映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコのレビュー・感想・評価
全80件中、21~40件目を表示
大人には辛かった
「ここにいいよ」「役目が終わってもまだまだ新しい事に挑戦できるよ」
子供達はかわいい、癒されたという感想でしたが
大人の私はこのメッセージが辛すぎて泣けました。
思えば「お給料」という概念がないにしろ
食べ放題、快適な寮完備、良いところを褒めるなどなど一連の行動はすみっコ達にずっといてほしかったから。
最後は暴走しちゃったけど、そこまでしてでもそばにいてくれないと不安だったんですね。
黒幕の気持ちが痛いくらい分かるので最後は報われてよかったです。
あと本上まなみさんのナレもとてもよかったです。
お1人で大変だったと思いますが違和感「は」なかったです。
ただ...ごめんなさい。やはりツッコミ役のイノッチがいないだけでこんなに別の雰囲気になるとも思いませんでした。
イノッチの優しさのあるツッコミ、すみっコの行動、全てを包んでくださる本上まなみさんの存在がこの世界観なんだと改めて気付かされました。
次回といわず、円盤化の際はイノッチナレver.も入れて選べるようにしてもらえたら嬉しいです。
回を重ねるごとに微妙に・・・
娘たちがすみっコファンで1作目から観ています
1作目:ウルッと来てしまった、大人も楽しめる良い出来の映画だな
2作目:期待してたのとは違うけど子供向けだしまーありかな
3作目:うーんなんだこれ迷走してるな・・・ストーリー作ったのは別の人?
といった感想です
まず今作の一番ダメなところが話の目的が最後の最後までわからないこと
ダラダラと意味もなく玩具工場で強制労働させられるすみっコを散々観さられたあと最後の方で実はこうでしたと話のネタバレ
起承転結がないです
今作であれば「物を大事にすることの大切さ」「不器用ながらも頑張るすみっコ達と思いやり」を伝えたいと思うのですが、そこに持っていくまでの流れがダメダメというか意味がない感じです
これなら最後の方のシーンの消えてしまいそうになるおもちゃ工場がすみっコ達と話すところだけでよいのでは?
前半のしろくまの家族やツギハギだらけのぬいぐるみの設定、本物のぺんぎんの登場、工場での強制労働いらないですよね
次にすみっコらしくないストーリーや演出
今作のストーリーとしては必要とされなくなったおもちゃ工場の寂しさや悲しさからはじまり(後半のネタバレまでわかりませんが)、すみっコ達を騙しての強制労働、すみっコ達への脅迫・嫌がらせ、カーチェイス
とこれすみっコぐらしの映画だよね?と疑いたくなるような話の流れや演出があります
メインターゲットは小さな子供なので上記のような観る側が悲しくなる辛くなる話や演出は避けるべきですし上記で書いた通りそれらがまるで伝えたいことに繋がっていないです
最後にナレーション
今回はちょっと目立ち過ぎというか合いの手を入れすぎな感じがしました
基本ナレーション無しでも楽しめるよう映像と補助的な文字によるセリフで構成されてるのでナレーションはBGMのように控えめにして、ここぞってところだけでしっかり合いの手を入れて盛り上げればいいのかなって気がします
2年ぶりの新作に期待しすぎたせいもあるかもしれないですが、ファンとしてはすみっコ達の可愛さと優しさで満ち溢れてる世界が観たいです
4作目も頑張ってください!
ファンタジーはファンタジーに徹してほしい
可愛いけど、前作で感じた良さが薄れていた印象。
こどもは喜んでいたので私の感想に怒ってました。
しろくまと家族とぬいぐるみの思い出、これをメインにしてほしかった。
古いつぎはぎのぬいぐるみでも大事なおもちゃなんだよ~、でいいかな。
工場も絡ませるとなんだか現実的すぎて。
工場をとおしての訴えたいところは分かるのですがすみっこのイメージと会わない気がしてしまい、なんかガッカリ。
前作のすみっしー親子、すみっこカフェでみんなで食べてくつろぐ雰囲気など、とにかく癒されたので今作は期待とずれてしまいました。
好みを別に評価すれば、☆4かなとおもいます。
「ここにいていいもかな?」と思っている存在にそっと寄り添う優しい映画
シナリオが綺麗によくまとまってて、特に終盤の伏線回収とラストの美しさにびっくりした!
