君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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千と千尋の神隠し以降のジブリの総集編
千と千尋から風立ちぬまでのストーリーの要素が1本に詰め込まれたようなストーリーでした。主人公が母の入院する病院に駆けつけるシーンの描写が素晴らしかったです。
監督はこの作品でショタに可能性を見出している気配もするので、引退作といわず今後も頑張って欲しいですね😀
ジブリ版マルチバース?
初めの30分くらいは何も不思議なことが起こらなかったのに、いきなりアオサギが喋りだして「ぇえ〜!??」って思いました。夏子さんはとにかく美人でした。お父さんは元妻の妹と再婚したということ?え??
そこから謎の塔に入ったら別世界へワープしてしまいました。ドクター・ストレンジマルチバースオブマッドネスを魅せられてるのかと思いました。
それにしてもとりとめのない世界観で、ムズッと思いました。戦時•戦後の世界観は特別必要だったのでしょうか?
あと鳥がやたら出てきて、鳥アレルギーの人は心臓止まっちゃうぞコレと思いました。
なんなジブリっぽいなとも思いましたが、なかなかに難しい内容でした。ま、完全に理解できたらそれはそれでつまらないですが。ユーチューブで解説動画をみて勉強しようと思います。
タイトル回収はしている
噛み砕いて
君たちはどう生きるか→君たちはどう作るか
だと感じた。宮崎駿の年齢と功績がなければおそらく成立しないのかも。
「我を学ぶものは死す」(師匠の真似事では師匠は喜ばないの意)と書かれた金門に、眞人がペリカンに押されてくぐってしまうシーンから、これは宮崎駿の後追いやエンタメを放棄してしまうクリエイターに向けての遠回しなお説教(エール)だなと感じた。
いくつか分からない要素もあったけど、登場人物や建物がそれぞれ下記を象徴していると解釈すると、言動や役割、監督の言わんとしている事が見えてくる。
塔はスタジオジブリ
金門は宮崎駿の作りたい物、趣味の世界
眞人は宮崎駿の息子か愛弟子、自身を尊敬するクリエイター
父親と母親は鈴木敏夫(仕事仲間、プロデューサー、観客として)
夏子は創作(産みの苦しみ、拠り所)
キリコは高畑勲
石でつけた傷は創作の嘘
汚れなき積み木(宮崎駿の本当に好きなもの)
汚れた積み木(宮崎駿にとって好きではないが、世間受けするもの)
一発しかない矢は自作品とアニメ制作業(当たらないと倒産)
キリコの既製品の弓矢はジブリのネームバリュー
矢につけた風切羽は権威や広告などの後ろ盾、保険(嘘)
青サギはフィクションと嘘(青サギは嘘しか言わない)
インコは出資者
ペリカンは理解されにくい創作者のこだわり
(大衆とプロデューサーの板挟み)
ほわほわ(白いやつ)はわかりやすいエンタメをありがたがる大衆
白ハトの大王はハッピーエンド、大出資者
所々意識が飛んでしまった
ただ、ジブリが好きな方は見たほうが良いでしょう。米津玄師さんの曲も良かったですし。ただ、ウ~ンなんというか。何を言わんとしたいのか今ひとつこない。ただ、隣の席のお兄さんは、ジブリ好きだったのか面白かったって言ってましたが。ただ、ベールに包まれて公になっていないので、新鮮味はあったかな(最初は風立ちぬ感かなと思ったら、ポニョだの、千と千尋だの、ハウルだの、ごった煮感が強すぎた)。はっきり言って好みが別れる映画ですね。
過去作の合作
千と千尋、ハウル、マーニー、アリエッティ
の世界観を足して割ったような内容だった為
開始10分足らずで最後までの流れが読めて、ワクワク感は全く無かった。本当の原作著書はワンシーンで中身に触れることなく進んでいったので、本を知らない人が見た際には意味不明過ぎる。
バードウォッチング
そりゃ評価割れますとも。
私は???と思った方の人間です。
なんだろう、何の脈絡も無くジブリっぽさをツギハギでぶち込んでくるというか、ジブリファンはこういう映像好きでしょをぶち込んでくるというか、おっとこれを忘れちゃいけないとジブリ飯(半分ハイジ飯)を終盤「どうだ!」とぶち込み・・
集大成ってそういう事?別に集大成とは言ってない?
