魔女の香水

劇場公開日:

魔女の香水

解説

香水をテーマにひとりの女性の成長を描いた人間ドラマ。

華やかなセレブが集まるバンケットホールで派遣社員として働く若林恵麻は、正社員になって一流の仕事をすることを目標に奮闘していたが、後輩へセクハラ行為を行った上司に抗議したことで職を失ってしまう。自暴自棄に陥った彼女は、夜の街のスカウトマンに連れられ、「魔女さん」と呼ばれるミステリアスな女性・白石弥生が営む香水店を訪れる。その店を手伝うことになった恵麻は、弥生から授けられた言葉と香りを通し、自分の未来を切りひらくのは自分自身だと気づく。ある日、恵麻は金木犀の香りをまとった実業家の男性・横山蓮と出会う。やがて香料会社で働きはじめた恵麻は、営業先で蓮と再会を果たす。

香水店の店主・弥生を黒木瞳、恵麻を桜井日奈子、蓮を平岡祐太が演じる。監督・脚本は「JAZZ爺MEN」「たった一度の歌」の宮武由衣。

2023年製作/119分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2023年6月16日

スタッフ・キャスト

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(C)映画「魔女の香水」製作委員会

映画レビュー

5.0感動しました!

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

2回泣きました。いい言葉が敷き詰めてある映画です。心に響く言葉が満載。みんなにお勧めしたい映画です。勇気を頂きました。落ち込んだ時また観たいです

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ともち

3.5成長の鍵は出会いと自分の中にある

2023年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

香水との出会いにより人生を生き抜く術を見出す恵麻の成長と、香水を表現手段として人々を励まし続ける弥生が半生を賭して挑む作品作りの物語。 恵麻のサクセスストーリーはやや強引で昔のケータイ小説的なノリを思い出したが、終盤の彼女は自分の言葉でものを伝えることができるようになっており、少し危なっかしいながらも希望が持てる流れだった。 弥生のストーリーは、黒木瞳さんの陰陽の入り混じる表情の力によって短いシーンでも言外に沢山の感情が伝わってきて、ずっしりと重みが感じられた。 恵麻、弥生、舞と、劇中で成長したヒロインたちを「全てを手に入れた成功者」にせず、自分が選んだ仕事をメインに社会と関わり続ける自立したサバイバーにしたのは、こういったジャンルの作品では目新しかった。 「めでたしめでたし」だけで終わらない、まだまだどこかで彼女たちの物語が続くことを想像させるヒロイン像に好感を覚えた。

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うぐいす

4.0こういうのも好き

2023年7月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

香水に関心わ持たせてくれる素晴らしい作品でした ストーリーの展開に少し強引な面もあったけど これも映画かな(^O^)

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jamjam

4.0人生が変わる香りに出会える

2023年7月3日
スマートフォンから投稿

悲しい

幸せ

わりとマイナーな映画なのかもしれない、と覚悟をしながら行ったけれど面白かったです。真面目に真っ直ぐに生きても損ばかりをしてしまう理不尽な世の中。自分の存在価値を疑いながらも好きなことにまっしぐらの若林恵麻は、職場を変わりながら初めて「天職」を見つけます。「人々を幸せにする香りを見つけていくこと」 香りという映像化できない世界観を1つずつ丁寧に表現していく事でこの映画は成り立ちます。どういう原料で、何を配合して、どんな香りがするか、香りをかぐとどんな気分になるか。香りに人は救われるし、懐かしさを覚えるし、忘れられない思い出にもなる。魔女と言うから魔法めいたお話か?と思ったけれど普通に感動のお話。やっぱり自分の世界を広げるためには周りが出来ないような努力を死ぬ気でしなければ始まらないよなぁ、と思うような納得のセリフがたくさんありました。 俳優さんたちの中に「魔法の絨毯」を歌われている川崎鷹也さんが俳優さんとして出ていました。演技上手だったわ。主題歌も作って歌って、俳優としても出てて、才能多い人で凄いですね。

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ゆうき