「エシエンの人生に幸あれ!」丘の上の本屋さん よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
エシエンの人生に幸あれ!
仕事で本に関わっており、年齢的にもリベロに近いこともあり、古書店の店主視点で、エシエンのことを見つめながら鑑賞しました。
ニコラやキアラ、ボジャンといった魅力ある脇役たちや日記を通して描かれる女性の行く末にも興味をそそられながら、やはり老店主と移民の少年の絆がどうなるのか気になります。
リベロから託された思いを胸にエシエンには幸多い人生を歩んで欲しいと思わずにいられない一作です。
やや説教じみた終わり方になるのが残念でしたが、それでもこの映画が伝えてくるメッセージを損なうものではなかったです。
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