劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのレビュー・感想・評価
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バランスがめちゃくちゃ良い。初見の方もオススメ。
前提として
・本編原作漫画は未読。
・『SPY×FAMILY』本編は未視聴。
・片桐崇監督の他作品は未視聴。
ミリしらで行っても楽しめる、バランスの良いファミリーアニメ。
全然知らないまま観に行ったのに、簡単についていける上に各キャラの魅力まで分かった気で帰れた。
そもそもこの作品、バランスがかなりいい。前半と後半で毛色が若干違うが、明確な"転"がある。
特に後半、各キャラ(ロイド、ヨル、アーニャ)に「このキャラにはこれしかないな!」と納得できる見せ場がある。
事件の中心に家族関係の危機があるのが面白い。どうして解散になってしまうのかの説明は若干ややこしかったが、三人(と一匹)の大事にしているもの、目的が分かりやすくて良い。
だからどれだけ派手なバトルをしても、死にかけても、最後の目的地が決まっている。安心できるし、安心したくなる。
予想以上に背景が重いのも魅力の一つ。改造人間、軍国主義、スキャンダル、etc……。だからこそ家族三人の団欒とした空気感が愛おしい。
ミッション関係なく繋ぎ留めたくなるのも分かる。
それはそうと、(作劇上)アーニャとロイド便利過ぎない?
綺麗な構成の中に、温かい家族愛も重い時代背景も死闘もギャグも、詰めに詰め込まれた冬休み。そんな作品。
アーニャ可愛い!!ストーリーも意外に...
まずこの映画からスパイファミリーを知る人でも十分見れる事を伝えておこう。家族や友達と見る人もおそらく十分に楽しめる映画にはなってると思う。
まずこの映画の評価について、絵に関して文句なしで良かった。雪の描写、迫力のある戦闘シーン、そしてアーニャ推しの僕はアーニャの表情の多さに感動してしまった。
おそらく子供向けに作られた映画なのでストーリーに関しては想像の何倍もしょうもなかったwだがこれはもう立派な大人が1人で見るからであって、子供はもちろん友人などと見れば全然、良いストーリーだと思う🙆
わかりやすく言うとアクションシーン多め映画版クレヨンしんちゃんといえばわかりやすいだろうか。
戦闘パートと日常パートの緩急も良くできており、映画としても想像より完成していた。星4なのは僕とこの映画の年齢があってないだけで、星5も十分つけられる作品だった。
評価は以上なのだが、ここからはアーニャ推しとして一言愛を語りたい。この映画では書いた通りアーニャの表情が多い。なぜここに感動したかというと、原作の序盤アーニャは孤児だったのであまり見せる表情が少ない感じがあった。だが回を重ねるにつれ多くなっていき、今回の映画では多彩で可愛いアーニャの表情がたくさんみれたため少し親のような気持ちになって感動してしまった。これからも陰ながらにフォージャー家を見届けようと思う
おもしろさの基準
くそあにめ ぜんぜん あたまに はいってこない。 ファミリーから金をふんだくるというミッションには成功したのだろうが…。
スパイ・殺し屋・エスパーからなる偽装家族のドタバタ劇を描いたアクションコメディアニメ『SPY×FAMILIY』シリーズの劇場版第1作。
調理実習で〈星〉を獲得するため、校長先生の好物であるお菓子のレシピを求めて雪国”フリジス地方”へと家族旅行に出掛けたフォージャー家。
しかし、列車の中で見つけたチョコをアーニャが食べてしまった事で、家族は東西の平和を脅かすとある陰謀に巻き込まれることになる…。
オスタニア軍情報部の一員、ドミトリの声を演じるのは『ピースオブケイク』『狐狼の血』の中村倫也。
ドミトリの相棒、ルカの声を演じるのは『斉木楠雄のΨ難』『今日から俺は‼︎』シリーズの賀来賢人。
エンディング主題歌を歌うのは、テレビアニメ版でも主題歌を担当していた星野源。
テレビアニメ版は未見。原作コミックは映画公開時の最新刊にあたる12巻まで読了。
原作は2019年に連載が開始された、遠藤達哉による漫画「SPY×FAMILY」。2022年にテレビアニメ版の放送がスタートするや否や人気が爆発。今や累計発行部数3,000万部を超える特大メガヒット作品である。
『鬼滅の刃』のブーム以降では、間違いなく最大の話題作であるこの『SPY×FAMILY』。原作漫画は概ね楽しく読めたものの、設定や展開について言いたい事がないではない…が、今ここであーだこーだと書き綴るのは控えておく。あくまでこの劇場版についてのみ言及していきたい。
ジャンプ漫画原作のアニメ映画に、そんな高い期待値を持っているわけではない。というか、製作陣だって芸術性の高いものや観る者の価値観をガラッと変えてしまうようなものを作ろうという崇高な使命感は持っていないだろう。
サクッと作れてサクッと稼げる、原作やアニメファンからブーイングを受けない、毒にも薬にもならない、1年後には誰もその内容を覚えていない代物。それが少年漫画のアニメ映画である。…そんなもんが50億円とか100億とか稼いじゃう今の世の中は狂っていると思うんだけど、まぁそこには触れないでおこう。
本作もそんな「こんなもんでよかんべ」イズムが炸裂。ライトなファン層に受け入れられればそれで良いんです、という姿勢が見え見えなどうでも良い一本でありました。
脚本は大河内一楼。いやー大河内さん、酷かったですよ今回の脚本は!!
