シティーハンターのレビュー・感想・評価
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鈴木亮平のキャリアと原作愛が寄与した安心の実写化作品
「シティーハンター」は、実写化運がいい。漫画実写化界隈のシカバネたち、原作の本質が蔑ろにされた仕上がりに原作ファン阿鼻叫喚、という歴史を振り返れば(近年は昔より佳作が増えたものの、実写化決定と報じられればいまだにファンの心に不安がよぎるのも事実)、古くは香港、近年はフランスと今回の日本と、違う国で3回実写映画化されて、うち2回が相当な高クオリティというのはけっこう奇跡だ(韓国ドラマ版もあるらしいが見てません)。
いやもう、びっくりですよ……鈴木亮平のファンなので演技と原作愛は信頼していたし、体格なんかバッチリだと思っていたけれど、正直お顔は冴羽獠にあまり似てないなと思っていた。
それが、動けば全く無問題。それどころか、彼がこれまでのキャリアで培った演技のバリエーションは全て冴羽獠をやるためだったのではないかと思うほど。変態仮面から大河から孤狼の血までやり切ってきた彼だからこそ、シリアスとおちゃらけのめくるめく緩急が高いレベルで成立していて(実写でこれを適切なテンポでやって、かつ実在感を出すのは何気に難易度高そう)、安心して見ていられた。声までだんだんCV神谷明に聞こえてくるし。見終えた時には、今冴羽獠をやれるのは鈴木亮平しかいない、と確信するに至った。
森田望智にも驚いた。前段階として、「全裸監督」の黒木香が朝ドラで昭和初期の専業主婦花江として出てきた時にまず驚いていたのだが。同じ女優とは思えないほどの花江との雰囲気の違い、動くほどに「そうそう香ってそんな感じ」と思わせてくれる演技に、女優さんってすごいな……と子供のような感想が湧いてきた。
特に終盤、敵のアジトでの香のコミカルなリアクションと2人のアクションのテンポのよさは、シティーハンターらしさがよく出ていて素晴らしかった。
ちなみに個人的には、アジトへ向かう車中で獠と阿久津(橋爪功)の会話の後、「言ったなあ〜はっは………大人の話だ。黙ってなさい」香「何も言ってないけど」のところの間の取り方と鈴木亮平の表情が大好き。ほんと上手い。
迫田孝也は「VIVANT」の印象が強すぎて、初登場シーンでLOREの社長の背後にぼんやり映っただけで、あーもうこいつが悪者なんだな、と思ってしまった。上手いんだけど、彼の背景の描写もないし、ちょっといかにもなキャラ過ぎたかな。
エンドロールの入りは、お約束「Get Wild」。この曲のイントロがラストシーンにかぶさってこないとシティーハンターが完成しない。アレンジにあたり、監督はイントロだけは変えないようにと念を押したとか。小室さんもいろいろあったけど、ここまで作品と不可分な存在になれる、アイコニックな曲を生み出す才能はやっぱりすごい。
エンドクレジットに神谷明の名前があったが、さっぱり分からなかったので調べたところ、槇村死亡のニュースを読むキャスターとして声の出演をしていたようだ。
筋書き自体はエンタメ至上主義といったノリなので、細部までリアリティを求める人にははまりづらいかもしれないが、エンタメはこれでいいんです。
是非続編を作ってほしいなあ。
変態仮面inバイオハザード
原作は本当の序盤、あと飛び飛びで少し読んだだけ。アニメは全くの未見。
今作、ストーリーはオリジナルの様で、敵方はまるでバイオハザードかショッカーかの様な組織。全体的に漫画原作を実写化した昭和の映画みたいな感じ。
牧村兄、冴子はイメージ的に合う、冴羽リョウ・・・・リョウでは無いけど、流石に元・変態仮面の人だけ有って振り切ってる。でも、香は・・・・違う感が凄い。見た目のイメージだけでなく、終始空気読まない足を引っ張るキャラで、チョットしつこいぞってイラッと。
