「シャマラン四十八手の肩透かし」ノック 終末の訪問者 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
シャマラン四十八手の肩透かし
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前作『オールド』も微妙だったけど、今回も立ち合いから散々気を持たせておいて、最後は土俵際での肩透かしでした。オープニングタイトルと音楽はヒッチコック作品みたいで期待感が高まり、いきなり山荘での密室不条理サスペンスに突入する段取りは、さすがにシャマラン上手いです。ところが、押し入ってきた四人組の言っていることのロジックや背景が最後までピンときませんでした。カルト集団の妄言かと思えるけど、彼ら自身がそれを真実と信じる根拠や山荘の三人が選ばれた理由もなんか腹落ちせず、最後の幕切れも、何の捻りもなく、だから何なの?と言いたいです。ダイバーシティの世の中とは言え、主人公がゲイカップルと中国人の養女である必然性も感じられませんでした。役者では、強面役の多い、デイブ・バウティスタの意外な一面が見られたくらい。
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満塁本塁打さんのコメント
2023年4月12日
返信イイねありがとうございました😊 おっしゃるとおりですね。ポリコレ行き過ぎです。見る映画見る映画、最近のハリウッドさんは行き過ぎです。説教臭い。ド共感です。失礼します。