「北条司先生の作った獠を感じることができた」シティーハンター ぎゅうひさんの映画レビュー(感想・評価)
北条司先生の作った獠を感じることができた
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鈴木亮平さんの熱意が詰まった良作。
主人公の獠だけでなく、ほかのキャラクターも含めて
この漫画・アニメの世界のすべてを鈴木さんが愛しているのが伝わってきました。
胸を張った北条司先生のキャラクターならではの立ち姿が
アクションシーンでも崩れることがなく、最初の数分で心をつかまれました。
姿勢が良いままチンピラを捌いていく鈴木さんは漫画の強い獠そのものでした。
個人的に一番北条司イズムを感じたのはコスプレイベント護衛のシーン。
カメラ小僧を妨害し、麻酔銃を股間の馬で防いだ後の
「ヒヒ~ン」の台詞、表情。
この映画オリジナルのシーンですが、
獠なら言いそうだと思ったし漫画のコマとして絵が浮かんでくるようでした。
脚本に元々あったのかアドリブなのかわからないけれど、
漫画にないパートでそれを感じる事ができたのが最高です。
冴子の女狐っぷりや太ももに仕込んだメスで敵を倒すところ見たい!
猫に無力化されたり、壁隔てて獠とバズーカ構えあってる海坊主も見たい!
なによりパートナーとして事件を解決していく獠と香が見たい!
どうか続きが見られますように!
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