初見の観客でもわかりやすいような易しい作りではある。そしてユーリやフランキーなど、登場する必要性のないキャラクターにも出番を用意するというファンサービスも忘れない。
ただ、そんなもんは映画の面白さとは1ミリも関係ない。尖ってても分かりづらくてもいい、面白いもんを観たいんだよこっちは!!
大河内さんの『プラネテス』(2003-2004)は生涯ベスト級に好きなアニメなんだけど…。こんなもんを書くようになっちゃおしまいだよほんと😢
前半1時間のお菓子作りパートと後半1時間の軍のクーデターパート、この2つの物語が全然上手く噛み合っていない。
メインはフォージャー家vs銀河万丈大佐という事なんだろうけど、これってお菓子作りやヨルさんが浮気を疑う展開をごっそりカットしても全然成り立つお話であり、この程度の物語なら前後編、もしくは1時間のテレビスペシャルで充分に語り終える事が出来ただろう。
前半のあれやこれやは、長編映画にするために尺を水増ししたとしか考えられない薄さであり、こういうところにも「こんなもんでよかんべ」イズムが溢れ出している。
原作は割とポリティカルな要素が強い作品であり、今回のように分かりやすい悪役を登場させることなんてまず無い。そのことに対する違和感も強かったし、世界観を無視したサイボーグ人間「F」の登場には『SPY×FAMILIY』ってそういうもんだったっけ?と首を捻らざるを得なかった。
中村倫也&賀来賢人を出演させるためだけのアニオリキャラも、あまりにも強引に捩じ込まれていて違和感…というか不快感がすごい。鍵をトイレに置き忘れるようなバカが大佐直属の軍情報部にいるわけないだろっ!😡
ロイドさんが街のモニュメントである飛行機に乗り込み、敵地に特攻するというのも…。いや、そんな目立つ行動とったらあんたがスパイだって事がバレちゃいますよ。大佐をはじめとする敵兵たちに普通に素顔を晒していたし…。あんた本当に凄腕なのか?
ロイドさんもヨルさんも、己の身分を隠しているため家族の前で戦うことは出来ない。
この縛りがあるため、実は『SPY×FAMILY』ってド派手なストーリーを展開させづらい、映画化には不向きな作品だと思うんです。なんでもありな『クレしん』とか『ドラえもん』とはそこが根本的に違う。
そういう整合性を考えず、「こんなもんでよかんべ」イズムで作品を作ってしまった結果、こんなもんでよくねーよ!!という作品になってしまっている。監督と脚本家はもっと原作を読み込むべし!
ファン向けの作品ではあるのだが、こう原作への理解度が低いとコアなファンほど嫌悪感が募るのではないだろうか。
アーニャがうんこを我慢するという、『クレしん』をパクっ…もといオマージュした展開。確かにアーニャは結構「うんこ」というワードを口にする。しかし、それは危機を乗り越えるために、アーニャが精一杯の知恵を絞った結果に絞り出される「うんこ」であり、こんな安易なギャグのための「うんこ」ではないのだ!!「うんこ」はもっと慎重に扱ってほしい💩
そもそも、ほぼ未就学児みたいな女の子がうんこを我慢するって展開をギャグとして描くって倫理観的にどうなの?あまりにも品が無さすぎるというか、単純に気持ち悪い。
うんこ我慢ギャグと聞くと、やはり『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998)のひろし&みさえvs筋肉戦が一番に思い浮かぶ。今見ても抱腹絶倒な最高のギャグシーンなのだけど、このシーンと比べると今回のうんこ我慢はギャグにすらなっていない。偉ぶった大人がうんこを漏らすか漏らさないか、そのぎりぎりを攻めるからこそうんこ我慢シーンというのは光り輝く。
ちっちゃな女の子がうんこを我慢するのじゃダメなんです。監督と脚本家はもっと『クレしん』を研究すべし!
