劇場公開日 2023年7月14日

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アイスクリームフィーバーのレビュー・感想・評価

全78件中、41~60件目を表示

3.5幸せか幸せじゃないかじゃなくて、私か私じゃないか。

2023年7月18日
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鑑賞方法:映画館

なんだかオシャレな出だし。若い女性向けの映画に間違えて来てしまった感。しかも、ストーリーもどこか、なにかのプロモーションビデオにも似た底の薄さを感じていた。
でも、まず役者陣の演技がたしか。特に松本まりかの抜群の良さ。飛びぬけて光ってた。そして、若手二人(南琴奈とモトーラ世里奈)の存在感。とはいえ、相変わらず吉岡里帆はあざとさを隠すことはできなかったけど。
と、だんだん見慣れていくうちに、終盤、この人たちはなんでつながっているのか?の疑問が解ける。知り合いだったとかいうチープな接点ではなくて、そこか!とくる。てことは、その次のそれで、またその次かって爽やかさの伴う気づきがある。そしてアイスクリーム屋の屋号の意味に、ちょっとニヤける。下手なラブストーリーじゃないとこに。「あんた貰う。一生、大事にする。」ってそういう関係にだって成立するんだなって。迷ってる30代女子あたりに強く刺さりそうな映画。

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栗太郎

3.5これが映画じゃなかったら、何が映画なのだろうか?

2023年7月18日
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冒頭、「これは映画ではない」とクギを刺されるため、もしかしたら、前衛的で実験的な映像や、文学的で哲学的な台詞が延々と続くのではないかと身構えた。
確かに、角を丸めた正方形に近い画面は独特だし、映像の作り込みや音楽の使い方にも、随分「攻めている」と感じられるところが多い。
主役でない登場人物のモノローグが突然始まったり、「言語化できないということは、その魅力を独り占めできるということ」とか「幸せか幸せじゃないかではなく、自分か自分じゃないか」といった小説のような台詞もある。
しかしながら、これが「映画ではない」かというと、「紛れもない映画である」としか言いようがない。
何よりも、2組の女性たちの物語を交互に描きながら、その過去や背景を徐々に明らかにしていく脚本がよくできているし、彼女たちが、悩み、迷いながらも、自分の居場所を見つけ出していく物語自体も、しっかりと映画として成立していると思う。
主要な4人の女性の誰もが魅力的に感じられる映像は、まさに、映画そのものだし、ベランダのサッシの上の花びらの模様と、富士山麓の町を走るバスの窓越しのショットによって、2つの物語の時間軸が明らかになるくだりからは、映画的な驚きと面白さを味わうことができるのである。
終わってみれば、若干クセは強いものの「良い映画を観た」という心地よい後味を感じることができた。
ところで、松本まりかが演じる主人公の1人が、姪とフルーツパフェを食べている時に喫茶店に入ってきた男性は、姪の父親(主人公が姉に奪われた昔の彼氏)ということで合っているだろうか?(それにしては、少し若すぎるような気もするのだが・・・)

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tomato

3.5「言葉にできないモノは共有されない」って、ヴィトゲンシュタインかよ?

2023年7月18日
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鑑賞方法:映画館

時系列をつかみ損ねると訳が解らなくなりそうなのと、音響効果が独特なのとで好き嫌いが両極化するだろうが、この、ほろ苦さと解放感が入り混じったような感覚をなんと表現しよう?
途中からニヤニヤが止まらなかった。
あまり期待せずに観たが、かなり得した気分。
松本まりか最高!

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ひろちゃんのカレシ

1.0映画ではない

2023年7月18日
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まったく恥ずかしい映画。相当ファッション好きな人が見れば、今ならいいけど、来年見たら恥ずかしいこと必須

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ビビ

4.5とてもハイセンスな映像の映画

2023年7月18日
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鑑賞方法:映画館

映像にこわだりをとても感じる洗練された映画だった。
音楽の使い方も独特でキャストが輝いていた。
斬新な手法が沢山ある意欲作だった。
必見の作品!

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マーク

3.5メッチャお洒落な感じで最後に本作が表したかった事が解る邦画。 本年度ベスト!

