「1. 銀河鉄道の夜のどこで泣けるのか? 本を読む事が教養の為? 今...」イカロス 片羽の街 inspired by Hata Motohiro's “イカロス” マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
1. 銀河鉄道の夜のどこで泣けるのか? 本を読む事が教養の為? 今...
1. 銀河鉄道の夜のどこで泣けるのか?
本を読む事が教養の為?
今どき、川に飛び込んで死ぬ奴なんているの?
2. 僕の父ちゃんはもっと壊れていたが、こんな馬鹿では無い。こんな親父いるのか?エキセントリックで不条理劇は良いが、ベースは人の不幸を楽しむ日本映画の伝統だ。
友達が出来て、学校に行けてまともになれる。ってその三段論法が分からない。その上、そうなった原因を今は亡き親父の責任にしている。自殺でなければ、保険金が支払われると思うが。重大な問題である。添い寝してくれる父親が良い父親ではない。確かに我が父親は添い寝してくた。その影響で、映画好きになった。しかし、良い父親と思った事は無い。酒臭い親父の吐息が鑑賞の邪魔になった。親父は僕に出会いを作ってくれただけ。
3. 数学の先生が嘘混じりの日記なんか書いていた。と告白しないだろ!
10年後も想像できないような若者ばかりなのだろうか?10年なんてそんな未来ではない。そんな奴らが日本は少子高齢化になったって『PLAN75』なんて考える。世も末だ。
ゴダールってジャン=リュック・ゴダール?死んだんだと言うよりも生きていたんだ。人の不幸の創造と脱亜入欧は相変わらず。
因みにゴダールよりも『ジャンヌ・ダルク』のほうが遥かに面白い。
ジャン=リュック・ゴダールの映画は、分かりやすい事を分かりにくく表現している。ルイス・ブニュエルの様に全く分からないように表現して初めてシュールレアリスムと言うべきだ。
ゴダールの映画も映画だから良いのだが、分からないのに分かったふりをする。それも良いだろうが、それで自分の楼閣を作ろうとする鑑賞者の感覚が問題じゃないのかなあ?勿論、ゴダールに限った事ではない。
さて、脱亜入欧で少子高齢化社会の現在の日本の経済状況を、団塊の世代あたりに押し付けて、『日本はもう終わり』と嘆く、絶滅危惧種大和民族の若者たちが作った伝統的浪花節だと僕は感じた。