まぁ、配信だしと思えば楽しめる。ただ、エンディングで流れた主題歌。あれ?誰かにカバーさせたのかな?なんか歌が軽いな。と思ったが、TMNの新録の様で・・・オリジナルのままで良かったのに。
鈴木亮平は完璧な冴羽獠!なお…
北条司先生による同名漫画の実写化作品。舞台を原作の1980年代新宿から現代の新宿へと移し、都会のスイーパー(始末屋)“シティーハンター”である冴羽獠を鈴木亮平が演じる。
私自身は原作未読、友人の勧めでアニメ版を数話(槇村の死亡回あり)視聴したに過ぎないが、それでも、本作で鈴木亮平が見せた冴羽獠らしさの追求と肉体改造っぷりは素晴らしいものだったと思う。特に、表情や仕草だけでなく、声のトーンもアニメ版の神谷明氏(ニュース音声でのカメオ出演は粋な図らい)に酷似している瞬間があり、彼がこの役にどれほどの熱量を持って臨んだかは、作品を観れば誰もがひしひしと感じ取る事が出来るだろう。
しかし、そんな鈴木亮平の熱演に他のキャスト陣と、何より脚本がついて行けておらず、結果的に【冴羽獠と、何か原作やアニメで見たことあるキャラのソックリさん達】による実写化作品になってしまっている。
早い話、割とダメな部類の実写化作品と言って間違いないだろう。
特に、香のキャラクター設定が酷く、原作やアニメにある“槇村の妹”という設定以外は、殆ど別人と言っていいだろう。
行動は向こう見ずでやたらと事態を悪化させる事が多く、終始無駄に泣き叫んだり声を張り上げたりと、メインヒロインであるにも拘らず作品のノイズとなってしまっている。
特に、獠の事務所の屋上で「槇村と実の兄妹ではない事を知っていた」と語るシーンは酷い。感情的に「知ってたよ!何年一緒に居たと思ってるの!私の方こそ守りたかったよ!」と泣き叫んで内面を全て語る様は、駄目な邦画の典型とも言える。普通、感情というのは徐々にボルテージを上げていくものだと思うし、槇村への思いを語るにしても、叫ばずとも涙ながらに静かに語り、最後に「私の方こそ守ってあげたかった!」と叫べば済む話だし、そちらの方がより感情移入出来ると思うのだが。
このシーン繋がりで一緒に語ってしまうと、それを聞いた獠が、敵地に乗り込む最終決戦に香を連れ出すシーンも違和感がある。槇村に「香を守ってくれ」と頼まれたからこそ、獠はそれまで香を危険に巻き込むまいと行動していたのだ。にも拘らず、射撃の訓練すら積んでいない素人の香をオメオメと戦場に連れ出すとは到底思えない。ここには、如何にもな脚本の都合が見え冷めてしまった。
原作にもあるエンジェルダストという違法強化薬物の扱いも、何故本作のキーパーソンであるくるみが適応出来たのか示されず腑に落ちない。そもそもが荒唐無稽な薬物の為、科学的な根拠等は求めていない。しかし、それでも何かしらの条件を明かす、ハッタリをかます事こそが上手い脚本と言えるだろう。
唯一評価ポイントを挙げるならば、舞台を現代に移した事で、トー横キッズやYouTuber、外国人観光客で溢れかえる排他的な現在の新宿歌舞伎町の姿を切り取って見せ、舞台を現代に置き換えた意義を多少なりとも示していた点か。キーパーソンとなるくるみもトー横界隈の人間で、ネカフェ難民を思わせる生活スタイルを描写するのも現代的。しかし、そこまで現実的な問題を提示するならば、フィクション上の何らかのフォローや前向きな解答も示すべきだったのは間違いない。
脚本の酷さはこれまで述べた通りだが、演出の酷さも目立つ。冴羽獠のアクションシーンこそ、邦画実写では中々のアクションを披露してくれるし、獠の射撃センスをこれでもかと魅せる数々のシーン(特に、同じ場所に正確に銃弾を命中させる)は外連味タップリで迫力もある。しかし、それ以外のシーンがとにかく上手くない。というか、ダサい。
唯一評価出来るアクションシーンも、不必要にやたらとスローモーションを多用するのはワンパターンで飽きる。
