アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
アンドレ・デラックス♥️なんだろうね。
「アイリス・アプフェル」
と
「ダイアナ・ブリーランド」
現在はアンドレ・レオン・タリー見たいな雰囲気がニューヨーカーなんだろうね。
まぁ、21世紀のファッションリーダーは女性なんだろう。当たり前だよ。自分達の着る服なんだから。当たり前だよ。
脱黒入白じゃないだよね。
彼等の姿をみて、日本人は脱亜入欧してしまう。
彼等にはれっきとしたアイデンティティが根付いている。
アメリカ合衆国国民としての
ナショナリズムも黒人にさえ芽生え始めている。
だから、なんでまた合衆国国民はババのカードを引いたのか実に不愉快に思う。
祖母の愛の賜物
ファンション界のレジェンドのドキュメント、ファッションには正直、あまり関心がないのですが、副題の美学の追求者というところに興味をもって鑑賞。
確かにアメリカ南部出身の黒人がファンション界のレジェンドにまで登りつめたのは奇跡に近い驚きですが、名門ブラウン大学でフランス文学の修士号を取っていますので相当な秀才、努力の人だったことは確かです。フランス語に堪能ということはファッションの本場フランスで活躍できた原動力でしょう。
彼のケープの多いコスチュームはなんとなく威圧的で好みではありませんし、彼が称賛するものもあまり共感は持てませんでした、ただ、彼の成功を支えた人格、価値観の形成に祖母の存在、愛情が大きかったことは確かでしょう。驚くのは祖母は彼の誕生日にクリスチャン ディオールのパジャマを贈ってくれたとのこと、おばあさんは只者では無かったことが伺えます。そもそも彼を敬愛する仲間たちが死を悼んで作ったドキュメントですから称賛ばかり、生涯、独身だったのは謎でした・・。
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