もちろん賢明なる宮崎駿さんなので、そういう事では無いと思うのだけれども、私は汲み取れなかった。
少年の複雑な気持ちと、それを乗り越えて一歩踏み出したかな?ぐらいしか。
感情移入はできなかった。そういう経験は無いので。
勿論それだけでは無くて、様々にメッセージがあり、色々な事を感じ取った人もおられるようだが、私の感性では駄目でした。
ヒットを狙いに行ったのではなく、本当に描きたいものを描いた、芸術と言うべき映画なのかな。
昨今の入場者特典でヒットを稼いだり、映画っぽく作った実写化等よりかはちゃんと「映画」と言えて、好きだけどね。
以下の感想は無視してください。
これほど鳥まみれの映画は「鳥」以来である。
これほど鳥が恐かったのも「鳥」以来である。
人と鳥の友情、悪い鳥もいれば良い鳥もいる。
幼い子供が見たら、前半寝て後半起きて、下手したらそんなメッセージを受け取るかもしれない。
なんといっても、英題は「少年とアオサギ」。
「君たちはどう生きるか」→「少年とアオサギ」
身も蓋もない!
評価する、しないの作品ではない気が
特に公開前から見たいという気持ちもなかったが、連休中に何かないかと探していたらこの作品に笑
前情報が一切ないということもあり、何を書いてもネタバレになってしまうのかと思ったので、ネタバレ設定に。
個人的には、この映画をみて感想は書けるけど、点数として評価はできないと思いました。
またまた個人的に勝手に思っていることですが、監督は評価されたくてこの作品を作ったような感じでもないのかなと、、、笑
だから、ここで書くのもレビューというよりは、ただの感想です。
なので点数は付けていますが、内容が云々より、単に映画として自分が楽しめたかで付けています。
(ほんとは評価不可があれば良いのですが、選ばないと0になってしまったので、、、💦)
以下、感想。
最初は戦争を題材にする作品かと思って、選択を誤ったと思いました。
(決して、戦争作品が嫌いというわけでもなく、個人的に、前作も戦争が関連していたので、またかという気分だっただけです)
なので、最初の20分〜30分くらいは少し苦痛でした。
ただ、アオサギが普通の動物ではないなと気づき始めるところあたりから、テンポ感がよく見入ってしまいました💡
今までのジブリ作品の要素もところどころに散りばめられていて、ここはトトロっぽいなとか千と千尋要素があるなとか、ハウルのようなものであったり、とても楽しかったです。
また、上に登ると見せかけて下に行く発想はなかなか面白いし、やっぱりアニメーションの動きなどがとても綺麗😊
?がつくところや、あ、これで終わりですかーってなりましたが、自分の知識や持っている頭脳ではこの感受性が限界なのだと感じ、観終わった日は深く考えず帰りました笑
というのも、きっと高尚な方々や頭脳明晰な方々がいろいろ補完してくれるだろうと思い笑
案の定次の日から、考察やレビューが上がってましたので、なるほどなるほどと思いながら自分なりの解釈を探しています☺️
(とくに積み木の意味)
その場で見終わって、良かったとなる映画も素晴らしいと思いますが、見終わって考えさせられる映画も素晴らしい作品の一つだと思います。
いろいろ賛否が分かれていますが、一度は見て自分なりの感想を考えると楽しい作品かもしれないです💡
行間を考える!
宮崎駿監督の集大成って感じでした。
正直、なかなか理解に苦しむ所も…現に一緒に行った相方は???が沢山って、言っていました。
でもきっと、映画で描かれていない部分を自分達で考えて、想像して、自分なりの物語を作って良いのかなって…
なので、見るたびに感想や思いが変わるのかなって
私的には何回か見たい作品です。
エンディングの米津玄師はとりあえず最高!