それどころか、アクション以外でもスローモーションが使われるのは過剰な演出に思えた。特に、冒頭で槇村が獠にエンジェルダストのアンプルを渡して息を引き取るシーンや、シティーハンターの仕事を知らない香に槇村の銃を使って射撃のテクを披露してシリンダーの薬莢を排出するシーンは、単に映像をモノトーンに変えたり、薬莢もスムーズに落としつつ「これがオレ達の居る世界だ」と語ってみせた方がスマートでカッコイイと思うのだが…。
また、くるみのコスプレイヤーという設定を活かす場として、エンジェルダストの製造に関わる製薬会社のプロモーションイベントに絡めるというのも違う気がする。
そもそも、このプロモーションイベントの演出が、現実でコスプレイヤーとして活躍する人々へのリスペクト精神に欠ける“ヌルい”ものなのが頂けない。恐らく、“セクシーなコスプレにモッコリする獠”というシチュエーション、香に原作の“100tハンマー”を手にさせる為にチョイスされたのだと思うが、だからこそ、イベントの規模やコスプレヤー、所謂ローアングラーという厄介者の描写に至るまで「ま、こんなもんでしょ?」という意識が透けて見える低レベルなものになるのだろう。
クライマックスで、エンジェルダストで強化された(海坊主もどきの)羆という敵キャラクターと対峙した際、獠が口にした「コスプレかよ」という台詞含め、作り手側がオタク文化の理解に乏しい、ともすれば馬鹿にしているのが分かる。
『ヲタクに恋は難しい』という邦画史上最低レベルの実写化作品をはじめ、邦画に於けるこうした姿勢はいつになったら改善されるのだろうか?
繰り返しになるが、鈴木亮平による原作やアニメから飛び出してきたと言っても過言ではないリスペクト精神に満ちた熱演は素晴らしかった。しかし、それ以外の要素が余りにもその頑張りの足を引っ張る物になってしまったのは非常に残念。
続編の可能性もあるそうだが、実現するならば、とりあえず脚本家は変えてほしい。
面白くは観たのですが‥
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
このNetflix映画『シティーハンター』を私的も面白く観ました。
特に、冴羽リョウと演じた鈴木亮平さんの再現度と、アクションの素晴らしさは特に目を見張るものがあったと思われます。
ただ、(時代が古い原作を再現するので当たり前なのですが)描写の仕方が現在とズレを感じさせ、またトー横キッズや歌舞伎町近辺のヤクザやコミケ関連や薬物改造人間を作る組織の描写などに深みが感じられず、映画作品としては満足度が足りていないようには感じました。
日本の映画は創作物だとほとんど深く調べることなくそれぞれの世界はこんなものだろうと表層のステレオタイプイメージで作られる傾向にあると観客としては感じられます。
しかしNetflixの映画であれば予算が掛けられるはずなので、創作物であればなおさら脚本の準備段階で取材費をふんだんに使って、リアリティある現在の社会への深みある内容にして欲しいと思われました。
その可能性が期待される作品だっただけに僭越ながら今回の点数となりました。
マジハマる
最高でした。そもそもアニメの実写化で成功したためしがない、と思っていました。ジャッキー・チェンのシテハンもリョウの「俺の恋人に何をする!」と香の事を言ったのも「あ〜…原作の雰囲気わかってないなー」って感じだったし、フランス版も、え、そんなチープな事件がストーリーの根幹?そもそも服がかぶってるだけでリョウじゃない…て思ったし。正直期待感は薄かったんです。とりあえず見てみるかぁ…って感じで1回観たら解約するつもりでネトフリに加入したのですが…。期待を大きく上回る作品でどハマりしました!出だしは「スローアクションでごまかしてくのかな?」って思ったけど、鈴木亮平の銃の解体シーンでキュンっとし、背面打ちで「え、もうそれ見せていいの?」