THE WITCH 魔女 増殖のレビュー・感想・評価
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爽快
と言うとやや語弊はあるのだが、少女の無類の強さには胸がすく。
花火を背景にしたアクションシーンは美しく、邦画は負けているなと感じた。
一方で描き方は韓国映画らしく相変わらずグロくて、ここはマイナス。
予告編に強く惹かれたので、前作をあらかじめ観賞しておいた。
なのに、前半はつながりがよくわからず冗長に感じた。
結果的にはまとまったもののもう少しうまく関連付けられたのでは?と思う。
そうすれば、これほど前半を退屈に感じることもなかったろう。
前作のヒロインのシーンが少ないのは残念で、イメージも結構変わってしまっている。
見事な魔女ぶりと複雑そうな心模様に惹かれただけに残念。
それに比べると今回のヒロインは魔女ぶりがやや希薄か。
何が善で何が悪なのかはまだ判然としないが、いかようにも転びそう。
次作のヒロイン2人のアクションをまたぜひ映画館で観たい。
前作の方が面白い
エスパー同士の戦いではこれまでにない表現をしようという意欲を感じる。しかしお話はやたらとごちゃつくばかりであんまりおもしろくない。前作の方が、主人公は本当に覚えていないのか、演技なのかと揺さぶられるものがあって面白かった。
LUCYからSPECへ。そして最後まで行く
「LUCY」のリメイクみたいでめちゃめちゃ面白かった「THE WITCH 魔女」
第一作目はストーリーがちゃんとあって良かったんだけど、PART2はストーリーは後付け? 超人がいっぱい出てきての大迫力バトルロワイヤルを見せるための映画に舵を切ったようですね。
敵対勢力がいっぱいあってみんな強すぎるし、それぞれの立ち位置がよくわかんないんだけど、死んだふりして、生き残った2人は何者?政府関係の人ですか?全滅しちゃった新人類とラスボスみたいなグループは同類?
ともあれお互いに殺しても死なないんだから、ちゃんとトドメ刺さなきゃダメだよね!
なんかハナシが飛びすぎて最後の方とりとめがつかなくなった「SPEC」みたいな展開に💦
そして「PART3〜最後まで行く」に続く…ってトコで終わるんだけど、超能力全部乗せで何でもありだから全然終わる気がしないです。笑
これはこれで面白かったんだけどね。最後大どんでん返し的展開に期待してるから頑張ってください!
少女と怪物の狭間にある「ギャプ萌え」
前作とは違ったテイストながらも、本シリーズに共通するキーワードは、何と言っても「ギャプ萌え」でしょうw
本作も純粋に面白いし、非常に良く練られた構成に関心してしまう部分が多い。(韓国映画、恐るべし)
因みに前作では、主人公は猫被っていて、本当は完全無欠の最強キャラだったと言うオチ。(キム・ダミの演技に感服!)
一方本作では、無敵で無慈悲の殺人兵器(怪物)として生まれ育ちながらも、純粋さと素朴さを保ったまま、人間らしい感情に目覚めていく1人の少女として主人公が描かれている。
いずれも、圧倒的な「ギャップ萌え」なのだ!
もちろん、少女を主人公に据えたアイデアの勝利でもある。
それから、アクションシーンのスピード感とリズム感、特にノーモーションから来る破壊と殺戮のシーンには興奮せざるを得ない。こちらの想像を超えて来る場面の連続だ。
もう一つ、本作の主人公は感情を表に出さないし言葉数もほとんど無い。作中のセリフも数えるほどだ。それなのに、無表情の中に喜怒哀楽を演じ分けている。これは意外とすごい。惨殺シーンでさえも同様にだ。
それからストーリーについて、アーク、工作員、土偶、ヤクザ、そして主人公とそれぞれの立場と思惑が絡み合って、一見分かりづらくもあるのだが、逆に言えば一対一の単調な対立軸を避けて、ストーリーに立体性を持たせている。この辺りもまた、巧妙だなと感心してしまった。
最後に、印象的だったシーンを2つ。
まずは、冒頭のシーンがとても良い。本作に引き込まれるきっかけは、やはり冒頭の積雪シーンだろう。因みにこの積雪のシーンは、当初脚本には無かったそうな。60年ぶりに済州島に降った大雪が、赤と白の印象的なコントラストを演出している。このシーンがあるのと無いのとでは、本作の深みが全く違ったのではないだろうか(この印象的なシーンで、済州島の悲しい史実を想起したのは私だけだろうか)。偶然性をも味方につけて、災い転じて幸となるである。
もう一つは、エンディングの戦闘シーン。ポイントは、殺戮と花火のコントラスト。「緊張と緩和」の構図だ。
ひとひとつのシーンや設定、ストーリーへの徹底した拘りが、単なる「SF・アクション・ホラー」のエンタメ枠を超えて、本作を名作に押し上げている理由かも知れない。
シン・シア、恐ろしい子…!
