「残念な作品」キングダム 運命の炎 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
残念な作品
『GANTZ』『いぬやしき』『図書館戦争』など、架空の世界を撮るのが特徴的な佐藤信介監督作品『キングダム2』の続編。
金曜ロードショーの録画を視聴。
ストーリーは単純。
王騎(大沢たかお)のもとで修業を終えて戻ってきた信(山﨑賢人)...修行中の映像がないのが残念。
嬴政 (吉沢亮)が紫夏(杏)との約束を果たしたいと王騎に語る少年時代...残念ながら全然少年(9歳)の姿ではない。
クライマックス、信が手柄をあげて飛信隊が誕生...予備が無いのか、残念ながら防具は用意してもらえず。
ラスト、龐煖(吉川晃司)が登場して続く...身長約5メートルくらいの巨人のような龐煖を2メートル弱で表現しているのが残念。
巨人がいたであろう大昔なのに、今のサイズの人しかいない。
紀元前というロマンのある時代なのに景色が残念。
なにより生活感がなくて残念。
何を食べ、どこで排泄し、服や防具や武器を作る描写もないし言及もしない。
実写化してリアルにしているからこそ、適当に誤魔化している感じが目立ってしまう。
光の使い方だけは上手い。
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