と食らいつき、槇村が死ぬシーンに香ちゃんが立ち会ってたのは「うわぁ…こう来るか。辛すぎだろ」って続きが気になりすぎてやめられませんでした。(海外版はどれも途中で視聴をやめてた)とにかく鈴木亮平のリョウっぷりが良かったです。予告編ではガンアクションで2丁拳銃はあんまりないんだけどなぁ…と思いつつ実際はカッコ良すぎたし、躊躇なく発砲するのもセリフ言い回しのひょうきんからシリアスへの変貌も良かったし、立ち方、ハシゴの降り方、目線が全部リョウを彷彿とさせました。「悪役やストーリーが現実感がない」との意見もあるようですが、そもそもフィクションであり、ゾンビ映画だって噛まれたら凶暴化するし、恋愛漫画ではないのでそのような現実感はなくても当たり前じゃないかなと。香があまり原作よりじゃないなぁ…と思ったけど、40人戦で「おりゃぁぁぁ!」って奮闘してるのを見て思わず「香ちゃん、可愛いww」って笑ってしまいました。冴子の「やだぁ…セクハラですか?」のセリフとポーズもイメージ通り。曲も良かったです。アレンジしたFootStepも最初気づかなくて中盤で「FootStepだ!」って萌えました。TikTokやコスプレイベント、最近のクラブも行ってた身としては違和感なく入り込めました。GET WILDだけは原曲を使ってほしかったかなぁ…シンセサイザーがメインでちょっと重厚感がなかったかな。打ち込みの印象がつよかったので生ライブ感を出してほしかったです。とはいえ、新宿に聖地巡礼行って、20回以上視聴してるのは言うまでもないです。かなり秀逸なガンアクションを披露してしまったので、続編のハードルは高いかもしれないですけど、監督を含めぜひぜひ、同じ出演で続編を作ってほしい!!願わくば、1作目の方が良かったな…と思わない内容で。よろしくお願いします!!
鈴木亮平ってすごいんだなって思った。
冴羽僚を理解し冴羽僚になりきっている鈴木亮平が本当にすごい。
これはもう冴羽僚じゃない??というくらい冴羽僚。なんなら声も神谷明さんに聞こえてくる。
鈴木亮平はスゴイ。
原作は全部読んだり見たりしてはいないのですが、例のラストソングは健在。
これは当時見てた人にはなつ過ぎてえも過ぎて泣いちゃうのでは。
話はちょっと気持ち悪いかな。サスペンス慣れしてる人はいいと思うけど。
血とか刃物ぐさっとか薬物とかなんかちょっと見るのが嫌なシーンは多いです。
もっかい見る?って言われたらこういったシーンが多いのでう~んって思う。
ヒロイン役の子、最初井上真央ちゃんかなと思っていたら違う。
この子すごく見たことがあるぞとおもったら「作りたい女と食べたい女」の理解ある同僚役の子だ。
すごく実力がある子だと思う。一生懸命な演技がすごく良かった。
香のイメージに近くて良かった。
心震えました‼︎
心震えました。
僕も漫画、アニメの一ファンです。
時を経てもスタッフの皆様が愛情を込めて実写として甦らせてくださり、感激です。
素敵な作品を本当に有り難うございます。
何より、僕の理想や心の支えとなっている作品を、鈴木さんも大ファンでずっとずっとやりたかったことは、とても心強くて嬉しいです。
精一杯の愛情と想いをリョウや作品に込めて頂き、本当に有り難うございます。
心震えました‼︎
ごめんなさい。どうしても続いて欲しくて、敢えて個人的な感想を書かせてもらいました。
初めてですし何度も観たいので、他のイベントやグロテスクなシーンは少なく、その代わり心の表現を長くてももっとしっかり観たかったです。
槇村の死後、香の悲しみや冴羽商事に行くまでの経緯など。
初めて(再び)お互い会って会話する場面ですし、リョウから気遣って関わらないよう伝えに行くのではと思いました。
香の墓参りの時、信頼、友情を表す花一輪が置かれててもよかったな、と思いました。
ダメ出しではないのですが、
偉そうに言ってごめんなさいっ!
