劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのレビュー・感想・評価
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くそあにめ ぜんぜん あたまに はいってこない。 ファミリーから金をふんだくるというミッションには成功したのだろうが…。
スパイ・殺し屋・エスパーからなる偽装家族のドタバタ劇を描いたアクションコメディアニメ『SPY×FAMILIY』シリーズの劇場版第1作。
調理実習で〈星〉を獲得するため、校長先生の好物であるお菓子のレシピを求めて雪国”フリジス地方”へと家族旅行に出掛けたフォージャー家。
しかし、列車の中で見つけたチョコをアーニャが食べてしまった事で、家族は東西の平和を脅かすとある陰謀に巻き込まれることになる…。
オスタニア軍情報部の一員、ドミトリの声を演じるのは『ピースオブケイク』『狐狼の血』の中村倫也。
ドミトリの相棒、ルカの声を演じるのは『斉木楠雄のΨ難』『今日から俺は‼︎』シリーズの賀来賢人。
エンディング主題歌を歌うのは、テレビアニメ版でも主題歌を担当していた星野源。
テレビアニメ版は未見。原作コミックは映画公開時の最新刊にあたる12巻まで読了。
原作は2019年に連載が開始された、遠藤達哉による漫画「SPY×FAMILY」。2022年にテレビアニメ版の放送がスタートするや否や人気が爆発。今や累計発行部数3,000万部を超える特大メガヒット作品である。
『鬼滅の刃』のブーム以降では、間違いなく最大の話題作であるこの『SPY×FAMILY』。原作漫画は概ね楽しく読めたものの、設定や展開について言いたい事がないではない…が、今ここであーだこーだと書き綴るのは控えておく。あくまでこの劇場版についてのみ言及していきたい。
ジャンプ漫画原作のアニメ映画に、そんな高い期待値を持っているわけではない。というか、製作陣だって芸術性の高いものや観る者の価値観をガラッと変えてしまうようなものを作ろうという崇高な使命感は持っていないだろう。
サクッと作れてサクッと稼げる、原作やアニメファンからブーイングを受けない、毒にも薬にもならない、1年後には誰もその内容を覚えていない代物。それが少年漫画のアニメ映画である。…そんなもんが50億円とか100億とか稼いじゃう今の世の中は狂っていると思うんだけど、まぁそこには触れないでおこう。
本作もそんな「こんなもんでよかんべ」イズムが炸裂。ライトなファン層に受け入れられればそれで良いんです、という姿勢が見え見えなどうでも良い一本でありました。
脚本は大河内一楼。いやー大河内さん、酷かったですよ今回の脚本は!!
初見の観客でもわかりやすいような易しい作りではある。そしてユーリやフランキーなど、登場する必要性のないキャラクターにも出番を用意するというファンサービスも忘れない。
ただ、そんなもんは映画の面白さとは1ミリも関係ない。尖ってても分かりづらくてもいい、面白いもんを観たいんだよこっちは!!
大河内さんの『プラネテス』(2003-2004)は生涯ベスト級に好きなアニメなんだけど…。こんなもんを書くようになっちゃおしまいだよほんと😢
前半1時間のお菓子作りパートと後半1時間の軍のクーデターパート、この2つの物語が全然上手く噛み合っていない。
メインはフォージャー家vs銀河万丈大佐という事なんだろうけど、これってお菓子作りやヨルさんが浮気を疑う展開をごっそりカットしても全然成り立つお話であり、この程度の物語なら前後編、もしくは1時間のテレビスペシャルで充分に語り終える事が出来ただろう。
前半のあれやこれやは、長編映画にするために尺を水増ししたとしか考えられない薄さであり、こういうところにも「こんなもんでよかんべ」イズムが溢れ出している。
原作は割とポリティカルな要素が強い作品であり、今回のように分かりやすい悪役を登場させることなんてまず無い。そのことに対する違和感も強かったし、世界観を無視したサイボーグ人間「F」の登場には『SPY×FAMILIY』ってそういうもんだったっけ?と首を捻らざるを得なかった。
中村倫也&賀来賢人を出演させるためだけのアニオリキャラも、あまりにも強引に捩じ込まれていて違和感…というか不快感がすごい。鍵をトイレに置き忘れるようなバカが大佐直属の軍情報部にいるわけないだろっ!😡
ロイドさんが街のモニュメントである飛行機に乗り込み、敵地に特攻するというのも…。いや、そんな目立つ行動とったらあんたがスパイだって事がバレちゃいますよ。大佐をはじめとする敵兵たちに普通に素顔を晒していたし…。あんた本当に凄腕なのか?
