君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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とても素晴らしい映画だと思いました
ジブリ映画の中で、トップクラスに好きです。またところどころの場面にジブリらしさも詰まっていて、今までのジブリファンへのサービスもありました。しかし、単純にワクワクさせてくれたジブリ映画とは明らかに一線を画しています。世界観を噛み砕かずに伝えているため、複雑で難しくなっています。主人公は真面目で気丈に振る舞いつつも、母を亡くして傷心している暗い少年です。絵にはグロテスクな表現がふんだんに盛り込まれています。正直、何度も観たいかと聞かれれば、結末まで観たいけど、その道中があまりにしんどいので、すぐには観たくないというのが今の気持ちです。それでもこの映画を作ってくださったことに感謝したいくらい好きです。私が心に苦しいものを抱えていたので、最後の米津玄師の歌まで聞いて、この映画への想いが込み上げて、涙が出てきました。
久しぶりにジブリ感が出ていて良かった!
題名的に、「コクリコ坂」や、「風立ちぬ」みたいに普通の世界の話なのかなと思っていましたが、ジブリらしい世界観の映画で、「待ってました!!」って感じに思いました。
アリエッティ振りかな?
こういうジブリをずっと見たかったので嬉しかったです。
内容に関しては1回見ただけでは全部は理解出来なかったというのが正直な感想です。
特に、母と義母はどういう関係なのか理解しきれませんでした…
もう一回見直してみたいと思います。
あと、あいみょんは何役だったんだろう…と思いました。
評価が低くなるのは、理解しきれないからつまんないと思う人いるからでしょうね。
小学生には難しく、大人向けのジブリなのかなと思いました。
【スタジオジブリへ】君たちはどう落とし前をつけるのか!?
あくまでも個人的な意見です。
情報を一切明かさないで、売り上げを確保する手口に辟易しました。
よほど本作品に自信がなかったのか?ただの驕りだけなのか?スタジオジブリの姿勢に疑問です。
スタジオジブリも経営が苦しいのか?これで興行収入100億確実??でも、それで嬉しいのでしょうか?
映画鑑賞料金も二千円に突入しました。
物価高騰の時代に、僕らも何の情報をもらえないのはフェアじゃないと思います。
物語は、プロデューサーがおっしゃるような冒険活劇にはなっていません!!
序盤から中盤あたりまで、超絶に長く退屈でした。
後半は少し盛り上がりますが、宮崎駿大先生の独特の世界観ついて行けず、何も理解できずに終了しました。
映画は、まだ7月ですが、今年ワースト級のつまらなさでした!!
ですが、米津玄師君のエンディング曲だけは良かったです!!
しかし、それだけしか印象に残らなかったですね。
自分は見てよかったと感じた
まず、すべての画に力があり、美しい人物や美麗な背景がハイテンポで動いているだけで迫力があった。
ジブリスタジオ特有の、生き生きとした動物?も所狭しと動き回ったり画面を埋め尽くすシーンがあって、これは映画館で見る価値はあるな、と思った。
音楽も素晴らしかった。緊迫したシーンや盛り上がりによく合っていた。
ストーリーについては…評価しづらいが、万人に響くわかりやすいストーリーではないだろうなとは思った。
物語に伏線や論理性を求める人には向いていないと思う。子どもにはきつそう。
大人になった自分には、なんとなくであるが描きたいとのはぼんやりわからなくもない…気がする。
少年が頼りない子どもに味わった戦禍の恐怖(炎への畏怖)や母を失った痛み、新生活を始めようとする父親への複雑な愛情と反発、図々しく馴れ馴れしく自分に接触しようとする叔母(しかも妙齢の美女)。
田舎に来たのもすすんでではなかっただろうし、疎開先のすべてが嫌で、衝動的に頭に石を叩きつけたのだろうと解釈した。
同級生に罪をかぶせたいとか学校に行きたくないとかそういう話ではないだろうと思う。
青鷺が序盤に不気味な誘いをかけてくるのは、少年の逃げたいでも逃げられないという葛藤が表れていたのかな。
少年が叔母を助けに行く、と決意して異世界に足を踏み入れてからが、物語の転換点。
夏子が異世界に行ってしまったのは、彼女もなにかに誘われて、その誘いに堕ちたからかもしれない。
少年を大嫌い、と言ったのは、隠してきた本音なんだろう。
