…。この点、この映画の原作タイトルで検索すると、検索サジェスチョンに「… USB」と出てくるくらいなので、韓国国内でも理解が分かれている模様です(映画内では明確な答えもなく、いくつかの説がとなえられているが、映画内では何のヒントもない)。この点、この映画では「USBメモリ」といういう語がキーワードになりますが、この点が不自然な終わり方をするので、続編でもあるのかな?と思うとそれも示唆されない状況。
おそらく文化といえども文化を推測してみることができる日本でも放映されることを想定していないか、あるいは、「続編があるのだが、そのメッセージ性が抜けている」のではないか…と思えます。
採点は下記のように4.7を4.5まで切り下げています。
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(減点0.3/一部の理解がかなり困難)
多くの方が書かれているとおり、「続編があるのかなと思いきやそれを示唆する描写がない」「USBメモリの件(詳細ネタバレ回避)もよくわからない」等、理解にかなり困難をきたす部分があります。
ただ、幸いなことに、映画の中に出るのは実質、主人公の住むアパートの一室とそのお隣とボイラーがどうの(このアパートの大家さんの描写など)といった程度で、「場所が多すぎて混乱させる」「登場人物がよくわからなく多い」というのではないので、減点幅としてもこの程度だろう、というところです。
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おマヌケな主人公を許せるかどうか
それなりに韓国映画を観ていると、韓国と日本の様々な違いに気づくことがある。食や酒に対しての考え方とか人との距離感とか住宅事情とか。玄関の鍵が暗証番号を入力するタイプなのが印象に残る。日本ではほとんど見たことがない。そして警察官の採用試験を受けるのにお金がかかることも韓国らしい。本作ではこんなことがあんな怖い目にあうことになる最初のポイントになっていた。
警察官志望のくせに色々と軽率な行動をとる主人校チャヌ。5年も試験をパスできないのもダメだが、酒癖が悪いのはもっとダメ。さらにスマホを探しに人が死んでいる部屋に戻ったのに、素手でベタベタと触ったり、勝手に推理を始めちゃったりするのもダメだし、かわいい女の子に弱いのはもう最悪。警察官になっても不祥事起こすか問題警察官になるだけだ。
ただ、そんなダメなチャヌだからこそパラパラする展開が生まれるし、少し笑ってしまう展開になったのもたしか。粗いよなーと思ってもそれなりの話に仕上げてるんだから侮れない。ラストのワンシーンだけはどっちなんだ?とモヤモヤするが、それなりに楽しんでしまった。映画じゃなくて舞台向きな脚本だから、日本で舞台化してもいいかもしれない。登場人物も6〜7人でいけるし。
「何もわからない」という迫力
コメディとシリアスのごった煮感はいかにも最近の韓国映画的なのですが、ちょっとそのバランスが悪いなー、という印象はあり。もう滑るスレスレのところで、なんとかシリアス側が踏ん張って均衡を保ってる感じ。もう少し真面目にやっても良かったのかな、と。
一方で「主人公がわからないことは、鑑賞側もわからない」というコンセプトは、『どんでん返し/ネタばらしを最後に見せてビックリスッキリ』が蔓延りすぎている現状に対するアンチテーゼとして、好感が持てるスタンス、意気込み。
「何が起きてるか、全然分かんない」ということが、後半にかけてグイグイと迫力や緊張感に昇華されていく。どことなく『saw』を思い出すシチュエーションなのだけど、枝分かれして進むゴールがまったく正反対。
「18時までに申請したい!」とか「もうお酒飲むのやめる!」とか、主人公の目的や反省が、すっごいしょうもないのもいいですね。目の前の出来事と生活感の落差。
最後の終わり方も、嫌いじゃないです。
なんだろう。まぁそんなもんだよな。的な。
非日常の出来事を誇張せずに、日常に飲み込まれていく感じ。隣の部屋で人が死んでも、まぁなんかこんなもんかもね。みたいな。
30代にみえないのはアッフォだから
32歳の警察官になりたい男が、5回目の試験まで1ヵ月と迫る中で事件に巻き込まれる話。
試験受けるのに金かかるの?と韓国の事情は良く解らないけれど、超絶貧乏な主人公が受験費用を借りようと友人に電話をしたら、飯屋に呼び出され酒を飲まされ?目覚めると自宅の隣の部屋で記憶はないし目の前には死体が!と始まって行く。
前半は大して面白くもないコントの様な、中途半端なドタバタ1or2人芝居をタラタラタラタラ。
最初から主人公が何をしたかったのか良く解らないしいくらなんでもアホ過ぎません?
ラスト30分ぐらいでやっと盛り上がって来たけれど、スタンガンで気絶採用に始まり、いくらコメディ要素が強いとはいえそんなアホの連続過ぎるし、まさかのこれだけですか?な終わり方。
もっとおふざけ全開で行った方がまだ面白くなりそうだし、何なら舞台劇とかの方が合いそうな感じだった。
え⁉️そこで終わり?
出足からもしかしたら?と怪しかったがやはり。設定がずっとアパート一室で途中飽きる。後半バタバタでそこは面白かったけど、終始イマイチな内容。
終わり方も最後そこで?その先は少しみせてよ。あれはなんだったんだ??
超気になるとこで、、、
ハズレ韓国映画でした。
最後に、次へ続くような思わせぶりな一瞬あり 韓国映画によくある、 ...
最後に、次へ続くような思わせぶりな一瞬あり
韓国映画によくある、
エンドロール後にさくっと付け足しがあるのかと持ったら、
無かった
それが全てをぶち壊したような気がする
シチュエーションは良いのだけれど…
何がスッキリしないかって、お隣のカップルがなぜこうなったかがはっきりしないまま終了。メインキャラ達の行動がどれも中途半端になっててストーリーがきちんとできていない気がする。期待しただけ残念。
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