ロイドさんもヨルさんも、己の身分を隠しているため家族の前で戦うことは出来ない。
この縛りがあるため、実は『SPY×FAMILY』ってド派手なストーリーを展開させづらい、映画化には不向きな作品だと思うんです。なんでもありな『クレしん』とか『ドラえもん』とはそこが根本的に違う。
そういう整合性を考えず、「こんなもんでよかんべ」イズムで作品を作ってしまった結果、こんなもんでよくねーよ!!という作品になってしまっている。監督と脚本家はもっと原作を読み込むべし!
ファン向けの作品ではあるのだが、こう原作への理解度が低いとコアなファンほど嫌悪感が募るのではないだろうか。
アーニャがうんこを我慢するという、『クレしん』をパクっ…もといオマージュした展開。確かにアーニャは結構「うんこ」というワードを口にする。しかし、それは危機を乗り越えるために、アーニャが精一杯の知恵を絞った結果に絞り出される「うんこ」であり、こんな安易なギャグのための「うんこ」ではないのだ!!「うんこ」はもっと慎重に扱ってほしい💩
そもそも、ほぼ未就学児みたいな女の子がうんこを我慢するって展開をギャグとして描くって倫理観的にどうなの?あまりにも品が無さすぎるというか、単純に気持ち悪い。
うんこ我慢ギャグと聞くと、やはり『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998)のひろし&みさえvs筋肉戦が一番に思い浮かぶ。今見ても抱腹絶倒な最高のギャグシーンなのだけど、このシーンと比べると今回のうんこ我慢はギャグにすらなっていない。偉ぶった大人がうんこを漏らすか漏らさないか、そのぎりぎりを攻めるからこそうんこ我慢シーンというのは光り輝く。
ちっちゃな女の子がうんこを我慢するのじゃダメなんです。監督と脚本家はもっと『クレしん』を研究すべし!
映画館の子供料金が¥1,000。両親が付き添ったとして¥1,800×2で¥3,600。合わせて¥4,600也。もう1人子供がいれば¥5,600…。
ボロい商売してまんなー。集英社と東宝は笑いが止まらんでしょうね。
大ヒットしているようだし、ファミリーから金をふんだくるという今回のミッションは見事成功したようだ。さすが凄腕スパイのロイドさんやで!!
面白かったけど、アーニャが下品で残念すぎる
全体的に面白かった。
ロイドさんがカッコよくて好き。
なんでも出来るのにアーニャに振り回されてるのがよい。
アーニャがマイクロチップ食べちゃって命狙われるけど、トイレ行きたい表現とか女の子の表現としてちょっとどうかと思った。
なんであれでいいにしたのかな。アーニャ可哀想なんだが。
ヨルさんは最後なんで船に乗ってるのか不問になってて??ってなる。いや絶対隠し通せないよ。意味わからん。
ただ、ドタバタ感が良いのと特に何も考えずに観られるので、何度観ても楽しめる作品だと思う。
いつも通り
アニメと同じく
安定の面白さ。
映画だけど、変な派手さがなく
まぁまぁ、ありえない展開と
微妙にすべるボケと、
ほのぼのするシーンと
映画だからと変に力が入って空回りするよりずっと良い。
安心して見られる仕上がりだった。
アニメの映画化としては◎
元々漫画・アニメがそこまでハマらなかった私だけど、映画化でこれは成功だな!と思った。
ストーリーも軽いし、かなり低レベルなおふざけが多めなので子供受けやファミリー層に向けて、上手に映画化したなーという感じ。
家族のストーリー、ほっこりした
spy×family好きの方、必見です♪
スパイファミリーが大好きな方なら是非観ていただきたい作品です!