でも、甥にもあたる、慣れない環境に耐えている年若い少年に悟られるわけにはいかない。
無事な出産のためにはここを離れなければならない…と思ったのかな。
産屋には魔除けの呪いのようなものもあったし、悪意あるものから母となる女性を守るための場所なのかもしれないと思った。
少年は紆余曲折あったものの、見事凛々しく強い女性たちや、友になった青鷺と力を合わせて、自分と叔母を助けることに成功して、その成長で現実世界に帰ることができたし、これからも力強く生きていけるだろう。
辛いときでも、一人でも、できることを考えて、努力して、人と心を通わせることを覚えたからだ。
このあたりのメッセージ性には、千と千尋の神隠しを思い出した。
前評判のなさと宮崎監督の暴走で物語が破綻しているのではないかと危惧しながら映画館に来たが、思いの外興味深かったし飽きなかった。
難解ではあると思うが破綻はしていないし、美麗なアニメーションの中にメッセージ性がちりばめられている。
個人的には、和と洋がごちゃまぜになっているあたりに
(純和風のお屋敷の中にあの洋館・異世界の建築物・伯父さんたちが洋風。夏子さん一過は普段は由緒正しく和装を身に着け破魔の弓を扱っている)
暗喩がたくさんあるのかなとは思ったが、他の方の考察を楽しみにしたいと思います。
君たちはどう生きるか
ジブリ作品のごった煮みたいな作品。
私はずっとジブリ作品を観ているので面白かったけど、ジブリをあまり観たことがない同行者は途中眠たくなったそう。
正直なところ宮﨑駿監督がこの映画を通して何を伝えたいかは分からず、しかしながら
戦禍の自分の世界を捨て、大叔父の積み上げてきたものを引き継ぎ、自分の世界を作るより
この異世界を進んできたように友達と立ち向かう眞人の決意はしっかり伝わった。
ヒミが眞人を生むために、元の世界に戻ると言うシーンもうっかり涙が出そうに。
キャストが豪華。キムタクと柴咲コウはいっぱつでわかったが、他はまったくわからなかった。特に菅田将暉さん。
ヒミ役のあいみょんさんも良かった。
駿の気持ちが分かるすごい映画
子供むけを放棄した覚醒宮崎を見れるのは面白い。
この映画は冒頭のシーンで完全に子供むけを放棄している事がわかる。
この映画を見やすくする方として、石がなにを象徴しているかを知るというものがあります。この映画での石は墓石(死)、権力、わんちゃん日本社会です。
この映画の雰囲気を表すシーンを紹介します。キャラ名は忘れたのですいません。
母親は異世界で地獄の火見たな感じで登場。
そんで、かわいいもふもふを守るためにもふもふごとペリカンを焼き殺す。そんで、ガキがもふもふが死んでることを指摘する。若返った異世界ババアが「やったー」みたいな感じになる。このシーンは全体主義の否定と肯定が入り混じってるように見える。でも、最後の方で今の石は悪意で汚れてる的なことをいってます。まぁでもやっぱりあそこで焼かないともふもふは全部死ぬから、きれいな心のガキが言うことも正しい訳では無い。つまり、いいか悪いかわからん。
で、今回の映画はこんな感じのシーンが沢山あります。答えがあるようで無いです。これが人間の気持ち何でしょうね。考えても分からない。でも考えちゃう的な映画ですねきっと。
宮崎駿の頭の中
不思議な世界観をドロドロに浸れる映画。これまでの、「火垂るの墓」「ハウルの動く城」「借りぐらしのアリエッティ」などをミックスしたような世界。監督の頭の中を覗き込むとこんな世界が見えるのではないかと感じた。見るときは、期待してもしなくてもアートとして見れば面白いかもしれない。
画の表現力
戦時中の空襲で焼夷弾の火の中を駆け抜けるシーンや戦後の焼けた街並み、残った歴史的な建物。冒頭30分は絵の迫力に見惚れました
前編と後編の2つのパートに別れる作品です、後編はやや中弛みする場面もありますが、千尋の黄泉の世界のような表現が美しすぎて覚醒したり、終盤になってヒロイン級のキャラ登場など、普通の映画とは異なる作りになっています。
(エンドロール含め)
画が綺麗ですが写真のような細かなリアル感という訳では無く、創造と表現力が凄いと思います。
継母からは女性のしなやかさ、優しさだけでなく、強さや時には怖さも感じました。
前評判が悪かった分ハードルが下がったのか解りませんが、自分は宮崎駿ラストの作品として感慨深く観る事が出来ました。
でもこの映画
続く事も十分可能ですよね?