【追記】真人(=監督)にとっての「戦争」とは
まず男の子が主人公で、同世代の女の子が出てこないというのがドン引きである。
出てくるのは彼の母や義理の母が変身したものばかりで、彼女たちが真人を誘う。
彼らは真人を成長させているかといえば、そうには見えない。
甘やかしているだけではないだろうか。
普通の映画だったら「批判する異性」がいて、「真人は何にも分かってない!」と言われそうなものだが、彼に対する批判者はどこもいない。
しかも、主人公の真人は異界に入ったあと、一つも決断するところがない。迷路に行き詰まったかと思うと、母親やばあやなどが「こちらにおいで」と導く。これでは真人に共感しろと言っても無理な話だ。
しかも、このデウス・エクス・マキナ的な展開が延々と繰り返されるので退屈極まりない。
そして主人公は最初は嫌っていた継母を受け容れるというわけだが、これまた何の説明もない。呆れっぱなしで終わった。
はっきり言って宮崎駿監督の悪い面ばかりが出たような映画だ。
真人も甘やかされているが、宮崎監督も甘やかされている。いや、甘やかしという名のニグレクトだ。
まあ、えらくなりすぎて誰も鈴を付けに行かなくなったという点では黒澤明と一緒ではあるのだが、しかし、宮崎監督はそれを見ているはずなのだから、脚本を複数で書くなりして、黒澤の二の舞を避けることはできなかったのだろうか。
でもプロデューサーの鈴木氏も同罪で、これはとても商業映画にならないと思ったのだったら「宣伝しません」などと逃げるのではなくて、作り直しをさせるべきではなかったかとも思う。
さらに追記
真人の父は軍需工場で大儲けしているが、真人はそれをどう感じているのか、少しも描写がない。戦争では多くの若者──彼にとっての兄の世代だ──が死んでいる。でも、この田舎の里には敵の飛行機が一機もやってこない(航空機を作る軍需工場があるのに)
また母や義母の家は大邸宅で、地方の大財閥らしい。
父と母とは政路結婚なのだろう。それはいいとして、戦後の改革で財産が没収されているはずが、それも描写がない。普通だったら真人の父親は戦争協力者である。母親、義母の実家は農地解放ですかんぴんになっているだろう。でもそんなことはどこにもない。
宮崎駿は戦争を少しも悪く思っていないのではないか、とさえ思えてゾッとした。
さらに追記
真人の身の上はまったく宮崎監督と同じだった(ウィキペディア参照・父は航空関係の軍需工場の経営者。ただ終戦時は四歳だったので、そこが違う)。結局、駿少年にとって父は対立する存在ではなかったのだろう。そして母に対してはまったく甘える一方であったと。そういう意味では子どもが大人になっただけだったのか。
駿がいっぱいコレクション
例の絵以外ネタバレ厳禁らしいので。
宮崎駿の遺作ですね。個人的には富野監督の∀とレコンギスタに近いかも。
ナウシカや千と千尋のようなファンタジー、風立ちぬのような現実世界の戦争、もののけのような自然描写と、いろんな世界を行ったり来たり。ファンタジーや戦争や自然など、描写ごとは綺麗なのは駿さんの特徴。声優を使わないからザルな演技が目立つのも駿さんの特徴。キムタクを使うなとあれほど言ったのに。
多分、大叔父様=駿で、大叔父様が調整してきた世界=駿さん作ってきた作品は間違いないかと。それを「子供が次は積み木の石を組み立てる」「モブがほとんど鳥=烏合の衆=一般人が好き勝手言って勝手に変なダメージを受けたり気に入らないから一刀両断する」「烏合の衆が、生み出す力を持つ人を好き勝手食い物のする」とかのメッセージを入れてるんじゃないかと思いました。
ただ、話の前後や関係性が支離滅裂。懇切丁寧におしめから墓場まで説明する必要はないけど、突拍子がない場面が多々あり。駿というフィルターをかけても、映画としては駄作。考えていることはわかる、わかる人には一部メッセージを受け取れるかもしれないけど、難解すぎるのと話の脈絡がなさすぎるので、この点数。昔の駿さんだったらもうちょっと綺麗にまとめたり表現したと思う。
個人的な解釈としては、「これまでこんな世界を駿は作った」「駿には世界がこう見えるし、とらえられるし、表現できる。駿はこう生きた。」「そんな世界の中で、自分の考えを主張したり、表現したり、貫き通したいという人に対して、『君たちはどう生きるか』を問いかける」というアートに思いました。
エンターテイメントの「ジブリのアニメ映画」としては駄作だけど、宮崎駿がこれから生きる人達(特に創作に関わる人達)に投げかけるメッセージとしては興味深い。告白本とか、そういうものに似ています。見た方がいい駄作、と私は思います。
宮崎駿監督の集大成的傑作
