「爆破テロの作品と思いきや、究極の選択を強いられた人間ドラマ満載の韓国映画。 本年度ベスト!!」デシベル イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
爆破テロの作品と思いきや、究極の選択を強いられた人間ドラマ満載の韓国映画。 本年度ベスト!!
思ってもいないストーリーで期待以上の展開に満足度は高め!!
あらすじにも予告編にも無い潜水艦のシーンからスタート。
米国との合同軍事演習から帰還する潜水艦がある理由で海底に座礁。
その潜水艦から生還した元海軍副長のカン。
爆弾処理班の妻と娘。
この3人を軸に進むストーリー。
前半はカンが爆破テロ犯に翻弄される感じの展開で緊張感があり目まぐるしい。
娘が誘拐されテロ犯からの電話の指示でカンがあらゆる所に仕掛けられた爆弾を排除していく展開。
一定の音量を上回るとタイマーが起動する爆弾。
サッカー競技場やプールや公園など、人が多く集まる施設に仕掛けられた爆弾に手に汗握る展開の連続。
サッカー競技場で観戦していた親子に協力を求め試合を中断させる場面が唯一笑えるシーン。
この手の映画は主人公が爆弾に巻き込まれないのがお約束だけど、本作では巻き込まれるのが新鮮。
爆発音にビビって席から跳び跳ねる自分がメッチャ恥ずかしい(笑)
ぶっちゃけカーテンを開ける音でもビビってしまった(汗)
その後、その父とカンがバディとなりテロ犯を追いかける感じ。
その父がバディとなった理由も納得。
中盤から潜水艦の座礁事故から生還した理由が明かされ、テロ犯の犯行理由を知る事になるけど、その理由が泣ける。
誰も悪いことはしていないだろっ!
と言いたくなる。
爆破テロ6割、潜水艦4割って感じの構成で「潜水艦映画にハズレ無し」って言葉が適用されても良い程、満足度は高かった!
潜水艦のシーンだけでも映画として成立する作品!
1本で2つの作品を観れた感じのお得感も良かった(笑)
ラストのワンシーンで知って驚く事実はかなり衝撃的!!
その事実が残酷過ぎて大粒の涙が流れてしまう。
爆弾が仕掛けられた場所が人目につく場所が多目。
どの様に仕掛けたのか?
知りたくなります( ´∀`)