興行成績がどうであっても変わらずに、
リョウや香の素晴らしい人間性、心と心の絆のストーリーを紡いで行ってほしいです。
欲と希望をだして、これからも素敵な物語ができると信じて、-0.5とさせてもらいました。
陰ながら僕も応援させて頂きます。
改めて、スタッフの皆様、そして鈴木さん、素晴らしい作品を生み出して頂き、
本当に有り難うございました‼︎
嬉しくて長文を叫んでしまい
失礼しました。
XYZは危険なカクテル
戦闘能力は抜群で射撃の腕前も神がかっているが、美女を前にすると鼻の下を伸ばしてデレデレになってしまうシティ・ハンターこと冴羽獠。
このキャラクターの二面性を、アニメファンでも納得するぐらいに鈴木亮平が見事に演じ分けていてびっくりした。
特にコルトを華麗に操る姿と、凄みをきかせ敵を威圧する姿と、くだらないギャグを連発する姿のギャップが面白い。
任務中に殺された兄の復讐に燃える香を演じた森田望智も役に憑依していた。
ストーリーはオリジナルだが、まさに現代のシティ・ハンターという趣で、まったく古さは感じさせない。
が、駅構内の伝言板は健在。
冴羽獠は人気コスプレYouTuberにもデレデレ。
そして謎の人を凶暴化させる薬が出回り、歌舞伎町は一層治安が悪くなる。
これ一作で終わらせるにはもったいないくらいで、是非続編を希望したい。
実写だがかなりアニメーションに近いダイナミックさがあり、いつも突然現れる100トンハンマーがこんな形で使われるのかと、ラストに流れる『GET WILD』と共に感動させられた。
正直、PV観た時は冴子以外は、う〜んて感じだったけど観終えてみると...
正直、PV観た時は冴子以外は、う〜んて感じだったけど観終えてみると、しっくりきたなって感じでした。
気になったのは、音楽とアクション。
シティーハンターのエンディングはGet Wildに決まってるんだけど、少しアニメの編曲もあったけど、もっとBGMをアニメに寄せて欲しかったかなぁ
あとアクションは凄いんだけど、獠はあんなアクションしないでしょて言うのが本音。
あれは、どっちかというとファルコンのアクションだよ、獠はコルトパイソン一つで何でもスマートに解決するからカッコいいんだよ。
そういうシーンも無いわけではなかったけど、、ちょっと色々撃ち過ぎに感じたかな。
配信だから海外を意識してのアクションなのかな?
良かったのは、香がビルの屋上で兄貴と血が繋がってないって話してるシーン、あそこが一番印象に残ってて、この子は香だって思った瞬間だった。
香と言えば、ハンマー誕生の瞬間が見られたのも良かった(笑)
対して獠は、実写の獠といえばエンジェルハートの上川さんがハマってたなって思うんだけど、流石に年齢的にきついし、今やるなら亮平くんが適役だなって思ったね。
亮平くんは、ちょっと肩幅とか線が少し細いかなっとは思うんだけと、脱いでも筋肉はあるしアクションもコメディも、もっこりも上手くアニメの獠を演じてたと思うし、アニメとダブってみえたシーンも幾らかあった。
アニメと違って、流石に股間を誇張したシーンはなかったね(笑)
これも世界への配慮なのかな?
