キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
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安定の面白さ
うん、まあ、よかった、
6 迫力があり
やっぱり期待を裏切らないキングダム!でも李牧…マジか…(配役について)
原作何度も熟読、映画キングダム1、2共に映画館にて鑑賞済み。
3の構成は前半が紫夏とセイとのストーリーを軸に趙の侵攻にどう対処するかという陣営でのお話し。前作で出番の限られたセイの中華統一に向けて堅い意志の理由が明かされます。後半は趙を迎え撃つ戦闘シーン。王騎将軍の采配に、信と飛信隊(信率いる100名の部隊)の活躍が描かれます。いつもながらよくここまでまとめて見せてくれるなぁという感じで、続編に向けた〝前編〟の印象でした。
今回どこまで描くのかと思ったら、なるほどそこですか(笑)絶対続き見たい!となること間違いなしです!ぜひ続編お願いします。
さてここからはキングダム3で初めて出演となる役の配役などについて。
⭐︎紫夏役の杏さんは、配役を知ってから見に行きました。
それなりに似合うし、良い配役だなって思っていた程度でしたが…
馬車上でセイに手綱を譲ってからの紫夏の見せ場では杏さんで良かったと思えるほど、感動で泣きました。女優さんとして綺麗に見せるというより、これがもし実話でこういう人物が生きていたならきっとこうだっただろうと思える命懸けの、感情むき出しのお芝居で最高でした。
正直セイが馬車から逃げて自分の闇から目覚めて行く時の紫夏には、原作ほどの凄みがなかったので、上述のクライマックスを際立たせるためのあえての演出かなぁと思いました。
⭐︎亜門役の浅利さんについて
どなたが亜門なのか知らずに見に行ったのですが、発声から骨太で演技に生き様を感じられるお芝居。ストーリー的にも決して軽く消えるわけには行かない役所。脇役と思えぬ存在感素敵でした。コード・ブルーでの救命士の印象が強く残っていたので、その役のイメージをお持ちの方いましたら、ガラッと違う雰囲気を堪能できるかと
⭐︎また配役を知っていたのは、他に山田くんの万極、片岡さんに馮忌、山本さんの趙荘。
山田くんが、あの怨念に取り憑かれている万極とはさすがにイケメン過ぎるやろーって思っていたのですが、過去の出演作※で実力派の役者さんのイメージがあったので、長平の怨みを抱える役もきっとこなせると安心感を持っていました。実際は思っていたより出番が限られていましたが、目力に手抜きはなくビジュも原作寄りで長髪も似合うのはさすが。もっと活躍が見たかったところ。ストーリー的には今作の後で見どころがあるはずなので、次回に期待です。
※澤圭役の濱津さんと共演していた『ヒノマルソウル』(長野オリンピックでスキージャンプ団体金メダルに貢献したテストジャンパーのお話し)で聴覚障害の難しい役どころの演技や東リベでもセイ役の吉沢くんと共にドラケン役など。キングダム出演者との共演に興味を持つ方にはおすすめです!
片岡さんは、安定の演技力でした。それにつきます。片岡さんほどの方ではここで消える役だなんて勿体無いような気がするけれど、〝ある程度名の通った武将〟という役なので、これほどの人を討ち取ったという王騎の策と飛信隊(主人公信率いる100人の今回は特殊部隊)の凄さを配役で埋めた部分もあるかなという印象です。
山本さんは、個人的にNHKの新撰組土方役や陽炎の辻での無口な剣豪のイメージがいまだにある中、きのう何食べた?での同性愛者役や、ハガレンのアームストロング役などコミカルな演技も見てきて、どんな役でもこなされる器用な役者さんというイメージ。だから、趙荘の策を悟らせず、でも布石をうっていくことが要求される難しい役所を任されたのは納得です。
正直重大な策がある割には少しライトな存在感に見えてしまったような気もするのですが、後ろにいる李牧よりも重厚にはなれないバランスを考えると妥当な演技なのかなぁ…。陣を後ろへ引いてここからが、、、というところなのでやはり続編に期待!
