デシベルのレビュー・感想・評価
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適度にツッコミ入れながら楽しめる韓国の王道アクション
日本で公開される韓国のアクションものは一定以上のクオリティが保たれてることが多く、安心して楽しめます。本作もその期待を裏切ってません。
ただし、記者がサッカーの試合を妨害したり、その後行動を共にするところや、ベストのギミックなどはツッコミを入れながらも楽しめました。
ただ、「音に反応する爆弾」という予告時から期待のアイデアについては、物語上の必然性も薄く、あまりその特性が活かされていなかったのが残念です。
設定とテンポの良さで押し切られる
音量に反応して時限装置の残り時間が半分になるという設定は、爆弾が仕掛けられた映画として緊迫感があって面白い。
次々と仕掛けられた爆弾が明かされていく中、主人公が被害を最小限にするために奔走するという流れもいい。テンポがいいし、真相が徐々に明かされていくのも飽きさせない作りだった。さらに途中から手助けすることになった記者とのバディ感もほんのり匂わせたりする。最終的に潜水艦で何が起こったのかという真相も、サスペンスとは別の視点で見応えがあった。
観終わった時、かなり面白かったという感想を抱いた。全体的に作りがうまい。ただ、冷静に考えると疑問に思うこともいくつか。まず犯人の意図。結局何がしたかったのか?説明はあったが、それならば最初にあの家を爆破したことの説明がつかないな、なんて思ってしまった。
そもそも音量に反応して制限時間が半減するという仕掛けも爆弾テロを起こす人間は絶対に作らないものだし。サスペンス映画としての展開を重視した感じがしてしまう。結局楽しく鑑賞してしまっているのだから大きな文句を言えないんだけど。それにしてもあの記者にもう少し何かを優遇してあげてもいいのに!人の子どものためにあそこまでできる人はなかなかいないぞ!
運命の赤い糸
粗いところはあるし、かなりシンプルで大胆な作りではあるけど、テンポよく進んでいって、中々に見応えのあるいい作品でした。まさかの海軍もの。「沈黙の戦艦」が消化不良だった私にとって、これは結構嬉しい。リアリティはさておき、緊張感は「ハント」と並ぶほど。心臓の音が聞こえそうなほど、ドキドキしちゃいました。
音響にはしっかり拘っているようで、"デシベル"の名にふさわしい演出でした。ただ、後半に至ってはほぼ関係なくなってくるのが残念。ナイスアイデアだからもっと擦って良かったんじゃないかな。人間ドラマに持っていかれて、肝心な爆弾の場面が激減。その割に犯人の動機がいまいちだから、こうなるならエンタメに振り切った方が気持ちよかった気がする。最初の爆発なんて目に手を当てちゃったもんね。
良くも悪くも予告通り。
しっかり掘り下げられていた海軍パートは意外だったけど、それ以外は予想の範囲内だった。真面目に作っているから中だるみすることも無く見れるんだけど、その真面目さが故に物足りなくなっちゃってるかも。ガンガンいこうぜ。
最近韓国映画で星4.0以上つけてない気がするな笑
来年は犯罪都市の新作もありますし、1月のマンションを題材にした映画も面白そうなので、これからって感じかな。なにかオススメがありましたら、コメント頂けますとありがたいです☺️
韓流おそるべし
音に敏感な乗り物と言えば…
ネタバレ防止のためか、音に反応する爆弾テロアクションという予告編からは一切伏せられていた設定や展開があり、素直にその意外さが楽しめた。もろポール・グリーングラス監督的な異常に早いカット割と揺れる手持ちカメラのドキドキ爆弾シーンも臨場感・緊迫感があってよかった。
ただ、犯人がなぜ爆弾使うのか、いつどう仕掛けてんのか、話が進むと「デシベル」関係ねーなどなど、いろいろご都合主義があったり…。そもそも裏で動いてる事件の隠蔽についてあまり言及・説明されないことなどで、終わってみるとなんでこんな話になってんの?という気も…。カン副長の妻が爆弾処理班であることの関連性も不明だし、回収されないシーンがあるし…。
ホントはもっと話を説明しキャラを掘り下げるエピソードがあったけど、全部入れたら長いし、アイドル映画要素もあるんだから編集で端折って!とプロデューサーが言い出して、110分に収めたら意味不明で説明不足で辻褄も変なところが出てしまったということじゃなかろうか(勝手な想像)。
