「わからないです」ノック 終末の訪問者 maruさんの映画レビュー(感想・評価)
わからないです
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前作「オールド」が科学的だったからか、今回はその逆へ振り切った感じ。「オールド」では確かさを提示してオチもはっきりしていたが、今回は不確かさを提示してきた印象。
とはいえ、宗教に詳しい人が楽しめる映画。逆にいうとこの宗教に詳しい人は、シャマラン監督の意図を汲んでいるかもしれない。
側から見れば「ゲイのカップルが罰せられた」という見解もできるので、この大きな力は、ゲイを許せなかったのかもしれない。
だって、①人類が死ねば3人生き残って、②1人死ねば人類生き残る。
この場合、①を選んでも2人には罰だし、②を選んでもどちらかには罰になる。どっちを選んでも女の子は生き残る。全然調べてないからわからないけど、あの女の子の傷が神の子的な特別な存在を示すサインなのかな。女の子はどう転ぼうと無傷。
考え方によっちゃどこかの宗教へ大きな一石を投じた?とも取れる。オチを曖昧にして、4人にカルト的な要素も残して濁してはいるが、エンタメとしてギリギリ成立させているから、世に出ているんだろうなとも思う。うん。インタラスティングという意味のおもしろさだと思う。
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