前日に前作をしっかりアマプラで予習してから鑑賞してきたのですが、これが大正解。脚本、アクションともにしっかり堪能させてもらいました。上映時間の長さも気にならないほどの没入感が得られて大満足です。
ストーリーは、最凶アサシン製造のための「魔女プロジェクト」が進められている、秘密研究所アークが何者かに襲われ、唯一生き残った少女が、偶然出会った女性・ギョンヒの家で一緒に生活するうちに人間らしい感情に目覚めていくが、ギョンヒの土地を狙う地元犯罪組織、少女の存在を危険視する組織が送り込んだ刺客、アーク殲滅を目論む土偶と呼ばれる謎の組織の襲撃を受け、血みどろの戦いを繰り広げるというもの。
本作では複数の組織がそれぞれの目的のために暗躍するのですが、序盤ではそれがまったく整理できませんでした。しかし、会話の断片を集めて考えているうちに、さまざまなことがつながり始め、「魔女プロジェクト」は想像以上に大規模で、しかも長年にわたって進められてきたことがわかってきます。そしてそれらが生き残りの少女へと収束していく流れにゾクゾクします。
映像的には、バトルシーンが前作からさらにパワーアップして、とんでもないことになっています。強化人間の肉体的パワーアップは桁外れで、おまけに強力なサイコキネシスまで使えるとなれば、もはや無敵です。そんな異能力が激しくぶつかり合うバトルは、下手なエフェクトを用いないおかげで、どのシーンも臨場感マシマシです。ただ、ラストバトルは夜間だったため、詳細がはっきりしなかったことだけが惜しまれます。
一人の実験体少女・ジャユンにスポットを当てた前作は、単なる序章に過ぎなかったのだと思わせる本作。少しずつ明らかになる組織の全容、実験体の出生の秘密、バトル後のペク総括の言葉、エンドロール後の映像と、今後のさらなる展開が期待され、ますます目が離せないシリーズとなりました。
とはいえ、次作への橋渡し的な立ち位置の本作は、複数の組織を登場させて話を広げることには成功しているものの、その関係を複雑にしたことでやや難解になっています。そのため、少々スッキリしないものが残ったのは残念です。
主演はシン・シアで、難関オーディションを勝ち抜いただけあって、キュートな笑顔で魅せる演技が抜群にいいです。脇を固めるのは、パク・ウンビン、ソ・ウンス、前作から引き続きのキム・ダミらで、美女大渋滞です。
ごちゃついてる
シンプルなストーリーながら、肉弾戦やツイストに小技が効いていた前作に比べ、今回は全体的になんだかとっ散らかり気味…
ヒロインに絡んでくる勢力がやたら増えた上、一応連絡とかは取り合ってるものの結局はみんな好き勝手動いてて、誰がどいつで何したいのかだんだん分からない状態に…
アクションも、肉弾戦メインで血生臭さが絶妙にマッチしていた前作に対し、今回は大仰すぎるサイコキネシスとやり過ぎな超回復が中心なので、大味過ぎて全くハラハラしません。
元々がアメコミ風味の強いシリーズとはいえ、今回はあまりに悪い意味でアメリカナイズされすぎてしまった印象です。
前作がかなり好きだったので、なんとか3作目で挽回してほしいです。
予習が必要?