宮崎駿監督が描く、究極の芸術(アート)映画。アニメーションでここまでの作品を描く心意気と狂気の混在。今この作品を送り出したことの意味を考えると噛みごたえが抜群の作品だった。
この作品を紐解く上で重要な要素を以下に記載する。
※あくまでも個人の感想です。
① 君たちはどう生きるか
主人公の眞人は、母をなくし、嘘の怪我をしてまでも学校に行きたくない捻くれた少年。そんな彼が亡き母から送られる1冊の本、「君たちはどう生きるか」。この本を読んだ彼が涙するシーンがあるが、ここが1つのターニングポイントになることは明らか。この本を読み、今までの自分の行いや考えを改めて、義理母を探しに行くという決意をするまでの描写は、それまでの彼の心の機微踏まえて極上の演出に仕上がっている。また、本の最初のページに描かれている絵画「種をまく人(ジャン=フランソワ・ミレー)」からも、この本を読んだ眞人が種をまかれ、発芽し、彼の成長に繋がっていくという見事な演出。それを多く語らないところにこの作品の素晴らしさがある。また、この本を眞人に渡した人(種をまいた人)が母であるというところも重要であり、物語の後半で異世界からヒミ(実母)を救い出すきっかけになっている。実母→眞人→実母という母が息子を想うと同時に息子も母を想うという円環構造になっている美しさもある。この作品が種をまく人となり、これを観た観客の何人かは発芽し、成長していく。そうして生きていく人たちが新しい時代を作っていく、作っていってほしい。そんな思いを監督から受け取った気がした。
② 現世への絶望、そして希望
主人公を含め、ヒミ(実母)、夏子(義理母)は現世に絶望していると解釈できる。眞人は母を亡くし、したくもない疎開をしている、友人もいない。ヒミは劇中直接的な描写はないものの、主人公の境遇に「同じ」と発言していることからヒミも幼い頃母を亡くしている可能性があり、それがきっかけで異世界に居続けている。しかし、眞人と出会い、こんな息子が生まれるならという希望を胸に火事で亡くなることが分かっている現世へと帰る。夏子は、戦争の世界に子どもを産むこと、眞人との関係が上手くいかないことへの絶望感があの世界へ向かうきっかけになっているように感じる。夏子さんが産屋で眞人に大嫌いというシーンからも、眞人がいなければ私は幸せだという意思さえ感じる。ただあの場面で眞人がお母さん、と夏子に呼ぶことで夏子の心に希望が芽生え、あの世界から抜け出す覚悟を決める。前述と被るが、ヒミも夏子も、眞人が希望となり現世へ帰ろうと思い、その眞人は母から送られた1冊の本で現世に希望を見出している。その眞人が2人に希望を与える。種をまかれた人がいずれは種をまく人になっていく。ここまで見事な構造で展開するストーリーに脱帽してしまう。異世界のスタート地点、眞人が落ちた場所も絵画「死の島(アルノルト・ベックリン)」ほぼまんまの世界であり、冥界であることが示唆される。この世界を作ったとされる大叔父からこの世界の均衡を保つ者として指名されるが、それを拒絶する眞人。たとえ現世が醜く暗い世界だったとしても、それでもその世界で友人や家族と生きていきたい、と思う心は本物であり、それこそがこの映画の核心でもある。大叔父(監督)が今まで作ってきた世界、作ろうとしてきた世界を観てきた僕らが、それを拒絶したとしても僕らが今度は新しい積み木を立てていく、立てていけという強いメッセージに目頭が熱くなった。
③ 本田雄作画監督の存在
本作は、本田雄が作画監督としてクレジットされている(電脳コイル、エヴァ、千年女優……)。この方が入ったことでジブリテイストの中に新たな風が吹いたことは観ていてすぐに分かる。冒頭の火事のシーンやキャラクターデザイン、異世界の背景(一部SFタッチの所など)は本田雄作画監督の風味が強いジブリとなっている。そうした新しい演出も含め、ジブリ作品の新境地を開拓した1本となっているのではないか。
種はまいた。次は君たちが種をまく番だ。
そのために、君たちはどう生きていくのか。
うーん
あのー、見終わったまわりの人が、つまらない、わからない、と。シンプルにそういうことなのではないかと。話がわからないんです。響かないんです。とくに後半。
気持ちがわからないです。人の気持ちなんてわからない、ということではなく。なんか異質すぎて、しんどかった。
全体的に音楽でくるまれすぎてて、見づらいです。音楽が効いてないです。
なにが見せたいのか。
銀河鉄道の夜は、深く感動したなぁ、とふと思った。
宮崎駿の物語 ネタバレ
宮崎駿の身内ネタ同人誌
生い立ち、後継者問題、クリエイター(インコ)の開放
アオサギは死を世界的に意味するのに対し、ジブリの終わりを表したのかな?