別のドアから戻った子も含め、その後が気になっています。
宮崎駿節
上映日も、内容も全く知らずに観る映画は初でしたが、宮崎駿の映画だと謎の安心感と期待感でワクワクしてました。
内容は正直何回も観ないとちゃんと砕けない感じはあったけど楽しかった!!
どう言う展開になるか想像つかないのがまた観ていて楽しいのかも。
何回も観て内容ちゃんと把握したくなる感じ。
出てくるキャラクターも個性豊かでところどころのシーンにハウル、千と千尋感など感じれた。
頑張ってね、って
これからこの世を去っていく人はその人で戦前戦後、バブルと現代を生き抜いて大変だったけど、その後生まれてきた人は、今後も予測できない大変な世の中を生きていくんだろうね。その中で君たちはどう生きるか、想像力と精神力を働かせて頑張ってね。
…そのように、足りない頭で解釈しました。いや、こんなメッセージなのでは?という受け取り方と感じ方と言うべきでしょうか。
最近の作品を見ると、今夏の作品でも、過去作のリメイク、オマージュ、時間遡行、巻き戻してやり直す、別世界・異世界が舞台の作品が多いですね。「新しくて面白いものを作り出すのはもう無理。」そんな声が聞こえてきそうです。そりゃそうだよなとも思います。化け物級の傑作と興行収入だの何だので比べられるのは、作り続ける側もしんどいでしょう。
話は逸れましたが、
この作品のメッセージをどう解釈するかは全くの自由でいいと思います。ただし自分で考えていくだけの力は身に付けていきたいですね。年齢や立場が変われば、過去に見たものの捉え方はいくらでも変わると思いますし。ひとつの見方だけではなくて、学び続けていかないとダメなんだと。
解釈とか感想とか、自由勝手に拡散して貰いたいのかもしれないですね。その手法で大ヒットした作品も多い。
しかしながら、あっちの世界ではインコって食人族なんですねぇ〜。
宣伝のしようがない。切り取れない映画
全体を通して感じたのは弟子でありライバルである庵野秀明エヴァンゲリオンへのアンサー、プロデューサー鈴木敏夫への悪友感、アニメそのものに対するスタンス、宮崎駿自身の心象風景、各ジブリ作品、不思議の国のアリスだった。
全体の一つ一つに意味があって、一部だけ切り取って広告にはできない迫力があった。
ジブリの新作のない世界でどう生きるか
宮崎駿監督の幼少期〜現在までを追体験する映画。
宮崎監督の苦悩や怒り、そして優しさを感じました。
色とりどりのインコが飛び立つ時は広がる世界へ背中を押してくれてる様に感じました。
この作品で改めて引退を宣言している様に感じました。
ジブリ作品と一緒に育った身としては寂しくもありますが、「ありがとうございました。お疲れ様でした。」とエンドロールを観ながら思いました。
タイトルなし(ネタバレ)
スタジオジブリ&宮崎駿監督作品
これだけの情報だけで、観に行こうと思えるのが凄いよな。と思いながら、劇場へ足を運んだ。
ひと事で言ってしまえば
「よくわかんなかった」
でも、ふと思う。
今までの作品、自力でわかってた?私?
前宣伝で知るあれやこれや、インタビュー記事、そういういろんなものの助けを借りて、予備知識やら、鑑賞後の補足で、理解していたのかもしれない。
そう考えると、本作が特別わけがわからないわけでもないような、、
それでももちろん謎が残るもやもやはあり。
大伯父の積み石がもたずに訪れるはずの危機とは。
眞人が継がずにどうなったのか。
そもそも大伯父の前にも同じような人がいたのか。
義理の母はなぜあちらにいたのか。
なぜあの時代を舞台したのか。
etcetcetc.....
米津玄師さんの歌を聴きながらのエンドロール
だれがだれの声か、なんで書かないんだろう
そんななか。
これから眞人の母になる未来に向かって帰るひみと、母のいない未来に向かって帰る眞人が、それぞれドアを開けて、互いに別れをつげるあの瞬間、なんとも言えない気持ちになって、印象に残ったシーンだったな。
「銀河鉄道の夜」を見たときの感覚
本日 2回目鑑賞
ストーリー分ったうえなので咀嚼して見れた
やはりスルメ映画
話が分ったうえでも 始終 不安感に包まれた感じで物語は展開
異世界パートは 杉井ギサブロー 監督の「銀河鉄道の夜」(1985年)に通ずるものを感じた
モヤモヤ感、生と死、鳥、等々…
シン・ジブリかな??