⭐︎そして映画を観る直前に自ら調べたわけではないのですが、映画とは関係ないものを調べようと検索ページ開いた時おすすめに上がってきた記事のタイトルで配役を知ってしまったのが、蒙武役の萩原さん。
役者さんを存じ上げず、映画を見た感想としては…原作の子供っぽく女の子のようにも見えるかわいいビジュとはイメージが異なるものの蒙武の息子ということを踏まえるとお顔の骨格とか、合ってたのかなぁという気もします。昌平君の弟子で陣形や戦略を練れるほどの頭のキレる役なので、そういう知的な部分などの役作りは浅く、滑舌も含めてどうしても現代劇っぽくて詰めの甘さを感じてしまいました。すごい役者の方々に囲まれる現場で吸収してがんばって欲しいです。
⭐︎蒙毅のシーンで初めて正面のお顔解禁、そう!!李牧!!李牧ですよぉ!!ずっと前作のラストから予告に至るまで後ろ姿のみで徹底的にシークレットだったので、色々どなたが李牧なのか勝手ながら予想していました。
一部配役を予想するYouTube動画などで色々見たのですが(中には当たってた動画もありました)、個人的には剣の扱いにも慣れて中国武術の殺陣もこなせるディーン・フジオカさん一択予想だったので、、、思わずこちらのタイトルにも「マジか…」と書いてしまいました。
そんな李牧役は、小栗旬さん!!
高身長なところは役に合っていると思います。
小栗さんは演技お上手な方だし、こだわりをもった役者さんだと思っています。出演作の花男はもちろん花ざかりや信長協奏曲も小栗さんのおかげで好きだったし、CRISIS(公安モノ)のアクションカッコよかったし、小栗さんのアンチでは決してないのです。
でも、原作ファンとしては今のところ小栗李牧は李牧に思えません(ノ_<)
ビジュが違い過ぎる呂不韋の佐藤さんのように、映画オリジナルと思って割り切りで見ようと思うほどでした。(佐藤さんも素晴らしい演技力の実力派俳優さんなので)
不快に思われたら申し訳ないのですが、やはりセリフの言い回しが、まーきのっ!って言いそうな現代感(ファンの方ごめんなさい)があって、残念でした。たしかに、原作には策士なのに天然な感じとか、総大将らしからぬすっとぼけシーンとかもあるので、現代っぽいイメージもあるかもですがそれは表面的であって、李牧の芯にはセイのように絶対的に譲れないものを秘めていることが原作には描かれていると思います。だからそういったもっと中身の詰まったものが見えるくらいのお芝居を小栗さんほどの方にはして欲しかったなぁ…と。
もちろん戦闘を指揮するような、秘めたるものを出すべきシーンでもないのですが、セイ同様並々ならぬものを持つ李牧だからこそ、普段から放つようなものを求めてしまいます。
またメタ発言かもですが、実写のルパン役はめちゃくちゃ合っていた小栗さんですが
李牧は身近にいるカイネ(女性護衛)にも手を出さない紳士なので
その辺もイメージ的に…合わないように思ってしまいました。
セイ扮する吉沢くんがしっかり立場や品格、時代のイメージにあったお芝居をされているのに対し、セイに後々対抗する敵役として今後どのようなお芝居をされるのか注目したいと思います。
⭐︎カイネも配役知らないままでしたが、劇中の中のビジュやたたずまいはめちゃくちゃカイネという感じで、合っていました。李牧様に歯向かう者は斬る!という凄みをちゃんと感じられました。お名前がわからなかったので、調べると佐久間由衣さんという方でした。綾野剛さんの奥様なのですね…ニュースには疎くて(笑)映画屍人荘の殺人でお見かけしたことのある方でした。振り返るとそちらでのお芝居も爽やかな風貌の中に芯の強さを感じる印象だったように思います。
⭐︎そして、この方もずっとシークレットでした!知らないまま観に行きました。
ほうけん!!(漢字変換わからない、ごめんなさい)
こんな強者を演じられる人って予想もつかず、捻り出してテルマエロマエなどに出ていらした阿部寛さん、、、?とか思ったり、YouTubeの予想動画で見た松山ケンイチさんも演技派だけど線が細いような…って感じで本当に私自身想像つきませんでした。
蓋を開けて見ると、最初韓国の俳優さんでも抜擢したのかと思ったのですが
お顔を見たら全て納得!!!まさかの吉川晃司さん!!!
以前(といっても下手したら10年以上とか相当前ですが)何かのインタビュー記事で吉川さんはご自分のことを「己(おのれ)」と呼んでいらしたことを思い出しました。もしかしたらるろ剣の記事かも。るろ剣でも鵜堂というサイコパスみのある主人公の敵役をされていましたし圧迫感のある存在感は折り紙つきですね。〝我、武神なり〟という狂人並みに己の道を極め神そのものとして生ける役にピッタリ。イってるような目も吉川さんは表現されていて、この方がほうけんで良かったと思いました。
ほうけんの不気味さと得体の知れない強さを映像加工で魅せる演出も合っていて良かったです!
