劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全1329件中、101~120件目を表示

4.0君たちはどう生きるか

2024年8月6日
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「君たち」はそう生きるのね

それなら一緒に生きてみようか

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iamm

4.0過去に観た宮崎作品の中で一番面白い

2024年8月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

宮崎駿監督の作品はあまり好みではないので観ていない作品もいくつかある。宮崎監督本人が語っているように彼の作品は基本的に「大人の鑑賞に耐えうる子ども映画」である。つまり、あまり面白くないのだ。大人がテレビの子ども番組を観ても面白くないように。
だからなのか、おそらく過去一番評価の低い本作に興味が湧いた。
そして、一部の人は最高傑作だとも言う。

結論からいえば、宮崎監督の作品で初めて「面白い」と感じながら観ることができた。
実際は、物語のまとめに入る終盤に少々飽きてしまったけれど、それでも自分が観たことのある宮崎作品の中でベストだったのは間違いない。

過去のジブリ作品や、「美女と野獣」「白雪姫」などのディズニー作品を想起させるような仕掛けの連続は、ストーリーテリングだけに依存しない、イマジネーションへの刺激に満ちた「映画」だった。

思い返せば、宮崎監督の過去の作品の多くは、アドベンチャー的な高揚感と、裏にちょこっと存在するテーマで構成されたものだった。
しかし本作は、宮崎作品の核ともいえるアドベンチャー的な高揚感を極力抑えているのだから、過去作のようなものを期待していた人たちにとっては駄作以外の何者でもないだろう。
逆に私のように過去作が好みではない者や、「大人の鑑賞に耐えうる子ども映画」から卒業しかけている人にとって最高傑作となるのも頷ける。
なぜならこの作品は「子どもの鑑賞に耐えうる大人映画」だったからだ。

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つとみ

4.0かなり抽象的

2024年8月3日
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鑑賞方法:その他

興奮

知的

難しい

公開当時、宮崎駿監督作品としては
かなり否定的な意見が多かったので観に行かなかった。

実際観てみたら、何故そういう意見が多かったのか分かった。
台詞も少なめで、かなり抽象的かつ哲学的な作品だった。
エンターティーメント性が乏しいので、
ライト層には響かなかったのだろう。

1度観ただけでは到底理解不可能だろう。
何度も繰り返し観て、自分なりの考察をしていくタイプの作品。

改めて宮崎駿の凄さを感じたのは、アニメーションの動き!
繊細かつ跳躍感があり、正確な動きの表現!
今のアニメーションと比べて観ると比べ物にならない!
本当に素晴らしい表現力!
宮崎駿監督の偉大さを再認識出来ました。

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おじ

1.5宮崎監督の頑固さの極み

2024年7月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

正直意味不明で支離滅裂。
訳分からない夢を見た感じ。
鑑賞中に寝てしまったかと思った。

『風立ちぬ』鑑賞時も主役の声優の配役や効果音を人の声にした事でも感じたが、お金を払って観に来る観客の事を考えてるのか疑問に思う。
映画は芸術的な側面もあると思うがエンターテイメントである以上お客さんあっての物だと思う。

ジブリの看板で一部の映画通の人達だけが満足できる作品を作るのは青サギだ!
観客が製作者に寄り添うのは違う気がする。

自己満足な作品を作った上にキムタクや菅田将暉やあいみょんを起用して客集めもするのはちょっと違う気がするし、作中のシーンも過去作で観た事ある表現も多く、新鮮さも感じられなかった。

初心に立ち返ってもっとシンプルなエンターテイメント作品を作って欲しい。

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トラ吉

1.0正直よくわからない

2024年7月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

展開のテンポはよく、絵はとてもきれい。
しかし、伏線のようなものはほとんど回収されず、観る人の想像力にすべて委ねたような作品。
ジブリ作品や時代背景にかなり理解がないと、楽しく観れない。

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77577

4.0イマジネーション溢れる映画

2024年7月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

ちょっと意味不明だけれど、イマジネーション溢れる映画でした☆

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hide1095

2.0御大の異世界転移モノ?

2024年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

主人公がワケわからん異世界でワケわからん冒険?をする話。
見終わって「面白かったー!」となるような作品ではなかった。
一番好きな宮崎アニメが『ラピュタ』なのでしょうがない。

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ジョン・ドゥ

5.0すごい...