気になった事はあったけど実写化としては成功してたと思うし、楽しめた。
神谷さんへのリスペクトもあって良かった。(伊倉さんの声も聞きたかったな)
続編があったらまた観てみたいと思える作品でした。
すんばらしい
鈴木亮平の俳優人生の総まとめ…!
ずっと、香はピチッとしたスキニーパンツなんだけど、現代に合わせて、今カーブパンツ流行ってるから?男っぽく見せたいガサツさを出すから、フィットしないデニムなのか???と思ってたけど、ラストよ、もっこりの相棒になる覚悟がピチッとしたスキニーだったのね…涙
ストーリーはthe BOYSみたいでなんともいえないけど、いい。いいよ、亮平のガン捌きと裸芸で全てチャラよ!!!!!!!
youtubeで神谷さんと鈴木亮平のメイキング裏話見たから、さらにグッとくるわぁ。
あと、くるみちゃんが顔がかわいくてスタイルが良すぎる。AIで作ったみたいな美貌で惚れ惚れ!
続編期待しちゃうーーーーー!ストーリーはどうでもいいから、鈴木亮平のリョウちゃんをみせてくれ!!
鈴木亮平に脱帽
正確無比な射撃で群衆の隙間を縫って敵だけを撃ち、
銃撃でボルトを回してボンベの固定を外して敵にぶつけ、
ワンホールショットの連射で防弾ガラスを打ち抜き……
こういう荒唐無稽なガンアクションこそ、まさにシティーハンターですよね
単に銃撃って相手がバタバタ倒れていったり、パンチやキックの格闘で倒したりするだけじゃあダメで、
これがあってこそのシティーハンターなんですよね。それがよくわかってる
どれだけ普段モッコリギャグかましてようが、決めるべき時はキッチリ決める、というギャップの激しい獠を、
その肉体とアクションのキレまで見事に演じ挙げた鈴木亮平にはもはや脱帽するほかない
ただちょっと違和感があったのが、
・いくら出会ったばかりとはいえ、獠の言う事全く聞かずに余計な事ばかりして足を引っ張りまくる香
・色香で獠を翻弄するでもなく、牧村兄との関係性がそれほど深い感じもなく、ただ単に全く別人の「女刑事A」だったとしても話成立するくらいキャラの薄い冴子
ちょっとこの二人のキャラが解釈違いかなー、とは
とはいえ、原作と比較するから違和感あるってだけで、一本の映画の中でのキャラとしてなら普通にあるあるなキャラ付けではあるんですけどもね
あとはまぁ、Get Wildはやっぱ変にいじらない原曲が一番よね……
って事で-0.5☆
それにしても香が!!
鈴木亮平さんのキッパリした役作りには脱帽しました。
作品自体のバランスもいいと思います。
というのも、槇村が亡くなった直後のストーリーなので、
はしゃぐだけでは成り立たないと、
キャストインタビューにあったと思うのですが、
全くその通りで、
シリアスな悲しい雰囲気をかなぐり捨てるわけにはいかないが、
でも冴羽獠のコミカルさは生かさなくてはシティーハンターでは無いし、
という難しいバランスをちゃんと作り上げていたと感じます。
バランスのいいエンターティメントに仕上がっていると思います。
それにしても、槇村香の森田望智さんがすごく好き。
槇村香として説得力があったし、セリフが良いですね。
存在感がとてもいいと思いました。
「おかえりモネ」でも「虎に翼」でも注目していましたが、
槇村香、とても良いです、森田さんのファンになりました。
見るに耐えない
評価が高かったので、友人と視聴しましたがこれは酷いです。
主人公の冴羽獠は、シリアスとギャグの使い分けが上手く、アクションシーンもかっこよかったです。
ですが、脚本と他の登場人物が残念でした。
先ず、一番酷かったのが槇村香です。原作では、善良で芯の強い女でしたが、今作では姫ポジイキリ女でした。「守るから!」なんて言いながら、全部獠任せです。猪突猛進で、やることなすこと裏目に出ますし、台無しにします。香が「私のせいだよね…」と言い出すシーンには、思わず「そうだよ!」と突っ込んでしまいました。相棒として背中を預けたり、支え合ったりするのではなく、獠におんぶに抱っこのねんねちゃんでした。
冴子は、色気ムンムンでクールに見えながら警察としての誇りもある女ですが、今作では無能な警察集団に居る知り合い程度です。警察が無能過ぎでしたね。
脚本ですが、槇村秀幸が死ぬシーンから入ったのでテンポが悪く感じました。恐らく、冴羽獠と槇村秀幸が良い相棒として仕事をしていたというシーンを入れることで、相棒を殺された冴羽獠の怒りや憎しみを表現したかったんでしょうが。無くても支障無かったと思われます。血塗れの槇村秀幸を無言で抱きしめるカットを入れれば十分だったのでは?
