「馬鹿に振り切ったヤンキー映画」ゴジラ×コング 新たなる帝国 ばるすパパさんの映画レビュー(感想・評価)
馬鹿に振り切ったヤンキー映画
県内有数の底辺ヤンキー高校に一匹狼の転校生が来る。
「なんや、ワレ!見かけん顔やなあ。」
「なんやその歯は!おい、お前ら見てみろ!おかしな差し歯しとるけえの!ほら、笑え!もっと笑ってやれ!」
転校生と番長グループの乱闘が始まる。
一度は番長グループに勝った転校生。しかし裏番登場で命からがら逃げる。
その後助っ人を加えた転校生グループと番長グループは河原で天下分け目の大乱闘。
やがて乱闘は町の中まで巻き込んで転校生グループの勝利でハッピーエンド。
そんなありふれたヤンキー漫画を一億3500万ドルの資金を注ぎ込んで怪獣でやったのがこの作品。
やってることはヤンキー映画と80年代のハリウッド映画のブレンド。そこに最新のCGと大金を注ぎ込んだアメリカ人に拍手。
知能指数下げまくってIMAXシアターの真ん中より前の列で観るべし!
字幕が読みにくくても感じればいい!とにかく大画面で視界を埋め尽くす環境にこそ、この映画を見る価値が存在する。
この迫力を体感させるためにこじつけ、積み上げていった屁理屈みたいなストーリーなんて全く気にならなくなるから!
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