まあ、観てる最中はけっこうおもしろかったので★多めだけど、やっぱ潜水艦だけは絶対乗りたくないわ。
韓国映画よ、あんたはもっとできるはず。
RTA落下
韓国お得意のパニックものだな!というセンサーをビンビンに感じながらの鑑賞。あらすじもあまり読んでいませんでしたし、予告も3回見たかなってレベルだったので、今作の本当の題材はほぼ知らないままでした。
まさかの人間ドラマメインの作品…。爆発はするけれどそこまで多くなく、思っていたものと違ったのであまり乗れませんでした。アイドルグループの方々も絡んでいるから、やけに登場頻度が多かったり、主題歌が謎にエモーショナルだったんだなと思いました。
序盤から観る作品間違えたか?って思う唐突な潜水艦のシーンから始まり、そこで沈没するかもーってなって1年経って、と展開はサクサク進んでいきます。
予告やポスターでも大々的に宣伝されていたサッカースタジアムでの爆破は、割とあっさり解決してしまうので、もうここから全然違うものが始まるんだなと思ってしまいました。コナン映画ではここが終盤になり、めっちゃ盛り上がるので、序盤でこの大規模なもの使っちゃうのかーと思ってしまいました。
潜水艦での酸素量の問題で半分しか脱出できない状況下で、誰が残るかという問題はかなりヘビーだと思いましたし、そこはどう描くのかなと思ったらまさかの長い糸短い糸のくじ引きというお粗末なもの。それで生死を決められる身にもなってほしいものです。
そこで泣くななんて言われても泣きたくなりますよ。2分の1の賭けで生きるか死ぬかが決まるんですもん。
そこからの復讐もなんだか納得のいかないもので、言ってしまったら終わりですが、個人的な恨みなら当人に仕返せばいいのに、なぜ大規模で、しかも騒音で反応する爆弾なんてめんどくさいものを使ってまでやるのかと疑問に思ってしまいました。
アクションも何か突出したものは無いように感じました。殴る蹴るだったりはしますが、キレがいいわけでもなく、ただ見方とかを変えてやり合ってるだけの構図は見ていても熱くなるものがありませんでした。
カーチェイスもとりあえず突っ走ってみた感が出ており、カーチェイスの傑作が揃う韓国映画の中では印象には残らなかったです。
キム・レウォンさんは多く映画に出演されていますが、自分は今作で初めましてでした。表情の変化が乏しすぎて、緊迫したシーンでもなんだかそうでもないんじゃない?と思うところが多々ありました。
ビルから順に落下していくシーンとか痛いはずなのに、特段表情が変わらないので、不死身の類かと思いましたが別にそんな事は無さそうでした。ただこのRTA落下シーンは大好きです。
もっとド派手なものか、もっと緻密な韓国映画が観たいと常々思っていますが、どうしても韓国の感動ドラマは肌に合わないみたいです。
鑑賞日 11/13
鑑賞時間 9:20〜11:20
座席 J-12
海の恨み
逆恨みしすぎ
韓国・釜山の一軒家が爆破される事件が発生した。その後、元潜水艦の副長カン・ドヨンのもとに、犯人から一本の電話がかかってきた。次のターゲットはサッカースタジアムだと知らせ、通報したり観客を避難させたりしたら、爆弾はすぐさま爆発すると脅してきた。仕掛けられた爆弾は周囲の騒音が一定のデシベルを超えると制限時間が半減するという特殊なものだった。ドヨンは満員の観衆で埋め尽くされたスタジアムへ行き、仕掛けられた爆弾を捜索したが、VIP席で爆発が起きてしまった。犯人は誰か?、なぜドヨンを脅迫してきたのか?という話。
潜水艦の酸素量の関係から半分が生きれないと考え、くじ引きしたのは良かったのか悪かったのか。その出発点から疑問が残る。
その後、弟と入れ替われなかった犯人が逆恨みして犯行に至るのだが、関係ない人を巻き込む理由がわからない。
もっと他に復讐の仕方があるだろ!って思った。
ストーリーに?が付くとその他が良くてもイマイチに感じた。
痺れた‼️
爆弾映画で泣かされるとは…
ラストシーン最高に良かったです。
韓国映画は外さない
また観たい!
バランス
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