今までの2作は絵本がそのまま映画になったようなとにかく優しい仕上がりだったけど、
今作はちょっとドキドキする展開やカーアクション(!?)・脱出劇など某映画パロディっぽい要素が入っていたりなどより映画らしい仕上がりだった!
すみっコたちが工場で働くんだけど、「働くことについて」や生産の過程や企画会議、検品等々結構忠実に分かりやすく描かれてて驚いた!子どもの学びにも良いんじゃないかな。
「どんな存在でもここにいていいんだよ」と寄り添ってくれるのはすみっコ暮らし全体を通しての良さだと思うんだけど、今作は更にメッセージが拡大して、
「使われなくなった物や建物にもたくさんの思い出が詰まっていて、そしてそれはみんなの工夫によっていつまでも一緒にいることができるんだよ」ということを伝えようととしていた。
もちろん、子どもにも伝わるように描かれている作品なので、大人が観て純粋に感情移入したりそのメッセージが伝わって何か気持ちが変わるかと言われるとそれは難しいかもしれないけど、
製作者たちがそれを伝えようとしているその事実や子ども達に伝わると良いなと願う優しいメッセージ性に、涙が出てくる。
すみっコたちのキャラクターよりもシナリオにスポットが当たっていた作品だったので、未就学児くらいの子どもにとってはもしかしたら1.2作目の方が楽しめるかも。でもメッセージ性としては「伝わってほしいな」と思う。
Perfumeの主題歌も良かったし、エンドロールまで最高に良かった。
少なくとも見て損ないし、今作初めてでも楽しめるし、映画館で観るからこその良さもちゃんとある映画になってるので劇場で観るのオススメ!!
なにげに劇場版すみっコは全部映画館で観てるな〜
心があらわれた
とても癒されました。
すみっこぐらしだからおそらくハッピーエンドだろうなという安心感の中で、
ハラハラドキドキなシーンも楽しめて、
パステルカラーな世界観もかわいくて
とてもよかったです。
この映画をきっかけにすっかりしろくまファンになりました✨
とかげが恐竜のおもちゃを着ているところもとてもかわいかったです。
子供だけでなく、疲れてる?疲れたくなく映画を楽しみたい大人にもおすすめです!
ちょっと唐突すぎる?
やっぱりすみっコぐらしは可愛い。
私は前々作、前作も見ている。
でもこれが1番メッセージ性が強い。社会風刺。
中学生でも強く感じられたから、大人はもっと
強く感じるんだろうなと思っている。
いつも通り導入しっかりしてる。
知らない人でも置いてきぼりにされない。
それはそうと、お仕事をする経緯がちょっと
ゴリ押し過ぎる、というか。
まぁ、仕方ないのだろうけど。
それと小さい子が泣いていた。黒幕の工場が
足生やしてアームもはやして追っかけてきたら
しょうがない。そしてナレーターが前に出すぎ。
もうちょっと声小さくてもいい、と言うのか。
もうちょっとすみっコ達を立ててもいいと思う。
いのっち消えたの痛い。まぁこれも
仕方ないんだろうけど。
オチはすみっコ達らしくて優しくて、
愛おしかった。人にちょっと優しくなれそう。
あとすみっコの映画って、基本エンドロールが
その後の物語だからエンドロールまで見た方が。
今作はエンドロールの後にちょっとナレーション
入ったから今作は特に。
あとエンドロール始まったら帰る人達マジ何なの。
エンドロールよく見えなくなるからやめて。
今作は本当に映画館で見た方がいい。本当に。
で全部ひっくるめて星4。
長文申し訳ありません。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
やっぱりいいよね。
良い作品です。
大人もちゃんと楽しめる。
画は言うまでもなくかわいい。
押し付けない。優しい。助ける。
泣ける部分も。
そしてちゃんと、ふわっと流さず最後まで世話をする脚本がいい。
ハッピーエンドってやっぱりいいよね。
可能なら、またイノッチのナレも聞きたい。
ゆったりまったりとした雰囲気に浸る…、ことを期待するとちょっと意外な展開かも知れないけど、そういった要素も含めて作品の世界観を着実に踏まえた一作
