魔女の香水

劇場公開日:

魔女の香水

解説・あらすじ

香水をテーマにひとりの女性の成長を描いた人間ドラマ。

華やかなセレブが集まるバンケットホールで派遣社員として働く若林恵麻は、正社員になって一流の仕事をすることを目標に奮闘していたが、後輩へセクハラ行為を行った上司に抗議したことで職を失ってしまう。自暴自棄に陥った彼女は、夜の街のスカウトマンに連れられ、「魔女さん」と呼ばれるミステリアスな女性・白石弥生が営む香水店を訪れる。その店を手伝うことになった恵麻は、弥生から授けられた言葉と香りを通し、自分の未来を切りひらくのは自分自身だと気づく。ある日、恵麻は金木犀の香りをまとった実業家の男性・横山蓮と出会う。やがて香料会社で働きはじめた恵麻は、営業先で蓮と再会を果たす。

香水店の店主・弥生を黒木瞳、恵麻を桜井日奈子、蓮を平岡祐太が演じる。監督・脚本は「JAZZ爺MEN」「たった一度の歌」の宮武由衣。

2023年製作/119分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2023年6月16日

スタッフ・キャスト

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(C)映画「魔女の香水」製作委員会

映画レビュー

4.5月9

2025年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

よくありがちな型ではあるが、物語として十分に楽しめる作品
主人公若林エマの人生の転機と困難を乗り越えて成功を掴むという主軸
その手助けを担った魔女さんと呼ばれる香水屋の店主やよいと彼女の過去
香水屋に出入りするチャラい若者
そこに会社のアップダウンと恋を絡ませ主軸を盛り上げている。
少し俯瞰するとこの作品は、今では影をひそめてしまった「月9」とか言われたドラマを映画化したのかなと思う。
作られなくなったドラマを映画にしたのがこの作品なのかもしれない。
ドラマにありがちなお笑い要素を入れれば、まさに「月9」になる。
逆に、お笑い要素、息抜き場面がないことで主人公役の演技力がどうしても気になってしまう。
さて、
冒頭、「何事も楽しむ」というような言葉で、香水の1番から9番まで花言葉ならぬ香水言葉が登場する。
そして魔女は言う「世の中にある似て非なるもの」「可能性と欲望」
この言葉はなかなか興味深い。
そして泣き言をいう若林に対し「価値なんて付けられるよりつける立場になりなさい」という言葉もよかった。
何より香水というものの考え方を視聴者の提示している点は素晴らしかった。
香りが記憶を呼び覚まし、ストーリーとなるのはロマンがある。
物語は、
若林の派遣切りから始まり、やよいとの出会いで人生の岐路を成功へと導かれる姿が描かれている。
そこに挟み込まれるのが恋
そして会社 上司
対局として、昔でいうところの高級クラブの女性と彼女を指名する客の人生
ここに仕掛けた「可能性と欲望」 その行き着くところ。
物語を多角的に提示する方法もいいと思う。
そうして再度歩き始めた若林だったが、また派遣切りされる。
「面白くなってきたじゃない」
このやよいの言葉は、この作品の中で最もよかった。
まさに人生の岐路 ピンチとチャンスは同時に訪れる。
若林の心の奥底に眠っていた「夢」 それこそが可能性
やがてやよいの未完のままのプリエールNo,9の残り1%の材料がわかる。
同時にやよいの過去も解決する。
若林の会社の業績アップはまさに「月9」
様々な場所に伏線が仕込んであり、なかなか面白い物語だった。

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R41

3.0モラハラ・パワハラ男の描写が上手い

2025年2月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

モラハラ・パワハラ男の描写が上手かったです。後半の恋愛がちょっと違和感あったので、恋愛に話を寄せない方が良かったかもしれないです。

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ミカ

3.0前半は良かった

2025年2月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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サニーインティライミ

5.0感動しました!

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

2回泣きました。いい言葉が敷き詰めてある映画です。心に響く言葉が満載。みんなにお勧めしたい映画です。勇気を頂きました。落ち込んだ時また観たいです

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ともち