※かなり重要な部分のネタバレありです。ご注意ください。
『風立ちぬ』を観て「もう宮崎駿監督は映画を作らないんだろうなぁ」なんて感じていたので新作が観られて本当に嬉しいです。長年に渡り情熱を持ってアニメーション映画を作り続ける姿勢に敬服いたします。
自分は監督の大ファンなんでどんな内容でも星5なんですがそれではレビューの意味がないのでここはあえて・・・。
まず、映像は間違いなく高クオリティ。これに文句をつける観客はほとんどいないと思います。どのシーンも安定的、かつさすがジブリと言える品質で安心して観てられます。
さて、問題はストーリーですよね。
舞台は戦時の日本。でも戦争はバックボーンにあるだけでストーリーには直接関係してきません。
主人公のまひと君(漢字忘れました。小学校高学年から中学生くらい?)は火事で母親を失います。
それから数年後、父親がいつのまにか母親の妹といい仲になり再婚します。
って!おーい!そりゃねえよ!!何十年後ならともかく学生の子供がまだ学生くらいの年月しか経ってないのに再婚?!しかも妻の妹と?!
ここを「そういうこともあるよね、まあ昔の日本だし」でスルーできるか「何この男最低!!!」となるかでこの映画を楽しめるかが分かれると思います。第一の関門。
話が逸れました。
傷心癒えぬまま田舎で継母と暮らすことになったまひと君。最初はどことなく不貞腐れて継母と距離を取っています。無理もない。
そこで母親が生前にまひとくんに遺した本「君たちはどう生きるか」を見つけ、それを読んでまひと君は前を向き始めます。タイトル回収はここで。まさかのキーアイテムでしたか。
その直後に継母が謎の失踪。本を読んでひと皮むけたまひと君は継母を探しに不思議の世界へ飛び込みます。
この不思議の世界の冒険がジブリ感満載。過去のジブリ作品のオマージュかな?関連してる世界なのかな?と思わせるような描写があちこちに散りばめられてます。ここは純粋にとても楽しかったです。
そしていろいろ冒険したクライマックス、ユパ様みたいなイケオジがまひとくんに「この不思議の世界の創造主になってほしい、さもないとこの世界は消える」と迫るのですが、まひと君は「自分には無理です」ときっぱりあっさり断って元の現実世界に戻ります。
ここで私はおおっ?!となりました。
今までのジブリ作品って少年少女に過酷な運命を託すものばかりだったんですよね。そして少年少女はそれを当たり前に受け入れる。ナウシカ、シータ、アシタカ、そうすけetc・・・。
何だか、そういう少年少女に対して「辛いことさせちゃってごめんね」と監督自身が言いたいのかなと、引いては今を生きる子供たちに「いかにももっともらしいことを言う大人や周囲に従わなくていい、自分の考えた道を進みなさい」と言ってるのかな・・・と思いました。
自身の過去作品を否定し完結した「シン・エヴァ」のような要素を感じました。もしかしてこれは「シン・ジブリ」なのか・・・?!
と、まあ完全な勝手な妄想です。これから情報がでてきて全然見当違いになるかもしれませんね!というかほぼなると思います。恥ずかし!