前作を未鑑賞・予告編を見ただけの状態で物語の骨格も
知らずに観たらちょっと置いてきぼりにあったような気分。
面白かったか?と言えば十分面白かったのだけれど。
話の軸となる少女をはじめ複数登場する武装集団の属性や
利害関係が今ひとつ分からなかった。前作を知っていれば
その延長線上にあって分かるのかもしれないし、台詞で
説明してくれていたかもしれないが頭の悪い自分には
理解が追い付かなかった。
少女は生まれ付きある施設の中にいて人間関係を学ぶ
機会が無かったのかもしれない。言葉は理解しているようだが
感情表現が乏しくて人間っぽくないのが不気味。
敵と見なす相手を情け容赦なくやっつけてしまう所が圧巻。
強さのレベルがマン・オブ・スティール(Man of Steel/
2013年製作)と遜色なくてびっくり。(空は飛ばないけど)
絶対パート3があるだろうから、今のうちに第1作を観て
一連の流れをつかんで最大限楽しめるようにしておきたい。
面白いか面白くないかで言うと、珍しく面白くない
前作は大ヒットしたそうだ。
最初から続編ありきの作品だが、前作の平凡な高校生が豹変するシーンに鳥肌が立つと同時に、上手い演出だと思った。
今作では自覚がない上に記憶喪失という「前作を踏まえて」おり、「擬似」家族に会うまではまずまずだった。
しかし、前作のヒロインは薬がないと生きていけないハンデを負い、スーパーな能力も限定的なところに良さがあったが、今作に出てくる輩は敵も含めて完全にイカレテイルいる上に、文字通り不死身。
009やキカイダー、仮面ライダーまで、いつもヒーローは悲しい運命を背負ってるものだし、悲哀を抱えて戦う姿に共感出来ようというもの。しかし、この作品では、誰もそれを抱えていない。不死身だから人間への共感もない。擬似家族への哀悼も取ってつけたような演出だし、スーパーな人たちの壊れなさをひたすら見せられるだけ。
どんなに血みどろになり、身体や頭を破壊されても生きている奴らは既に生物としておかしい。
そんなわけで、120分を超える長尺の割に、韓国映画らしいバイオレンスはあるが悲哀がなく、コメディな要素は皆無なので「冗長」と言わざるを得ない。
これだと、何度もリブートされている「スピーシーズ」の方が面白いね。
それと、残念ながら韓国映画では不思議とイケメンと量産型美女はあまり出てこないのに、この作品では人の顔が今ひとつ区別がつかない。過去と現在、姉と妹、悪役と敵に同じような顔があるので混乱しがちだ。言葉の壁もあり今ひとつ乗り切れなかった。
"前作よりも取っ散らかったナァ…"な映画
まるで前作を踏襲するかのような設定・ストーリーでした…。でも、面白味には欠けたかなという印象です。
(正直、1作目の方がずっと面白い!)
主人公の"能力"は、気持ちの良いぐらい飛び抜けている…2作目の面白い点は、ホントもうここだけです。
兎に角、登場人物が多過ぎて、もう誰が敵で味方なのか?…と言うか、あの超能力集団、味方だったのね笑…前作での超能力集団は敵だったので、ずっと敵だと思ってました。ホント、誰がどんな意図で動いているのか…もうサッパリでした笑
あと、もう死んだと思ったら、なんか知らんけど、まだ生きてるし…超能力者でも何でもないあの姉弟ですら、最後生き返ったのかえ?(薬で生き返らせることが出来るのは)どちらか1人だけとか言ってなかったかえ?笑
と言うわけで、第3作へと続くようです…笑
*この作品、前作を鑑賞しておくこと必須です!