2023年7月18日
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鑑賞方法:映画館

本作が何を言いたいのか解らないまま鑑賞。
最後に本作の軸となるアイスクリームショップ。
SHIBUYA MILLION ICE CREAMのお店の名前の意味を知り腑に落ちた感じ。
言われてみればのナルホド感が良かった。

吉岡里帆さん演じるアイスクリームショップの店員、常田。
銭湯に癒しを求める松本まりかさん演じる髙嶋。
この二人を中心に進むオムニバス的な感じのストーリー。

店長の常田のお店のお客役のモトーラ世理奈さん。
髙嶋の姪役の南琴奈さん。
この二人がキーポイントになってる感じ。

出だしからよく解らない展開(笑)
映像や音楽、登場人物のヘアスタイルや小物などお洒落な感じを前面に押し出した感じで進む展開。
それだけの映画なのかと思うほどの感じで不安になる(笑)

常田と髙嶋の2人のストーリーも関連性が無かったけど後半で2つのストーリーが繋がるナルホド感が良かった。
アパートのベランダ天井の落書き?が受け継がれて行く感じが印象的。

予想外な収穫は髙嶋の姪っ子役の南琴奈さん。今後に注目したくなる。

手持ちカメラが多目でスクリーンのブレブレ感はあるけど、ブレながらベストな構図にピタッと持って行く感じにカメラマンの力量を感じる(笑)

松本まりか&安達祐実さんのヘアスタイルが特に美しい。

色んな愛が詰まってた感じでもう一度観た方が満足度は高くなるかも。

アイスクリームのコーンを毎回なげ捨てるならカップで注文した方が良くね( ´∀`)

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イゲ

3.02回目観ないと

2023年7月17日
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ごっとん

4.0ずっと続く素敵な予告編のような映像に楽しめる

2023年7月17日
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全ての映像に細やかなアートディレクションが施されており、映像にこだわりを感じる作品だった。
一方で音楽の使い方はとても独特で、デザインされ過ぎる整理され過ぎがちな映像に独特な異物感、アクセントになっていたと思った。
癖の強い作品ではあったが、出演者のスタイリングをはじめ、出演者の被写体としての魅力が引き出された作品だったと思う。
彼女たちの住む世界に自分も触れてみたいと鑑賞後浸ることが出来ているので、素敵な作品だと思った。

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モトコ

4.0アイスが先か、冷蔵庫が先か

2023年7月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

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uz

3.5主要人物はすべて女性。女性の人間関係

2023年7月17日
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鑑賞方法:映画館

映像の縦横の比率が正方形で、映画館の幕の比率を全部使っていなかったが、敢えてこの正方形で上映することにしているのかなと思えたし、映像も部屋の間取りやアイスクリーム屋さんとか、わりとデザイナーっぽい垢抜けた感じだったので、おしゃれな空間でした。
主要な登場人物はすべて女性。アイスクリーム屋のバイトの主人公・奈摘、その後輩、さらに店長も女性。お店にやってくるお客で後に菜摘と友だちになる小説家も女性。菜摘の人間関係と同時に展開する群像劇のもう一方の展開は、姉・愛と妹・優。姉の子どもの高校生は女子高生。さらに、妹・優の行きつけの銭湯屋さんの主人も女性。
女性同士の関係性、群像劇はみていて繊細、共感力あって、人間関係に大切なものは、共感力、小さなことにも気づいて言語化する能力、そういったものが大切なんだと思えた。男性もそんな女性の関係の持ち方って見習うべきかなと思えた。人間関係で面倒だなって思えるけど共感できるときって、シアワセな気持ちになれるから、孤独でいるよりはたのしいことが多いのかもって思える。
特に、優が別れた男、姉の旦那でもある男に、姪の女子高生と一緒にスマフォのスピーカーONにして、思い切って電話をかけるシーンはドキドキでしたね。
カメラワークは、ドキュメンタルタッチを出そうとしたのか、手持ちや首振りが多くて、ピントが抜けたり合ったり、フレームが揺れたりするので、酔う感じもするし、固定カメラでもよかったのではとは思うけれど、そこは監督の創造を尊重します。

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菜野 灯

3.5主演女優が魅力的に映れば、それは良い映画。

2023年7月17日
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おでん

5.0綺麗な映画

2023年7月17日
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好き嫌いは別れるかもしれないが、「綺麗」であることに異を唱える人はいないのでは?
出演する女性達がすごく綺麗に撮られているだけでなく、一つ一つのシーンが、アーティスティックで美しい。
ストーリーも、後から思うと割と単純なのだが、幻想的な映像やおしゃれなセリフ、2つのストーリーが交互に織りなす演出などのおかげで、とても素敵なものに感じられた。
あの世界に浸るためにもう一度観たいと思った。

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T A

3.5若者の群像劇は基本的に苦手だけど、 それでも見たのは奈良ふしぎ図鑑...