二本立てを観たような
控えめに言って【最高】
1日の「映画の日」で安いので・・・、拘りは無いけど時間が合ったので初めて「ATMOS」で観る!
若き王えい政が中華統一を目指すきっかけ そのエピソード凄いきっかけ...
飛信隊の信、ここにあり
まずはグチらせてください。私は原作を読んでいません。たしかエイ政は妾の子、セイキョウは本妻の子だったと思います。私はてっきり杏さんがエイ政の母親かと思いました。
冒頭の王騎将軍の言葉、「今一度お尋ねします。あなたはなぜ中華の王になりたいのですか」
えー、また聞くの。しつこくないですか。そしてエイ政が話した紫夏と亜門のエピソードはとてもいい話でしたが、これに時間を割く必要がありましたか。
セイキョウがいるのにエイ政が王位継承者だと言うなら、呂不韋はなんでエイ政を助けておかなかったのかと思ったし、エイ政少年はいじめられすぎて病んでいたし、闇商人の荷馬車で追っ手を振り切るのは無理があったし、あの2人があんな事になったのは完全にエイ政のせいです。
1作目で、エイ政の「俺もここで簡単に殺られるわけにはいかない。俺を守る為に死んでいった者が少なからずいるからな」のセリフに、カッコいーい!と思ったのに、そのエピソードがこれですか⁉ 吉沢亮さんがいじけた子供を演じるのは無理がありました。
ということで、私のエイ政愛は薄れました。
杏さんと浅利陽介さんはすごく良かったですよ。
でも、戦の駆け引きは、前作より面白かったです。山﨑賢人さんは役にどんどん馴染んできてますね。「わらべ信」の呼び名も無くなりますね?
主題歌は、なぜ宇多田ヒカル?
ハリー・ポッターかキングダム
キングダム毎年1本製作して欲しいな。それでも完結するのに50年はかかりそう。
シリーズを通して政と信の成長を描くドラマ?キャラの成長と役者の成長が楽しめるとはハリー・ポッターのようw
ロン、ハーマイオニー、そしてハリー・ポッターの成長を年1回見られて楽しかったが最後は3人以外の成長も楽しめるとは。
キングダムも二人の成長以外も楽しめそうw次回作はよ!楽しみ!
飛信隊の信として成長する姿が良い!
人気コミックの「キングダム」シリーズ第3弾の実写版。1作目と2作目を映画館で鑑賞していたので、今作も期待しながら鑑賞しました。
前半は、嬴政が趙国から秦国へと逃れ王として覚悟が定まるキッカケとなった、紫夏との出会いと別れを丁寧に描かくことで、中華統一に対する嬴政の意志の強さが伝わってきた。
後半は、秦国に攻め入った趙国との攻防である馬陽の戦いが描かれているが、スケールが大きく戦場の迫力感がダイレクトに伝わってきて面白い。
ただ、百人程度の人数しかいない飛信隊が戦場の隙間を縫って、敵本陣を奇襲するというシーンでは、大将首を取るのに正直なところ説得力に欠ける感じで残念だった。
このまま、馬陽の戦いを最後まで描くのかと思いきや、ラストで龐煖が現れ映画は終了という展開に驚いてしまった。続編はありそうなので、次回作を楽しみにしながら待ちたいと思いました。
「キングダム」の実写化は、ホント最高に面白くて楽しい映画でした。
タイトルなし(ネタバレ)
漫画を読んている人なら分かると思うけど、
嬴政が闇商人の助けを借りて秦に戻ってくる所と、趙が秦に攻めてきて戦争になった途中まで。
嬴政は幼少期に趙で迫害を受けていて、自身が王位継承権を得たことから闇商人シキの力を借りて秦に戻ってくる。何故アウトローのシキが自らの命を削ってまで嬴政に力を貸すのかは謎。だからなんとなく感動する演出なんだけど、全く気持ちが乗らない。
闇の嬴政みたいなのが出てくるけど、これもよく分からない。
趙がホウケンを総大将に秦に攻め入ってきた。迎え撃つのは王騎将軍。この戦で王騎将軍は死ぬと思うが、映画は夜ホウケンが現れて暴れるところで終わった。もう強すぎる。
今の漫画の最新話までに30年くらいかかるんじゃないか?キャストを変えないとハリーポッターみたいになってしまうと思った笑
映像は日本映画では最先端だと思う。ただし、何もない風景ばかりなので、映像を作るのはもしかしたら楽なのかもしれないな。