槇村秀幸が亡くなったシーンからはじめたので、槇村香と冴羽獠の距離が縮んでいない状態からのスタートになります。故に、槇村香がなんの見返りもなしに冴羽獠に「お前のせいで兄貴が死んだんだから責任取れよ!」くらいのウザイ奴になりました。槇村香と冴羽獠の距離が縮んでいる状態からのスタートの方が、槇村香がウザくてイタいキャラにならなかったのではと思います。
今作オリジナルキャラの家出少女も魅力を一切感じませんでした。そもそも、どういう人間なのか、何故家出をしたのかも殆どありません。物語を動かす為の舞台装置です。コスプレイベントも襲撃されるための出来事でしかありません。折角見つけた友達は狂ってるし、目の前で殺されたのに特に何も無し。普通は、発狂しませんかね。
あと、申し訳程度のユニオンテオーぺとエンジェルダスト要素。ユニオンテオーぺが、小物臭酷かったです。首に爆弾仕込まれて、用済みならズドンッ!どういう組織で、なんのために危ない橋を渡ってまで薬を開発していたのかも特に無し。「取り敢えずやべー組織感を出しとこ」みたいな印象でした。
最後にGet Wild流しとけばいいよねみたいなのやめてほしいですね。
フランス版のシティーハンターと比べるのもおこがましいレベルでした。リスペクトを欠片も感じません。脚本担当は、本当に原作読んだんでしょうか。友人が居なければ消したいくらい、最後まで見るのも辛かったです。
コレ!
良い…。
派手なオープニングアクトからグッと作品世界に惹き込まれる。
冴羽リョウが…生きてる!
もう台詞の言い回しから、アクションの体捌きから、その飄々としたキャラから緩急のある表情まで…見事だった。この作品を見て冴羽リョウってスーパーヒーローなんだなぁと改めて思う。
エンジェルダストに連なる原作を読んではいないのだけど、中々に風呂敷は大きく続編を期待したい。
日本映画の特色として…どうしても画面が明るく感じてしまい、それが作品に重厚感やリアリズムを付与する妨げになってるような気がしてならない。
今作もそうで…画面が明るく見やすい分、どこかチープに見えてしまう。残念でならない。
裏社会に生きてるからこその影を落とし込めたら、雰囲気が爆上がりだろうに…。
ともあれ、優秀な原作に改めて想いを馳せる1作になった。主演の鈴木氏は激ハマりで…彼が演じる役には不思議な事に嘘を感じる事が少なく、今回の冴羽にしても、牧村が死んでいくところ、ほぼ見つめてるだけなのだけど、悲しさと虚しさがバンバン伝わってくる。心の内では泣き叫んでんだと思った。素晴らしい役者さんだと思う。
思い出されるのが仏版シティハンターなのだけども…いや、コレだよっコレ!シティハンターってコレなんだよって!声を大にして言いたい。
物語の緩急っていうか、予兆もなく急激にシリアスになったりするリズムの付け方が心地よかった。
クラブで人の間隙を縫って放たれる弾道の表現とか…震えが来るし、アイドルを踊りながら守るとこなんて、カッコ悪いのにカッコいい!
