「ノックは7回」ノック 終末の訪問者 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
ノックは7回
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なんだかストレートに終わってしまい、予告以上のものがなかったような。
導入がスムーズなのはよいのですが、そこからが冗長。
いきなりあんなこと言われても信じないのは当たり前だし、せめて最初は武器を隠しなさいよ。
最後にはようやくキャスターの言葉を予言しますが、それを最初にやらない理由がない。
地震の震源地とか津波の被害者数とか、信憑性を上げる方法はあるだろうに。
選ばれた理由とか色々明かされないのは覚悟してたから別にいい。
でも、4人の話を信じる信じないかなんてのはどうでもよくて、信じた先の葛藤と決断が見たかった。
密室劇にゲイカップル、そこに寄り添うアジア人女性など、前日に観た『ザ・ホエール』との共通点が多数。
他作品と比較するのもフェアではないが、あちらと比べてゲイ要素の意味が薄かったような。
サブリナが黒人女性ということも含めて、やたらとLGBTQだのポリコレだの前面に出されても冷める。
ウェンの傷とか、レドモンドだけ本名を偽っていた点とか、意味深なところも活かされない。
『オールド』は割と面白かったし、シチュエーションスリラーは好きなのですが、これは残念でした。
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