*ロッテントマトやIMDbの評価は決して悪くはないのですが、前作よりも相対的に評価は下がっていますね。納得です笑
*今作、前作と比してやや期待外れではあったんですが、ただ、その作品の世界観とかアイデア、特殊効果の点などなどで言えば、もうハリウッド映画となんら遜色は無いなと思いました。
まぁ、韓流のSF、ホラー、アクション作品に対しては、もう日本映画は追いつけないぐらい先を行ってるなぁとは常々感じていましたが、今回鑑賞しながら改めて思いました。この先もどんな作品が出て来るのかと思うとワクワクしますね(残念ながら、現在の邦画というか、もう何十年も前から邦画に対しては、そんなドキドキは無くなったし、もう期待もしなくなりましたね…)。
前作を見逃してたのが残念、続編が凄かった
このシリーズ2作目と言うが前作は未見でしたがコマーシャルを知り興味深々…
韓国映画もVFXを駆使して高速バトルを繰り広げられるアクションシーンは先進国と引けが取らないではないか。
超越したパワー軍団との戦いは人間界を巻き込んで観るものを引き寄せてくれました。
本作で次回作のPRを行ってるところは抜かり無いです(笑😆)
待望のPart.2の上映を楽しみにしていたが、物語の始まり方が同じ...
待望のPart.2の上映を楽しみにしていたが、物語の始まり方が同じで牧場まで出てきたから、「エーッ!同じストーリーの焼き直し…」かと思ったけど、やっぱり続編として話が進み、複数の組織が絡み合った見応えあるストーリーとサイキックアクションが盛り沢山で大いに楽しめた♪
今回は少女を取り巻く側の物語を重きに置いたので、少女のほのぼの感は控えめだったのが残念でした。
あと、少女が強すぎ問題があるので、Part.3は解決してほしいな…そのままいくかな♪
Dancing Needle
前作の種明かしまでは話運びがくどいなーと思っていましたが、種明かしされた直後の圧倒的パワーで敵を蹴散らしていく様子は、韓国映画の枠を超えた面白さと見応えが重なったなと思いました。
そんな前作の続編である今作、主人公は秘密研究所アークの魔女プロジェクトで育成された少女が、脱出後にある家族と共に過ごしているところに、地上げ屋や工作員、超能力者集団も入り乱れるバトルロワイヤルが展開されていく…という感じでした。
前作は1vs複数の構図でしたが、今作では多くの敵味方が登場するので、広いフィールドを用いてのCG・VFXマシマシなバトルが楽しめます。
美しいまでの剣捌きもあれば、肉弾戦でボコボコにするものもいれば、車を吹っ飛ばしてまとめて処理するわで、視界が大変なことになりました。
それらの使いすぎのせいか、とにかくぶっ飛ばしまくる展開が続いて、後半になってくると飽きが出てきたのも事実です。
シン・シア演じる少女がとても愛らしくて、試食を主食の如く食べまくりますし、冷凍食品やら飲み物やら食事動画に夢中になっていますし、物を浮かせる能力で楽しませてますしで、能力を発揮するまでは一から新しいことを覚えているかのようで微笑ましかったです。
個人的には工作員コンビが最高に好きでした。めんどくさがりながらも超強いですし、体術が見ていて惚れ惚れしますし、長時間息を止めて生きながらえていたとかいう離れ業、是非とも次回作でまた活躍して欲しい次第です。
ただ主人公に力を与えすぎた結果、こいつ絶対死なないなと思ってしまってからは緊張感が切れてしまいました。超能力者集団も十分にイカれた能力を持っているのに、それらを上回る能力を何個も保持しては使いこなしているので、そりゃ太刀打ちできないわなと思いました。
こういうユニバース展開していく作品の大事な2作目で、ここまでチート級を出してしまったら、今後どうなるんだという心配が勝ってしまいました。あと能力に強力な個性が欲しいんですが、超パワーが目立ってしまったがために、彼女のイメージはこれで固定されてしまいました。
MCUやDCみたくとまでは言いませんが、電撃や爆炎くらいド派手なものも観たかったなというのが正直な感想です。
1・2で役者が揃ってきたところで、3作目は新たに強力な人物を登場させるのか、それとも新たな魔女を降臨させるのか…。韓国での公開からの日本への上陸が待ち遠しいです。エンドロール後の映像もなんだかマーベルみたいでした。
鑑賞日 5/27
鑑賞時間 9:10〜11:40
座席 H-10
前作のあらすじと相関図がほしい
「わたしのしあわせな結婚」みたいに冒頭に説明(前作の設定と相関図のような)があれば親切だったかも。
壮大なプロジェクト、国家機密なのに絡ませるのが土地利権目当てのヤクザってのは勿体ない。
試食のシーンも要らなかったかな。
キレッキレのアクションが見たかったのに見せられたのは切れ切れのアクションでした。韓国映画のアクションシーン好きだったのに、ハリウッド作品みたいに派手にはなったけど何でもありなのは残念。
前作観た時は次パート2絶対観なきゃとワクワクしたけど、今作観た感想は次はもういいかなでした(きっと観るだろうけど)。
韓国映画は面白い。
23074.いつもながら、チョ・ミンスさんの怪しげな佇まいが良い
正体が分かっているので、前作の様な手は使えないため、戦闘シーンがエスカレートするのはやむを得ないが、それにしても強過ぎる。人の範疇を超えた戦いに次回作以降に不安を覚える
1作目を観てないと楽しめないかもしれない作品。 本年度ベスト級。
鑑賞に不安があったけど案の定、良く解らなかった(笑)
アークって何?