冴羽リョウの真骨頂が詰まってた。
ところでネットニュースで海坊主の事がピックアップされてたのだけれど…見当たらなかったように思う。
すでに次回作の話なんだろうか?
あ、冴子さんやった木村さんもアクセントになってて良かったなぁー。
キャッツアイとの共演とか、ファンとしては期待したいところである。
◾️追記
冴羽リョウの造詣について、台詞の言い回しって事を書いていてフと思う。
漫画なので音があるわけでもなく、この声の部分はアニメ版の印象が強いのだ、と。それならば名優・神谷明氏の存在なくしては、この作品は生まれなかったのかもしれないと思う。
既存のイメージを払拭するのは容易い事ではないのだけれど、神谷氏がアニメ版でした冴羽リョウへのアプローチも、本作の鈴木氏同様、劇ハマりだったんだなぁと思われる。
冴羽獠の完成度が凄い👏
鈴木亮平、ますますとんでもない役者だと
実感しました。
シリアスな獠ももっこり大好きな獠も
ほぼ完璧と言っていいほどだと思うし
これなら原作ファンは怒らないのではなかろうか🤔
森田望智の香も、原作に忠実で(いい意味で)
イライラさせるし、邪魔するし、でもなんだか
憎めない感じがぴったり👍
アクションもキレッキレだし
韓国アクションに負けず劣らずと言ってもいし
これはますます鈴木亮平忙しくなるね😆👍
エンディング曲も嬉しい、ついつい一緒に歌っちゃった(๑˭̴̵̶́ꄱ˭̴̵̶̀ )🎤✨
北条司先生の作った獠を感じることができた
鈴木亮平さんの熱意が詰まった良作。
主人公の獠だけでなく、ほかのキャラクターも含めて
この漫画・アニメの世界のすべてを鈴木さんが愛しているのが伝わってきました。
胸を張った北条司先生のキャラクターならではの立ち姿が
アクションシーンでも崩れることがなく、最初の数分で心をつかまれました。
姿勢が良いままチンピラを捌いていく鈴木さんは漫画の強い獠そのものでした。
個人的に一番北条司イズムを感じたのはコスプレイベント護衛のシーン。
カメラ小僧を妨害し、麻酔銃を股間の馬で防いだ後の
「ヒヒ~ン」の台詞、表情。
この映画オリジナルのシーンですが、
獠なら言いそうだと思ったし漫画のコマとして絵が浮かんでくるようでした。
脚本に元々あったのかアドリブなのかわからないけれど、
漫画にないパートでそれを感じる事ができたのが最高です。
冴子の女狐っぷりや太ももに仕込んだメスで敵を倒すところ見たい!
猫に無力化されたり、壁隔てて獠とバズーカ構えあってる海坊主も見たい!
なによりパートナーとして事件を解決していく獠と香が見たい!
どうか続きが見られますように!
Get Wildは
テンポよく、面白かったです。
鈴木亮平さんのリョウはコミカルで尚且つシリアスバランスが良い。
実写2作品の中で一番リョウにあっているかと自分はおもいます。
あと、香ですね森田望智さんがとても好演していました。
終盤のアクションも見ごたえたっぷり。
これからもシリーズ続けて欲しいです。
で、今ひとつなところ
ラスボスの小物感はいなめない。
まぁ憎たらしい不快感抜群なセリフ回しは良いですが。
Get Wildは原曲のが良かったなぁ。
30年以上の月日は伊達ではない。
宇都宮さんも年月を経て今の声も良い曲もあるけどGet Wildは軽かったなぁ。
次回があるなら鈴木亮平さんが言っているようにSTILL LOVE HERをEDで
お願いしたい。
Get WildはあえてOPでも良いんですよ。
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