「すみっコぐらし」のキャラクターたちはそれぞれの事情を抱えていて、愛らしい雰囲気の中に少し心の「引っかかり」を入れ込む余地があるのだけど、本作を含めた3作の劇場公開版はその世界観をうまく反映した物語となっています。
おなじみとなった本上まなみのナレーションは本作においてもどこまでも耳に優しいのだけど、不思議な工場が出てきた時点で、うーん、怪しいと勘ぐりがち。某チョコレート工場のこともあるし。すみっコたちが働くようになったいきさつもその条件も、ますます怪しい…。
結局のところそういったあからさまな怪しさは大体予想通りになってしまうんだけど、本作が力を注いでいるのは、物語上の大きな問題が明るみになった、その後の方です。現実にも生じている問題に対して、本作が提示する形は必ずしも全方位で正解、とは思えないけど、こういった気持ちを持ってくれる存在がないと、立ち直って前に進めないよね、とは思わせてくれる展開でした。
なお、すみっコぐらしに詳しい人に聞いたところ、映画としてすごく面白かったんだけど、メインキャラクターのひとりがほとんど出てこなかったのが意外だった、という感想。その視点はなかった!
35歳父ですが、楽しめました!!
娘(5歳)の付き添いで見てきました。
すみっコぐらしはストーリーなど知らずの鑑賞でしたが、冒頭にキャラクター説明があったのですんなり世界観に入れました。
ストーリー的にもほっこりしつつ、大人が見ても共感できる箇所が多く楽しむことができました!
帰りにゲームセンターでクマ工場長のぬいぐるみ狙いましたが、取れませんでした(笑)
すみっコたちのやさしい物語でした
いろんなことを改めて教えてくれました。古くなった物でも大事にしましょう。容姿は違ってもみんな仲間。仲間は大切にしましょう。働き方を含めて、当たり前のことを忘れている社会へのメッセージのように思います。かわいいすみっコたちにくすっと笑わされ、そしてほのぼのと素敵な映画でした。
5歳の子どもは泣きました。
5歳娘と鑑賞
工場が暴走して追いかけてくるところが結構怖くて、号泣してる子も。
娘は大丈夫かな?と隣を見るとそっと泣いていた(笑)
私はすみっコたちが車や飛行機で暴走工場から脱出!シーンは面白かった。なんかのアクション映画風で笑えたな〜
子どもは泣いてたけど。
すみっコたち優しくて、良かったでした。
ナレーションにイノッチがいなくなってたのが寂しかった・・・
面白かったけど、子どもは泣かず、大人が泣くようなすみっコ映画が観たいなぁ。(青い月夜の〜みたいな)
ファンタジックな世界感に、今回はアドベンチャー要素が追加されました。前の2作品よりも上の年齢層も楽しめる作品になっている気がします。
パステル基調のポスターがとても素敵です。・_・♪
すみっこの映画もこれで3作目。
心のお洗濯をしましょうかと鑑賞しました。
ファンタジーな世界観は変わりません。
そこに今回は、冒険要素が加わった感じです。
そのため対象年齢が少し上がった気もします。
・しろくまさんがやってきて
・みんなでおでかけした先に工場が
・そこでであったクマさんにさそわれ
・みんな工場ではたらくことに
・だんだん仕事の量がふえてきて…
うん
曇りなき子供の心で観れば
とても楽しいお話ではないですか。
※この工場゜多少プラック企業な感じがしなくもない…
などということはおいといて
では
良い子の皆さんに感想を聞いてみましょう。
癒されましたか? はーい
絵が綺麗でしたか? はーい
可愛かったですか? はーい
眠ったりしませんでしたか? はーい (やったね)
と
今回は眠ることも無い展開の
ハラハラドキドキの1時間と少々でした。
観て良かった。
心が洗われました (本当ですよ )
満足です。
◇あれこれ
■成長しました
ざっそう
葉っぱのギザギザの間に「小さなギザ」が ♡
誇らしげに見せて歩く姿の微笑ましいこと ・∇・
■なかよしのふたり
「とんかつのはしっこ」 と 「エビフライのしっぽ」
今回も仲良しだったのですが、この二人って
カップルなのでしょうか?(性別あるのかな?)
