「"自分(心)の居場所"がテーマの豪華なモンスターアクション映画」ゴジラ×コング 新たなる帝国 Sakiさんの映画レビュー(感想・評価)
"自分(心)の居場所"がテーマの豪華なモンスターアクション映画
豪華なモンスターが勢揃いで
とても迫力があった。
ドタバタモンスタープロレス映画のようにも見えたが、
ストーリーを読み取ると
"自分(心)の居場所"
がテーマなのではないかと感じた。
モンスターにも感情があるように見えた。
アンドリュース博士の養女ジアは唯一コングと手話で心を通わせることができる。
ジアは学校で他人とは違う自分を責めていて、自分は何者なのか、自分の居場所を探していた。
ゴングもまた、1人寂しそうで、故郷を求め彷徨っていた。
人間とコングの歴史ある繋がりや
ゴジラ×コング。
髑髏島のイーウィス族の最後の1人ジアによって復活したモスラ。
最後には、
ゴングは自らの力で故郷を取り戻し
ジアは勇敢に地下空洞へ行ったことで
自分の祖先や存在意味を知ることができた。
ジアやゴングが探していた
自分(心)の居場所は
物理的な居場所だけではなく
心の拠り所となる関係性や安心感があり、
ありのままの自分でいられる場、生き生きと輝ける場のことなのかと感じた。
それが自己存在感や充実感を感じられ
幸福感、心の安定感につながるのかもしれないと思った。
自分(心)の居場所は自らが行動して見つける、作り出すことが必要だというように感じた。
あと個人的に
コロッセオで丸まって眠るゴジラがとても可愛く、モスラがとても美しかった。
こんばんは!コメントありがとうございます。
心温まるレビューありがとうございます。
Sakiさんの視点が怪獣たちを優しく見てらして、嬉しくなって思わず共感ポチしました。
コメントありがとうございました!
Sakiさんのレビュー、見落としがちなところを分析されてて凄く参考になります!そうそう、コングが「故郷を失った」っていうシーンやジアが故郷について気持ちを伝えるラスト、とても印象的でした。そういう視点で観るときれいにまとまった作品だったんだなぁと改めて感心します。
こちらこそ、素敵なレビュー楽しみにしてます☺