「運命の赤い糸」デシベル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
運命の赤い糸
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てっきりスタジアムでの爆破テロを防ぐアクション作品だと思っていたのに、何だか拍子抜け。爆発物処理班であるドヨンの妻だったり、設定でさえもこじつけがましいので徐々に興味が薄れていってしまった。
目新しいのは10dB以上になると爆発するという時限爆弾。そしてGPSを使った「連理の杖」状態の爆弾というところだろう。さらに警察が一切出てこない。海軍を中心とした秘密事項だらけの世界。しかも記録に残してないとか・・・
無関係の人を巻き込む爆弾テロというのは絶対に許せない行為だが、その前に家族を失った者がその敵討ちをする過程で命の尊厳を考えないところが問題だ。やってることは多くの民間人を殺す戦争と根が同じ。自国民を救うことが軍人の本分ではないんだろうな。潜水艦の密室劇にこだわってくれたほうが楽しめたと思う。
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