「【この世で最も黒い絵】・・・呪われた絵の秘密」岸辺露伴 ルーヴルへ行く 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
【この世で最も黒い絵】・・・呪われた絵の秘密
サービス満点の多層的な構成で全く飽きさせない!!
ドラマの映画化作品として、原作者・荒木飛呂彦の
「岸辺露伴ルーヴルへ行く」の完全映画化。
最後の最後まで楽しめる原作を多層的な脚本で魅せる。
偏屈そのものの岸辺露伴に扮する高橋一生の存在感と魅力。
ドラマシリーズをちゃんと観てなくても楽しめます。
ただし「ヘブンズ・ドアー」の見せ方はちょっとドラマより意味深。
「ヘブンズ・ドア」の仕組みはドラマの方が分かりやすい。
ドラマを2話だけ観たのですが、「ヘブンズ・ドア」=その人の人生が
一瞬にして本のページになる。
それも顔の上に、目と鼻と口をくり抜いた白い紙が現れて
本となって何枚ものページが、現れる。
それを露伴がめくる様は正に珍妙で面白いのだ。
この映画では、そのシーンが分かりづらい嫌いがある。
それにしてもよく出来た映画だ。
お楽しみその
①露伴先生の若き日が見れる。
青年時代の露伴役は長尾謙社。
なにわ男子の長尾は国宝級ハンサムに選ばれただけあって
とても美しい。
初恋の謎の女性・奈々瀬(木村文乃)がとても影があり
ミステリアスです。
お楽しみその
②ルーヴル美術館がチラリと見れる。
豪華絢爛な金張りの宮殿のような部屋も見れる。
学芸員や警備をするのが、実は消防士である・・などの情報も
新情報だ。
お楽しみその
③なんとこの映画は時代劇も楽しめるのだ。
正に和洋折衷。
250年前の絵師・仁左右衛門の描いた【黒い絵】こそが、
全ての始まり。
謎の絵師・仁左右衛門をなんと高橋一生のが演じているので、
一人二役を見る感覚で楽しめる。
基本的には推理ものにオカルトとホラーを組み合わせた内容にも
新鮮味がある。
空気を読めない編集者の泉京香(=飯豊まりえ=泉鏡花?)が
コミカルで可愛い。
漫画の実写版としての完成度は高かった。
琥珀糖さん
共感&コメントをありがとうございました。
(^^)/
白石加代子さん インパクトありましたね。
インテリアもステキでした。
ドラマもご覧になられたようですね(≧▽≦)
映画は、パリロケ
ルーブル美術館 行ってみたいです。
ラストは、時代を超えた悲しい物語でしたが
木村文乃さんが妖艶で切ない感じの演技
私は、良かったと思います。
「ヘブンズ・ドア」
最初は、驚く事でしょう。(#^.^#)
>岸辺露伴に扮する高橋一生の存在感と魅力
同感です(´▽`)
飯豊まりえさんも可愛かったですね。
今、テレビドラマも観ています。
「何曜日に生まれたの」
テーマ曲の洋楽
「バス・ストップ」が好きで(^^)/