また逆にあまり知らない方でも十分に楽しめる映画だと思いました。
いつもながらの可愛さや面白さに加えて、劇場版ならではのとても迫力のあるシーンも
結構ありますので、大画面で観た方がきっと楽しさが倍増すると思います。
(特にロイドが飛行機を操縦しながら敵に立ち向かうシーンは必見です!)
ただ大画面でそんな汚い言葉、連呼しないでほしい・・・というシーンも一部ありましたので、私の中ではそれだけがマイナス要素でした。(確かに面白いシーンではあったのですが
映画館の大音量ではあまり聞きたくなかったかな、と思いました。)
しかしながら、全般的にはやっぱりスパイファミリーならではの可愛さと面白さが沢山詰まった家族愛を感じさせるようなとても温かい作品になっていましたので
本当に観に行って良かったな♪と思わせてくれる、私的には大満足の映画でした。
ゲスト声優の中村さんと賀来さんが普通の声優さん並みに上手かったのも
本当に驚きでした!
最後のエンディングで流れる星野さんの曲と主題歌のヒゲダンの曲もとても良かったです!
映画館の大音量でアーニャの可愛い映像を観ながら聞くのは格別でした♪
※その曲が終わると最後にもう1シーンありますので
見逃さないように注意してくださいw
みんな最適役。
2度目の鑑賞。
内容については沢山レビューなさっているからので割愛。
ロイドの声がとにかくセクシー。
江口さん(ロイド役)は他の役だともう少し大人な印象(30代後半~40代)だけれどロイドはセクシーイケメンボイス。
他のキャストも、ヨルさんもアーニャもボンドも最適役。
主題歌。やはり最初のが強い。
星野さんはエンディングでまったり。
ヒゲダンは聴いただけででワクワクしてくる。テレビ時主題歌の続きのような曲。
星野さん、ヒゲダンでいい。こちらも最適役。
最強布陣だと思う。ずっと続いて欲しいなぁ。
映画化もまたゼヒに。
過度な期待はNG、原作ファンとしては微妙
残念ながら過度に期待をし過ぎたのか、面白かったかと聞かれたら正直微妙な感想である。
SPY×FAMILYの良さは、なんと言ってもあのドタバタしたギャグ漫画に漂う独特な"不穏さ"である。「戦争」がテーマなので、子供向けに見えて、大人向けの重い作品でもある。
今回の映画は本編の複雑さは一切排除されており、切り離して見る必要がある。別のゆるいスピンオフ作品として。
初見の人、子供、いわゆる大衆受けに作られたんだろうなというのはすごく伝わる。
(現に原作者の遠藤さんは監修しただけでストーリー制作にそこまで関わっていない)
ストーリーは分かりやすい起承転結。
展開がやや間延びしており、もう少し緊張感を加えて欲しかった。
アクションシーンも普通で、映画特有のクオリティは見られない。敵役も正体不明のままでよくわからんし。
せっかくの劇場版なのだからそこのクオリティは上げて欲しかったですね。
本編の豪華客船が良すぎたせいか、むしろこっちを劇場版として公開した方がよかったのでは?という気持ちになった。
あといくら何でもう○このネタを引っ張りすぎ。
子供ウケを狙ってなのか、それにしても長すぎて途中からうんざりとしてしまった。
アーニャの可愛い冬服が観れたのは満足だった。
楽しいフォージャー家のおでけけストーリー! 難しい事は考えずに観れ...
楽しいフォージャー家のおでけけストーリー!
難しい事は考えずに観れて、クスッと笑えてアーニャの変顔に癒されました。
エンドロール中、ロイドがフランキーに依頼した件はどうなったん?と思ってたら、最後の最後で出てきたのでエンドロール終わりまで観ることをおすすめします。
可愛いかっこいい面白いの詰合せ
この作品誰が主役でもいい感じだけど
今作ではヨルさんが一番かっこよかった!
原作もアニメシリーズも好きだけど映画は動画配信待っていようかと思ってました
そこで娘に誘われ鑑賞
映画館で観て正解の迫力でした♪
話も面白いけど声優も原作イメージに完璧
アーニャかわいい!
オリジナル脚本のコードホワイト良かったです!
私はアニメを見てたのですぐ追いつけましたが、アニメを見ていない人にもわかりやすく構成されていて見やすかったです!
内容もハラハラドキドキが止まりませんでした!