面白かったです。
人によって感想が違うと思います。
最初の戦争の表現はジブリにしかできないと思いました。
ありがとうございます。
造り手たちは老いた
ジブリ作品が好きな家族に、面白かったら皆でそろって行こうね、と言って偵察がてら一人で観に行った。
家族は怖い話は嫌だと言ったが、いずれにせよ、監督の思いの詰まった集大成的な作品になるのだろうと、長い間にわたり人生の様々な場面で触れてきた過去の作品に思いを馳せ、期待と不安の入り混じった気持ちで映画館に向かった。
映画の内容がどのようなものであれ、見終わったその夜は、余韻にひたり思索にふけり、自分の人生を顧みるとともに今後を考えながら過ごすことになるものと思っていた。
今思うと少し期待しすぎていたのかもしれなかったが、見終わった感想としてはなんとも言えないものだった。
言葉を選ばずに書かせて頂くと、主人公達がどう生きようとしているかのメッセージが明確に伝わってこず、タイトル倒れの感が否めない。説教臭い話にならないようにしたのかもしれないが、軸の定まらないストーリーを過去何度も見たようなファンタジーアクションで味付けしただけの映画にすぎないと感じた。ファンタジーアクションにしても二番煎じ感しかない。
そこに、世の人々をあっと言わせるような新しい映像表現や価値観の提示はなく、もはや造り手たちにそれを産み出すアイデアの引き出しやイマジネーションがなくなってしまったように感じた。多くのアーティストたちが晩年そのような途をたどり、過去のヒット作品を演じるいわゆる名人芸のプレイヤーとなっていくように。ジブリ映画のユニークな画面構成やアニメ表現は、その名人芸的なもので健在だと感じさせられたが、それだけでは映画は成り立たないと思う。気の抜けたコーラ、冷めたピザ、クリープのないコーヒー?、何というのが適切か難しいが、重要なものが欠落しているように自分には感じられた。
昨日訪れた映画館は満員御礼で、いつにない活況を呈していた。スタッフさんたちも嬉しそうだった。若い人たちが多く、楽しんでみられたのならいいことだと思う。しかし、宮崎駿監督の最後の作品は風立ちぬで良かったと自分は思った。
タイトルなし(ネタバレ)
納得いく答えが見つかった。
何に納得がいかなかったのか? あの宮崎駿の映画なのに今まで一度も感じた事がない程の薄っぺらい内容だったという事。それが不思議でならなかった。ぽにょの時も多少の不満はあったものの、観終えた時にドッと押し寄せる感動はさすが宮崎駿作品だなと感じた。ぽにょも、ハウルも、ととろも、風立ちぬも、初期ほどではなくても感動があった。そしてどの宮崎駿作品の主人公も好感度が非常に高かった。しかし今回は違う。主人公にまったく好感が持てない。観終えた時の感動もない。「何度でも観たくなる」のが宮崎駿作品の特徴だと思ってたのに、もう一度観たいとさえ思えなかった。こんな事は初めてだ。とても宮崎駿の作った映画とは思えない・・そう、「宮崎駿じゃない」のでは? それなら好感を持てない主人公、薄っぺらい内容、過去作品を思わせる数々のシーン(ご本人の性格的に恥ずかしくてやらないと思われる)にも納得がいく。人はどんなに才能(アイディア)が尽きてもセンスそのものが悪くなる事はない。この映画はあらゆるシーンに御本人とは思えない違和感を感じた。
ハードルはどうしても高めです、それにしても
数々の名作を観た時の、高揚感だったりが、すでに身体に染み付いたまま
観てしまうので
どうしても
ハードルは高めです
元になる原作を
なんとなく読んだことがありましたが
全然寄せずに
宮崎ワールドで推すというのも
凄いことなんでしょうけど
残念ながら
響かなかったです
ストーリーがなんだか分からず
最後に色々とわかるかなの
伏線回収もないですし
ただ、現実と夢の世界を行き来する感じかなと
なんとなく
ハウルの動く城でしたね
インコやペリカンの大群
沢山の婆さん
金持ち設定
母親は火に強い
主人公のキャラがよくわからず、唐突に頭に傷をつける
もうめちゃくちゃでした
う〜ん。イマイチ
この映画は予告なく放映されました。
わかるのは、サギの格好をした人のポスターのみ。この方が主人公なのかと思いました。
まるでもののけ姫のポスターのように。
さぁ始まりました。
んっ!風立ちぬ?か?