日本映画の未来
※エンドロール始まってすぐにオマケあるが最後には何もないんかいっ
個人的に前作はイマイチだったので期待はあんまり
でもまぁ良かったかな😁(多分)
何よりも李牧や龐煖役に満足出来た😆😆他の新キャストも素晴らしい
相変わらずにBGMもいい
予想より紫夏編は短かったので満足……でもあそこで終わるとは思わなかったので残念でした
あと1時間は余裕で見れるのに😭
呂不韋がちとショボく感じるなぁ
飛信隊も結局ほとんどがゴリ押し(前作もそうだけど)なのが……原作では左軍の干央がもっと大事な働きがあってからの馮忌討ち取りだった(はず)のに
次作に期待を込めて
(キョウ役も気になるなぁ)
ここで終わりか〜
今作の戦「馬陽の戦い」について、最大のクライマックスまで描かれると(勝手に)思っていたので、ここで終わりかー!というのが率直な感想。笑
でもちゃんと面白かった!
第1作目・第2作目同様に、原作漫画の時に感じた複雑さやキャラクター判別の難しさなどが、映画版では分かりやすいので、この熱い物語にしっかり没入できます。やっぱり飛信隊の粘り強さや連帯感には胸が熱くなるし、王騎将軍の存在感とオーラはさすが。
特に後半のメインである飛信隊の躍進は、お互いを認め合い、協力し合う命をかけたチームプレーは原作知ってるのにやっぱり興奮。土煙りが伝わってくるような合戦シーンも迫力がありました。
本作で信があげる武功については、ちょっとサラッとし過ぎな感じも正直あり。とんでもない指令に対して、何度も絶望し、距離に焦り、それでも奮い立たせる様は、信と飛信隊の芯の部分が見える特に印象的なエピソードだったので、少し物足りなかったかも。。
でも全体的には、各キャラクターの個性を際立たせた見せ方や演者陣の熱い演技合戦、切なく熱いストーリー、迫力のアクション、コメディとシリアスの塩梅、テンポの良さ、サプライズキャストなど、しっかりエンタメ大作で安定の楽しさでした。
続きもぜひ!
鼓舞されて士気上がる
予告編の台詞
「あなたがなぜ、中華統一を目指すのか?」
「俺達が力を合わせれば、どんな敵にも立ち向かえる!!」
実写版3作目は、この台詞に沿った物語構成で秦の若き国王・
えい政と天下の大将軍を志す少年・信が逞しく成長する姿を描く。
えい政は過去のある出来事を通して王の自覚を持ち、強い信念で
中華統一を目指す。この章が今回一番感動的だった。戦国の世では
流血は避けられない。それでもなお自分が修羅の道を行き中華を
統一して、その先に戦争のない国を作りたいという覚悟が伺えた。
将軍に必要なもの。敵を倒す身体能力や激戦を戦い抜いた経験、
作戦を考え実践する頭脳はもちろんのこと、それだけではなく
兵士たちを鼓舞するリーダーシップも大切だ。
初めて100人の隊を率いることになった信は、要所要所で兵士たち
を鼓舞する。その言葉を聞いて一同の士気が上がり、不利な状況でも
諦めずに持てる力を最大限に発揮する。そして全員が力を合わせる
ことで困難に打ち勝つこともできるのだ。回を追うごとに信の
リーダーシップが増して頼もしくなってきた。
日本映画でよくぞここまで、と言える大規模な映画。映画館で
何度も観たくなるし続きが待ち遠しい。
オールスター・キャストで登場人物は多いが、とっちらかった
印象はない。それでいて各人物の特徴も良く描かれていて全体が
上手くまとまっていた。出番のほとんどない人もいたが次回に期待。
情緒的な描写もあれば骨太なところもあり緩急織り交ぜた演出。
音楽も演出効果を最大限に高めていた。見終わったときの満足度が
高い極上のエンターテインメント。
① 7月30日 ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン10
② 8月1日 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン5
TCX+DOLBY ATMOS
IMAXや4D版も観ておきたい。
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