友達は詰め込みすぎて…みたいな事言ってましたけど。
映画は物語に入り込む事が大事だと教えてあげたい!
1番ハラハラしてスッキリしたのが、ロイドが毒の散布をされた時にいい感じにアーニャの頭突きが窓全開にした所。展開はジェットコースター
アニメを見直したくなりました!
SPY×FAMILY code:White
家族はどこでも一緒
アーニャの冒険
テレビシリーズの雰囲気をそのまま活かし、船旅とは違う家族旅行のものに仕上げた。
突拍子もない飛行機を使ったり、かなり派手になってる点は映画の見所でもあるのだがスパイとしてはどうだろうか?とも思う。
ただアーニャの自由奔放な行動(冒険)がとても面白く愛らしい。そして家族を想う気持ちが観てるこっちもほんわかさせてくれる。
アトラクション並の映像
やっぱりWIT STUDIOは裏切らない!!!
なんだあの後半の躍動感、この期待を超えに超えすぎてトリハダが立ってくるあの感じ!
戦闘シーンにて場面がコロコロ入れ替わり、上だの下だの色んなアングルカットからの、すごい速さに心はドキドキ“わくわく!”、スクリーンに見入って、食らいついて、目を離すなよと言わんばかりに流れる映像。
これぞまさに映画館の醍醐味。
大きなスクリーンに包み込まれて、一心同体になってしまうあの感覚。
事の顛末が落ち着いた後の、まるで自分もミッションコンプリートしたかのような安心感。
なんだよこれ、最高かよ。アトラクションかよ!!
当たり前だが、アニメ映画を侮ってはいけない次元にまできているようだ。
そしてもう1つ、引っ張りすぎだよ!ってくらい、う○○ワールドの世界観作られ過ぎてて大爆笑。
う○○の神様って、分かるよ!!!お腹痛い時にだけ縋っちゃう神様居るよね!って、もうあの世界観はなんとも言えない笑
オチはスパイファミリーっぽかったです
キャラクターの紹介、人物像など丁寧にされていて時々流れが鈍くなる印象もありましたが話の内容自体は飽きることなく楽しく観ました。
アーニャの心象風景(?)が面白かったです。
ヨルさんがなんだか一番怖かったです。
大変なことがあったのに、楽しかったねで終わるフォージャー家は中々すごいなと思いました。
そんなバカな!でも納得して笑える
1月後半まで観に行けなかったが、正月に観るのにちょうど良い映画。特に考えることもなく観れる。テレビシリーズでは普通に家族の雰囲気ですが、アーニャのステラをかけた料理コンペ、ロイドのオペレーション梟人事、ヨルの疑心暗鬼が絡まる家族旅行は良い具合に作用しあって、かなり無茶苦茶なストーリーの理由付けになっている。で、その無理を覆って包み込むのが各キャラクター。なんかどこまで無理筋でも納得出来るか寸止めを試されてるような気もする。
でそれを支えるのが制作会社の作画・演出と声優さん達の演技。アーニャの可愛さと変顔でほとんどは許せてしまうのはこの辺りの仕事の結果。アーニャは近年アニメ界の大発明だな〜。
エンドロールの横で踊ってる線画のアーニャに至るまで丁寧で良い作品でした。
家族しか入れないレストランとは歪
今作が人気なのはキャラクターやそのコミカルさの中にシリアスも交じるところ。映画として派手なアクションと音楽の多彩さは良かったです。
でもお正月映画とのことで予想はしていたものの、初心者や一見さんの為のプロットでもっと挑戦的な内容にしてほしかった。
可愛いヒロインがウ◯コ連呼でクレヨンしんちゃんを連想するのでパブリックイメージが壊された。
家族しか入れないレストランの店長さんの思想が偏り過ぎててトドメを刺したかな。テーマとしてファミリーの温かさを強調したかったのだろうけど、今は多様性の社会なので現代に合わない設定に思えた。
幅広い支持
大人気のSPY×FAMILY。
冬休み子供と鑑賞しました。
原作は未読でアニメのみ鑑賞していました。
大人から子供まで楽しめる作品でアーニャのコロコロ変わる表情や他のキャラもアニメからの良さが十分に出ていて楽しい作品ですね。
全324件中、41~60件目を表示