引越し先?アリエッティー?
引越し先のキャラ?千と千尋?
青サギ出現?もののけ姫?
喋り方、モロの君?その後、ジコ坊?
森の中?トトロ?
海の上の沢山の船?紅の豚?
あの世の海の描き方?ポニョ?
あの世にいた人達?千と千尋?
あの世に出てきた白くて丸いやつ?こだま?
あの世で3人での食事?耳をすませば?
あの世へ母を探しに行くと?
ほとんどハウルの動く城?と
千と千尋の世界観だらけ?
とつっこみどころが満載。
宮崎駿監督作品の集大成かなぁと思わせる
作品でした。
私はこれを見てこれで最後の作品
限界を感じました。
私的には
風の谷のナウシカ
ラピュタ
のような心躍るファンタジー
紅の豚のような飛行戦
そして主人公とヒロインのラブストーリーを
期待して待ってましたが。
残念です。
鑑賞前にネタバレは踏むなよ!
公開から最初の土曜日に鑑賞。
「ジブリ」「宮崎駿」「新作」というだけで、それ以外の情報が出ないまま公開を迎えた作品。
きっと多くのジブリファンがこの日を楽しみに待っていたのではないでしょうか。
そういう前置きがあって、まっさらな状態で鑑賞できたのは楽しい映画体験だった。
きっとネタバレ観たら変に身構えちゃって観なかったかもしれないので、先入観無く観れてよかった。
なんか不思議な作品だけど、やっぱりこれはジブリだ!という作品。
過去作のセルフオマージュが詰まっているので、ここはあの作品のオマージュかな?って考えながら見るのは面白い。
ストーリーに関しては自叙伝という感想もあるし、たしかにそんな気がする。色々な解釈がありそうだし、賛否が分かれるのも納得できる。
子供向けでは無いし、かといって大人でも理解するのは難しい・・・主人公の心理描写もほとんど無いし、感情移入出来ない。
不思議な作品だけど、ちゃんとジブリ。
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個人的な解釈としては、青サギは生まれてくる義弟なんじゃないかなと思った。最後青い帽子?被ってたし・・・
あの世界の後継者として引き込んだのが筋だとは思うけど、その後に後妻の夏子さんまで失踪するから2人の蟠りを溶かすための目的もあるのかなって・・・
今までのジブリ作品をギュッと詰めた感じ
結論から言うと凄く面白かったです。
宮崎監督の今まで作品がすべて詰まったような作品でした。
ネタバレとして風立ちぬに出てきたシベリアが登場します。
何をどう楽しめばよかったのか分からない
宮崎さんにもジブリにもあまり詳しくない人間です。
正直ほとんど理解できず、見終わったあとも何だこれ?という感想だけが残ってもやもやしています。
伝えたいことは何となく分かりますが、世界観も背景もあまりにも説明不足でした。さらに登場人物の行動原理もよく分からないのでずっと置いてけぼりにされているような感覚でした。(母親を火事でなくしそれをトラウマに抱えているにしては火を全く恐れない、いきなり異世界に連れて行かれてもここはどこ?とすら聞こうとしない)
いっそ最初から理解しようとせず、そういうものと割り切った方が楽しめたかな?という感じです。とにかく何も分からず終わってしまったので、ジブリ等に詳しい方に解説して頂きたいなと思いました。
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