劇場公開日 2024年4月26日

「ビー・バップ・モンスターズ」ゴジラ×コング 新たなる帝国 きのこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ビー・バップ・モンスターズ

2024年4月27日
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鑑賞方法:映画館

怪獣映画とヤンキー映画の奇跡のコラボレーションだと思いました。

前作は、不良界(怪獣界)のテッペンを目指してケンカに明け暮れるゴジラくんのところに、田舎から転校してきたコングくんがやってくる。
初めはケンカしてた2人だったが、苛められっ子だったのぼる(GTOの小栗旬)に操られた最恐の不良メカゴジラくんを2人で倒す。

そして、今作は再び田舎に転校していったコングくん。
転校先の学校は、スカーキングと言われる番長が君臨しており、生徒は彼の奴隷のような扱いを受けていた。
コングくんは、学校の平和を取り戻すため、スカーキングとその一派に立ち向かうが、多勢に無勢、返り討ちに合ってしまう。
一方、ゴジラくんは、怪獣王になるため、ケンカに明け暮れる日々を送っていた。
元いた田舎で仲の良かったジアちゃんを守るため、コングくんはゴジラくんに再び共闘を呼びかける。

みたいな…。

コングがゴジラを呼びに行ったところも、

ゴジラ「は?お前、なんでここにいるんだよ!俺呼び出すとか偉くなったもんだな!」
コング「ち、ちょ!待てよ!」
バキッ!ドカッ!
コング「話し聞けって!この脳筋トカゲ野郎!」
バキッ!バキッ!
ゴジラ「うっせー!クソザル!」
コング「誰がクソザルだ!コラッ!」
ドカッ!バキッ!

という、台詞が勝手に聞こえてきました。

挙げ句の果てには、ケンカを止めに学級委員長(モスラ)まで出てくるし。
もう、面白すぎてめちゃくちゃ笑いました。

この監督は、なんで日本のヤンキー漫画とか映画の世界を、怪獣に置き換えて撮れるんだ?!
ある意味凄いと思います。

ゴジラ映画としては、はっきり言ってイマイチなのですが、怪獣✕ヤンキー映画としては、結構楽しめたので、★3.5かな?

怪獣同士のケンカは、迫力あってほんとに良かった!
映画としての内容はあんまりないので、子供向けの怪獣映画みたいな感じもするのですが、お金掛けまくって、ただ怪獣がバトルする映画を作るというのも贅沢な話しですよね。

とにかく、怪獣バトルがかっこいい映画でした!

きのこ
大吉さんのコメント
2024年4月27日

たしかにヤンキー映画でした。

大吉