「いつも思うけど、キャスティングいい!」キングダム 運命の炎 ナイトさんの映画レビュー(感想・評価)
いつも思うけど、キャスティングいい!
この手の作品で一番許せないのがキャスティングが納得できないことです。特にこの作品はキャラクターの個性が最大の魅力ですので、主要キャラが「合ってない!」と思ったら観れないのです。
またキングダムの特徴として、たくさんのキャラが出るにもかかわらず、どうでもいいキャラは一切おらず、普通の作品以上に配役が難しくお金もかかると思います。
しかし、第1作から、この点をクリアしており、脱帽しました。そして第3作となるこの作品は、より主要キャラが出るので不安でしたが、見事な配役でした。
杏演ずる紫夏も素晴らしかったですし、吉川晃司演じる龐煖には痺れました。。原作者の原さんもだいぶ関わっているようなので、そのおかげもあるでしょう。
第2作から思っていたのが佐藤浩市演じる呂不韋が原作と感じが違うかな?と思いました。ちょっと上品というか、高潔というか。でも、まあ役者さんとしての格や演技力に問題はないし、これはこれでいいかもしれません。
もちろん、脚本、セットも原作を壊すことなく素晴らしいですが、何この点が最も感心するところ。
次回作の公開が楽しみです。
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