2023年7月17日
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若者の群像劇は基本的に苦手だけど、

それでも見たのは奈良ふしぎ図鑑の人が出ていたから

結果、そこそこ良かった

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jung

5.0曲のテンポがナイス

2023年7月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

田中知之さん (Fantastic Plastic Machine) がサントラを手掛けたというので、気になって初日鑑賞です。
アイスのような彩り、切れの良さ、屋内でラウンジ的に聴きたくなる曲の数々、耳が喜びました♪
映像のデザイン性も興味深かったです。

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woodstock

4.5個人的に掘り出し物の映画

2023年7月16日
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鑑賞方法:映画館

時間、空間、色彩、音感の使い方が見事です。

出ている役者は、個々に躍動感と存在感を感じさせるし、小さな日常の膨らませ方が秀逸。

もう一度観てみたいと個人的にはハマった。

南琴奈と松本まりかの絡みが良かった。

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ちゆう

4.5映画を見た後はアイスクリームを食べて帰った

2023年7月16日
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泣ける

知的

難しい

松本まりかさんが舞台挨拶で言っていた「多様性」に関する言葉が気になり、なんとなく映画館まで見に行ってしまった。公開の時期にジブリという競合がいたので、席がぽつぽつ空いていたけれど、今の自分には必要な気がしたので、この映画を選んでよかったと思った。切ないけれど、幸不幸関係なく、とにかく前へ歩いていけそうな気持ちになった。原作も読んでみたいです。

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s322

3.5詩羽のファッションに衝撃

2023年7月16日
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鑑賞方法:映画館

知的

常田菜摘はデザイン会社でうまくいかず、アイスクリーム店でアルバイトをしていた。今後について悩んでいる中、常連客の橋本佐保に運命的なものを感じ、彼女の存在が頭から離れなくなった。菜摘のバイト仲間の桑島貴子は、菜摘に対し複雑な思いを持っていた。一方、アイスクリーム店の近所に住んでいた高嶋優の家に、姉の娘・美和が夏休みに突如訪ねてきた。数年前に家を出て行った父を探しに来たという美和に、良い思いを持っていなかったからだ。失踪した父とは優の元恋人で姉に奪われて結婚された過去があった。この5人の女性の話。

5人の女性、いろいろ悩みが有るよね。意外と繋がってたりして、面白かった。
菜摘役の吉岡里帆、佐保役のモトーラ世理奈、貴子役の詩羽、優役の松本まりか、美和役の南琴奈の5人とも良かった。
久々にモトーラを観たが、そばかすが少なくなったように感じた。
詩羽は髪型、ピアス、口紅ともびっくりするようなファッションで、驚いた。歌手らしいが、普段もあんなんだろうか?
特に結論を出さず、観た人が何を感じるかお任せ、って作品だが、居心地良かった。

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りあの

3.5ハイデザイン映画

2023年7月16日
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な

2.0俺のこのセンスを観ろ!

2023年7月16日
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鑑賞方法:映画館

「どこかで観た感じの映画だな」と思いながら観てたんだけど、グザヴィエ・ドランだね。スクエアフォーマットだし蝶も出てくるし。
グザヴィエ・ドラン調でいくなら、グザヴィエ・ドラン級が欲しいけど、そう簡単にパクれないからグザヴィエ・ドランなんだね。

「これは、カッコいい画と、いうのかな」と悩みながら観てたんだけど、悩んでる時点で僕にとってはそうでもなかったよ。

モトーラ世理奈や詩羽を観ることができて楽しかったね。

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Scott

4.0モノトーンのせかい。

2023年7月16日
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SAKURAI
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