土偶?って何なの?
メッチャ強い女の子の映画って事しか知らないで鑑賞。
確かにメッチャ強い(笑)
可愛い顔してるのに残酷過ぎる。
彼女を始末する事は出来ないんじゃね?
1作目をネットで観てから、改めて本作のレビューをしれっと書き直すかも( ´∀`)
ココ最近,韓国もの?って言うと日本語じゃ無いから面白味を…。
最近しょっちゅう口にする気がする。 日本語では無いが為に映画作品も面白い!と思える様に感じた。
岩井俊二監督の影響大だぁ〜! 例えるならば,ファンの人には怒られてしまうかもしれない! 此処で例えば松たか子がやると、日本のトレンディドラマ風になって私には映画作品として駄作になってしまう様な気がしたし…&誰かのレビューで“Dr.スランプ アラレちゃん風”というコメントに惹かれて鑑賞した理由でもある。 本当に私自身も古いが、まさにピッタリだし… 日本人では無いから&私的にはアラレちゃん風で面白かったのは確かだった!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
前作以上のサイキックバトルに大興奮
超能力ものが好きになったのは何がキッカケだったのだろう。気づいたときにはマンガで「超人ロック」を読みあさり、アニメの「バビル二世」にワクワクし、海外ドラマの「バイオニック・ジェミー」を楽しみにしていた(バイオニック・ジェミーは機械の力で得た能力だけど)。
だから、待望の「魔女」続編がこんなテイストになるのは大歓迎だ。その超能力がどんなものなのか、どんな遺伝子操作であんな能力を得ることになったのかはどうでもいい。とにかく能力者たちのサイキックバトルが高速で繰り広げられるのはワクワクが止まらなかった。アクションが速すぎて目で追いきれないものが結構あったことも目をつぶってしまう。それくらい満足の行くサイキックバトルだった。
前作のとき、キム・ダミン演じるジャユンってこいつらよりも強かったっけ?と戸惑うくらいに能力者の強さが跳ね上がっていた。この能力者の強さという風呂敷をどこまで広げられるのか、楽しみでしかない。次はもう少し短いスパンでの続編をお願いしたい。
ハイパーインフレ
秘密研究所による遺伝子操作で異能を持つ殺人兵器として作り上げられた少女を描いたWitchの続編で、別の主人公を描いた話。
前作はサブタイトルの「転覆」をラストに表したけれど、今作は最初から謳っているんですね…と思ったけれど、「増殖」じゃなくて原題はThe Other Oneって全然違うじゃんw
前作で研究所に向かうク・ジュヤンのその後はすっ飛ばし、もうほんの少しだけ先のお話しだけど、前作が思ったより売れたからか、随分金掛けて派手にしちゃいました?なスーパーサイヤ人のバーゲンセール状態。
これはこれで面白かったけれど、ク・ジュヤンのその後の戦いが観たかっ…あ、一応登場はするのね。
続編だけど、サブタイトル通りOther Storyで、その割になんだか勿体つけた展開していて派手さは増したけどストーリーの安っぽさも増してしまった感じ。
でも、エンタメとしては前作より振り切っていて面白かったし、更なる続編に期待が膨らむ。
それにしても、ちょっと強くなると偉そうに人を見下し舐めた態度をとる人格オンパレードはThe Koreanという感じですねw
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