「露伴はセクシーだが、メイン女性キャラの描写が今ひとつ」岸辺露伴 ルーヴルへ行く REOさんの映画レビュー(感想・評価)
露伴はセクシーだが、メイン女性キャラの描写が今ひとつ
ドラマ版、原作漫画も履修済みで鑑賞。
高橋一成さんの演じる岸辺露伴は完璧。また一成露伴の長い指、いい感じに筋肉質な腕や首筋などのセクシーなビジュアル面がスクリーン一杯に映し出されるのでかなり目の保養になります。
ただ本作のメインキャラであるナナセが露伴の青春時代に思い入れのある人物なのにも関わらず、一成露伴を上回る程の色っぽさが無かったのが残念。(そういう演出だったのかもしれませんが)
改めて思うと、六壁坂やホットサマーマーサなど、蠱惑的な女性がメインのエピソードのドラマ版は個人的に今ひとつだった事もあり、本作でもそれが出てしまった感じです。
若い露伴がナナセに惹かれてこっそり描いているのを知って、「あなたの漫画が見たい」と言って熱心に描いて持ってきた漫画を泣きながら引き裂く情緒不安定でヒステリックな感じとか、
荒木飛呂彦先生が描く、魅力的だけどリアルでは近寄りたくない異質な女性像がドラマ版チームでも表現出来たら最高なのですが。
映画版の追加エピソードなどがちょっと冗長な感じがして眠くなりますが、映像、音楽は拡張高いので劇場で一見する価値はあると思います。
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