劇場公開日 2024年1月26日

「馬鹿ばっかり」劇場版 君と世界が終わる日に FINAL サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5馬鹿ばっかり

2024年1月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

うん、ちゃんと面白くなかった。最近勢いのある俳優が沢山出てたので鑑賞したが...。劇場版と言えど、クオリティはテレビドラマ並で、邦画にしては結構大金かけてそうだったけど、脚本が大変お粗末なせいでこれっぽっちも生かされていなかった。好みの問題もあるかもしれないけど、締め方が最悪だったのでこの点数。今年暫定1位です。

この映画、セリフの全てが薄っぺらすぎて、これまでのドラマシリーズを見ていないのもあるんだろうけど、全く心に響かない。やはりTHE FINALって言ってるから一見さんはお断りな感じなのかな。にしても、Hulu限定はキツすぎるよな...。完全初心者の自分にとっては、正直見ていてかなり居心地が悪かった。もう分かったて。未来とミライで掛けてるんだね、はいはい。

しかも登場人物みんな頭悪すぎ。よくもまぁ、ここまで生きていたよな。警備は対ゾンビ(ゴーレム)にいちばん相応しくないリーチの短い武器使ってるわ、そもそもガバガバ過ぎるわで、リアリティなんてあったもんじゃない。時限爆弾の管理もどうなってんだ。警戒心も無さすぎないか。あくまでファンタジー、フィクションの世界に突っ込むのは普段は気が引くんだけど、本作に関してはどうも納得のいかない点が多すぎた。もはやここまでくると、ツッコミを楽しむ映画なのか?と思っちゃう。

作風と全くあっていない音楽を劇中に流された時は頭抱えた。せめてバックに流してくれよ。なんで音楽メインで映像サブみたいになってんだ。雰囲気で誤魔化そうとしているのがめちゃくちゃタチ悪い。邦画の悪いところがとことん詰まってるよね。後ろの席に座っている人は泣いていたけど...ごめんなさい、自分にはその感性を持ち合わせていなかった。

まさかのサプライズは嬉しかった。やっぱりレベルが違うね。板垣李光人と高橋文哉も、普段は演技うまいはずなんだけど、演出のせいかとてもじゃないけど上手いとはいえなかった。結構評判いいみたいだから、自分の感性が狂ってるだけなのかもしれないけど、どうもハマりませんでした。

サプライズ