※ エビフライの「しっぽ」が赤いリボンに見えて
あれ? 女の子? と思った次第です
今回も二人でフライパンのお風呂に入ってました。♡
良い子のみんな マネしないように。 (あちち ですよ)
◇最後に
作品の冒頭、登場人物の紹介がありました。
「ネコは人見知りで内気」などと初めて分かりました。
「ざっそう」の成長もここでほのぼのと描かれます。
初見さんに対しても親切に作られていて、良い感じです。
◇だそく
「動き出した工場」を見て
” 「クレイジー ゴン」みたいだぁ ” と思ってしまいました…
(ウルトラセブンに登場するロポットです)
おもちゃの工場くん。最後は映画館になって再出発?
夢を与える場所になれたね。良かった良かった。・_・
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
ぺんぎん?の絶ゆるアクションは必見
1作目の驚愕の展開に涙してすみっコの大ファンになったわたくし。
今回も、伏線がしっかり張られた巧みな構成と、すみっコらしい優しさに満ち溢れた展開、そして前2作とは違った前向きな明るさで、とても楽しめました。
ラストのオチをこの媒体でやるのはニクいですね〜
今回メインのしろくまが、しろくまらしい活躍という感じではなかったのだけが、少し残念かな。
だんだん悪くなってる
良いところ
すみっコたち
ダメなところ
ナレーションが悪目立ち
アクションシーン
なんか続編のたびに悪くなっててこれ、だれかちゃんと世界観コントロールしてる人いるんだろうか。
今回明確に働くお仕事が出てきたのだけど、どうにも働くことに対してのスタンスがわからない世界で働く、ということを掘り下げる理屈がわからんし、報酬を目当てにしてないという意味では働くと言っていいのかすらわからない。あれは単に意志の弱い人を強制労働させてる構図なんだけど。あとナレーションの方が替わってたけど、単純に、音量がデカいことも合わせて前に出過ぎ。
どこまでも優しさに溢れたすみっこ
こども向けと侮ってはなりません。
資本主義の矛盾やモダン・タイムスばりの
人間疎外の労働の描き方、ワーカーホリック、生産性中毒などもですが、
日本という国の根深い問題を、メルヘンの世界でここまで描ける、サンエックスさん、
凄いです。
でも、すみっこたちはどこまでも愛と慈しみと優しさに溢れていました。
泣いてるコはほっとけないすみっこたち。
パワハラやいじめとは無縁のすみっこたち。
そんなすみっこのような人間がたくさん増えたら、
いまの日本が抱える様々な問題なんて解決できるのにと。
実写化したらSF感動サスペンス超大作になります。
「映画クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」が
山崎貴監督で「BALLAD/名もなき恋のうた」という
実写化された時ののように、この映画の物語も
SF感動サスペンス超大作そのもの。
感動する為のきっかけは全て相手を思いやる優しい心。
そしてずっと見てても飽きない可愛いすみっコ達たち。
私が観たのが
21:45からのレイトショーだったんですよ。
子供向けのみならこの時間でやらないできないよね?
人に優しくしたくなる映画でした。
そして
本上まなみさんの声は癒しだねぇ♪
すみっコぐらしが警鐘するコト
【第1作よりはマイルド。見やすい映画ではあるがメッセージは強烈。】
すみっコぐらしは第1作の"ひよこショック"で話題を呼びましたが、見る世代によって訴えかけてくるメッセージが異なるのが凄いと思っています。
子どもが見れば、寓話的な物語。でも大人が見ると、えげつない社会風刺に化ける作品です。
そんなシリーズの第3作はついに資本主義社会へ警鐘を鳴らす作品へ化けてしまいました。第1作より話の展開はマイルドですが、メッセージは強烈になっています。
最後にスタッフロールで流れるシーンも注目です。これは"映画館"で見るべきです。現在、隆盛を極めているVODの配信を待つのではなく。
全80件中、21~40件目を表示