映画館の子供料金が¥1,000。両親が付き添ったとして¥1,800×2で¥3,600。合わせて¥4,600也。もう1人子供がいれば¥5,600…。
ボロい商売してまんなー。集英社と東宝は笑いが止まらんでしょうね。
大ヒットしているようだし、ファミリーから金をふんだくるという今回のミッションは見事成功したようだ。さすが凄腕スパイのロイドさんやで!!
面白かったけど、アーニャが下品で残念すぎる
全体的に面白かった。
ロイドさんがカッコよくて好き。
なんでも出来るのにアーニャに振り回されてるのがよい。
アーニャがマイクロチップ食べちゃって命狙われるけど、トイレ行きたい表現とか女の子の表現としてちょっとどうかと思った。
なんであれでいいにしたのかな。アーニャ可哀想なんだが。
ヨルさんは最後なんで船に乗ってるのか不問になってて??ってなる。いや絶対隠し通せないよ。意味わからん。
ただ、ドタバタ感が良いのと特に何も考えずに観られるので、何度観ても楽しめる作品だと思う。
いつも通り
アニメの映画化としては◎
元々漫画・アニメがそこまでハマらなかった私だけど、映画化でこれは成功だな!と思った。
ストーリーも軽いし、かなり低レベルなおふざけが多めなので子供受けやファミリー層に向けて、上手に映画化したなーという感じ。
家族のストーリー、ほっこりした
spy×family好きの方、必見です♪
スパイファミリーが大好きな方なら是非観ていただきたい作品です!
また逆にあまり知らない方でも十分に楽しめる映画だと思いました。
いつもながらの可愛さや面白さに加えて、劇場版ならではのとても迫力のあるシーンも
結構ありますので、大画面で観た方がきっと楽しさが倍増すると思います。
(特にロイドが飛行機を操縦しながら敵に立ち向かうシーンは必見です!)
ただ大画面でそんな汚い言葉、連呼しないでほしい・・・というシーンも一部ありましたので、私の中ではそれだけがマイナス要素でした。(確かに面白いシーンではあったのですが
映画館の大音量ではあまり聞きたくなかったかな、と思いました。)
しかしながら、全般的にはやっぱりスパイファミリーならではの可愛さと面白さが沢山詰まった家族愛を感じさせるようなとても温かい作品になっていましたので
本当に観に行って良かったな♪と思わせてくれる、私的には大満足の映画でした。
ゲスト声優の中村さんと賀来さんが普通の声優さん並みに上手かったのも
本当に驚きでした!
最後のエンディングで流れる星野さんの曲と主題歌のヒゲダンの曲もとても良かったです!
映画館の大音量でアーニャの可愛い映像を観ながら聞くのは格別でした♪
※その曲が終わると最後にもう1シーンありますので
見逃さないように注意してくださいw
みんな最適役。
過度な期待はNG、原作ファンとしては微妙
残念ながら過度に期待をし過ぎたのか、面白かったかと聞かれたら正直微妙な感想である。
SPY×FAMILYの良さは、なんと言ってもあのドタバタしたギャグ漫画に漂う独特な"不穏さ"である。「戦争」がテーマなので、子供向けに見えて、大人向けの重い作品でもある。
今回の映画は本編の複雑さは一切排除されており、切り離して見る必要がある。別のゆるいスピンオフ作品として。
初見の人、子供、いわゆる大衆受けに作られたんだろうなというのはすごく伝わる。
(現に原作者の遠藤さんは監修しただけでストーリー制作にそこまで関わっていない)
ストーリーは分かりやすい起承転結。
展開がやや間延びしており、もう少し緊張感を加えて欲しかった。
アクションシーンも普通で、映画特有のクオリティは見られない。敵役も正体不明のままでよくわからんし。
せっかくの劇場版なのだからそこのクオリティは上げて欲しかったですね。
本編の豪華客船が良すぎたせいか、むしろこっちを劇場版として公開した方がよかったのでは?という気持ちになった。
あといくら何でもう○このネタを引っ張りすぎ。
子供ウケを狙ってなのか、それにしても長すぎて途中からうんざりとしてしまった。
アーニャの可愛い冬服が観れたのは満足だった。
楽しいフォージャー家のおでけけストーリー! 難しい事は考えずに観れ...
可愛いかっこいい面白いの詰合せ
全349件中、61~80件目を表示