で、これを「面白かったから絶対に観るべき!」と人に自信を持って勧められるかというとちょっと悩むので星3.5です。自分は面白かったけど隣で見ていたどこかの子供は退屈そうにしてましたね・・・。不思議の世界での冒険が始まるまでがちょっと長いのと、テンポが緩いんですよね。あと子供が惹かれるような分かりやすく魅力的なキャラとかメカはいないので。
自分は満足でした!初見では見逃してるものがたくさんありそうなのでもう一回くらい観たいです。
ジブリの世界観を堪能
ストーリーなど事前情報がないことに何か意味があるのかというと、特に意味はないのかなと思った。
別の世界に行ってからのジブリ感満載な世界観はやっぱり見ていてワクワクするし楽しめるものだった。
主人公が何をきっかけに大きく成長や意志を持ち出したのかは明確ではなかったが、子どもの成長とはそんなものなのかと思い、ファンタジーの世界でもリアリティを感じた。
タイトルをどう取るかで評価は変わると思います
正直宮崎駿監督の作品を全て見てきた方でも初回で全てを理解することは難しいと思います。過去作品に似ているシーンなどは散りばめられてますがそれが本質かと言われればそうではない。若い人たちが希望を持って厳しい世の中をどう生きていくかそんな問いと激励が込められた作品なのかと私は解釈しました。
家族の話。成長の話。
お話として王道の「行きて帰りし物語」。世界観は宮崎駿が不思議の国のアリスのようなものを描くとこうなるのだろうという奇妙な独特さ。時間や空間が絡み合っていたり、シュールレアリスムを取り入れたような雰囲気だったり、ややわかりにくく感じる人もいるだろうなとは思ったが、本質は少年の成長物語だった。
なお書籍の方は読んでいないので、そちら内容を受けた描写などへの感想は見当違いかもしれない。
火事で死んだ母親と、そこにすげかわるように再婚した母の妹。そのことを心の底からは受け入れられずに悶々としてはいるものの、彼女が別世界へ連れてゆかれたとなれば使命感によって恐れず旅立つ。道中、頑なに「父の好きな人です」と言い続けたが、ついに対面したときに彼女から「(連れ子の)お前は嫌いだ」と否定されても、「お母さん」と呼びかけたときは少し涙ぐんだ。
個人的な山場はそこで、そこから先のいかに帰るかと言う部分は、ストーリーよりも世界観の独特さの方に魅力を感じた。とはいえ「君たちはどう生きるか」というタイトルを色濃く表しているのはこの終盤部分だろうか。
大叔父からこの世界を受け継いでくれというクライマックス部分は随分観念的にも見えたが、家系であったり親から受け継ぐ財産の象徴なのだろう。主人公はそれを受け継ぐことを否定して「厳しく辛い現実の世界」へ戻ることを決めた。観客からすればここの選択はわかり切っているものの、やっぱり王道の展開はいいもの。説教臭いと言えば説教臭いがまあ宮崎駿ならこういうメッセージ性は珍しくもないので、個人的には一周回っていやらしさは特に感じなかった。
こう書き上げると実に王道で真っ直ぐな物語なのだが、一切の情報を得ずに見ると、あまりに奇妙で突飛な世界観に「どこかで見たことあるけど見たこと無いものがどんどん出されて楽しい~」となった。シュールレアリスムの絵を説明するのが難しいように、この作品の映像的な体験を言葉に落とし込むのは相当にことばをたぐるのが上手い人でないと難しそう。
「面白い」と感じるかどうかは好みが分かれるのかもしれないが、この「楽しさ」はぜひ子供のうちにでも体験してほしいなあと思う。
いや“わらわら“ってーー!!!!
精◯やないかい!!!なんやねん!
観終わってすぐ車で書いてます。
いや、めちゃくちゃ好きでした。
一つ一つに意味があるんだろうけど、初見では気付けないことの方が多いと思ったこれは。
新しい方のジブリあんまり見てなかったけど、アニメーションめちゃすごいね!!!!!!良すぎた。
おばあちゃんズかわいい。歩き方一人一人違くて感動した。
あの降ってきた石は本当に降ってきたんだろうね、
最後石が崩壊していく最中、宇宙でキラリと光る物が。
これ、また新しい、マヒトが作っていくであろう世界なんだろうなって思った。
最後の主題歌流れるところではなんか知らんけど泣いちゃったよ。
「君たちはどう生きるか」タイトル案になった原作(?)の名に恥じない内容だったと思う!!
もう一回観たい〜観るんだろうけど!!!!
【箇条書き感想】
・青鷺最初怖かった笑
最後の方はもう好きなキャラですよ、ええ
・墓石の主?らへんのストーリーがバカなんで分かりませんでした。他の方の考察に助けられます。
・桐子も良〜キャラですね、、最後ヒミ側の扉で帰ってったよー😭
・敵はセキセイインコ!?!?🦜←これなんかの比喩なんだろうけど分かりませんでした😄
・パッパもズレてるけど悪い人じゃ無いんだろうな
・てかパッパ姉と妹との子供作ったってこと!?(1番最初の驚愕)
・石の中の世界間良すぎ〜
・映画中の音楽良すぎ〜〜
ちょっと走り書きすぎる、家帰ったら頭の中整理しよ、、
とりあえず!個人的はめちゃ好きでした❤️
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