「一本の矢の如く」キングダム 運命の炎 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
一本の矢の如く
前作がイマイチだったので不安はあったが、面白かった。
嬴政の過去編は、キャラや関係性の掘り下げが薄いまま斃れていくので勿体無い。
ダイジェスト感はあるが、尺も取られてるし、亜門にすら味を感じたので悪くはないのか。
杏は動きや表情はよいが、相変わらず台詞回しが今一歩。
馬陽の戦いでは、全体の流れをしっかり伝えつつ飛信隊の活躍を描く。
スケール感を伝える画角や緊張感を高める演出が見事。
羌瘣の円を描くようなアクションはやはり画面映えして好き。
(返り血ひとつ浴びてないのはいくらなんでもおかしいけど)
戦闘シーンすら無いのに、王騎将軍の存在感が素晴らしく、見た目、声、台詞回しすべてが最高。
情熱的に煽る信と、言葉少なにゆったりと鼓舞する王騎。
信の成長を感じさせつつ、格の違いを見せる対比が非情に効いていた。
独り言や説明台詞はご愛嬌だが、真後ろから「恐ろしい目をしている」は無理がある。
また、顔の分かるキャラが一人も死ななかったり、秦・趙共に虐殺描写がないのも迫るものが薄く物足りない。
それでもエンタメとして水準以上。
あとはシリーズをどう纏めるか。
未完の原作ですら既にここまでの数倍あると聞くし、実写は役者の年齢問題が付いて回る。
着地点を決めずに「行けるところまで」だと、最終的に半端なものになりかねないのが恐い。
こんにちは。
キングダム!面白かったですね!
コミックスもまだまだ終わりが見えないし、さらにそれを追いかけてコンスタントに実写化してくれたとしても。。
何年かかるのでしょうね(°▽°)
キャストが年齢を重ねていく事もそうですし、どのように完結させるつもりなのか、、
不安はありますよね( ; ; )
そして私の頭もついていけるかが心配です(^。^)
それでも好きな作品なので、続編が楽しみです!
大沢たかおさん、9月には潜水艦に乗っているようですが、、、
王騎のインパクトが強すぎて!
あちらでも「前進!」とか言ってそうですw