2024年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

幸せ

インタビューなどで、なんともいえないなどの意見・感想ありましたが、
実際に観てみるととてもすごい仕上がりだと感じました。素直に面白いと感じました。

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イブイブ

3.0理解力が乏しいボクには、分からん、このヒトコトに尽きる。最初から最...

2024年7月5日
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鑑賞方法:映画館

理解力が乏しいボクには、分からん、このヒトコトに尽きる。最初から最後まで分からなかった。と同時に、前情報なしで大ヒット作品を生み出すジブリや宮崎駿監督はやっぱり凄いなーと思いました。

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芝本祐介

1.0宮崎駿なき世界をどう生きるか

2024年7月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

令和6年7月3日に映像ソフト発売との事なので記念に書きます。

私は去年劇場で観てきました。
個人的には、もう活劇を撮らないならいいか…と、「もののけ姫」を最後に宮崎監督作品から離れていましたが、それでも今回劇場へ足を運んだのは、往年のプロレスラーかロックバンド並に引退と復帰を繰り返す監督のいよいよ本当の最後かも知れないと思ったからです。

映画は只々宮崎監督の衰えを感じて切なくなるものでした。そんな事は分かりきっていたじゃないか、それを覚悟のうえで看取るつもりで観にきたのだろうと自分に言い聞かせても、やはり溢れ出る「詰まらない」という感情。

導入部の母との死別、どこか軽薄でデリカシーに欠ける父や新しい母との距離感の描き方は流石という感じですが、疎開先の屋敷に何か人に対して意思が有りそうな青サギや大叔父が建てたという塔が出てきた時点で、あぁ異世界へ迷い込む話かと察しがつきます。

ところが異世界へ迷い込むまでにやたらと時間を掛けるのです。もうこっちは察しているのに、いつまで経っても行ったり来たりを繰り返して焦らします。そしてその焦らしが面白さに繋がっているように感じられないのです。

そしてようやく異世界へ行ったら行ったで、そこで描かれる殺風景でどこかで見た様なモチーフだらけの異世界の魅力に乏しいことと言ったらありません。

この作品を機に未鑑賞の宮崎駿監督作品を鑑賞していきました。特に「千と千尋の神隠し」は異世界に迷い込んだ少女がそこでの経験を経て少し成長する物語として、本作とも類似しています。こちらはとにかく腰が抜けるほど面白かったです。冒頭の掴みから異世界へ迷い込むまでのテンポの良さ、異世界とそこでの暮らしの魅力は本作とは雲泥の差ではありませんか!

ファンの中には今作と宮崎監督の少年時代のエピソードやスタジオジブリ内の事情等を照らして、私小説的な作品として評価している人もいる様ですし、作品のそういう楽しみ方があるのも分かります。しかしそういう予備知識のない、物語の上辺だけをすくう人でも楽しませる映画を作れたのが往年の宮崎駿だったんじゃないのか!?と思うとやはり淋しいのです。

ただ今回一番面白かったのは監督が次回作に意欲を示しているという報道が出た事。真偽は定かではありませんが、これまで残してきた作品で既に十二分に楽しませてくれた方なので、今後いかなる駄作を撮ったところで許されるはずです。我々はただ天才の所業を震えて傍観するのみ!

何より私は宮崎駿監督なき後の世界を生きる覚悟がまだできていません。例え誰にも理解できなくても妥協なき作品を完成させてくれる事を期待しています!!

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モアイ

2.5見てはいけない他人の夢

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

最近のジブリ映画は苦手です。
他人の夢、深層心理の奥深く、見てはいけないようなものの生々しさが苦手です。
眞人さんのような覚悟のないわたしは、奇っ怪ないきもの、現象に畳み掛けるように圧倒され、どっと疲れてしまい、込められていたであろうメッセージを受け取る余裕はありませんでした。
HSPの人にはおすすめしません。
ラピュタが懐かしい。

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chibirock

0.5よく分かりません

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

その後、アカデミー賞を取ることになるわけですが、内容も良さもよく分かりません。

戦争体験による教育的映画だと思ったら全然違う。
ジブリ宮崎駿特有の映像、演出で、得体の知れない生き物が出てきて気持ち悪い(トトロは好きですが)。

異論・反論を承知で、逆に同意見の方がいらっしゃるかなと思って、投稿しました。

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よし

2.5映像は過去のジブリ相当

2024年5月30日
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ジブリと言うより、良いも悪いも宮崎監督の作品。

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リュウ

4.5濃厚なジブリの塊。

2024年5月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

すっごいジブリだった。
子供の頃ジブリ映画を見て感じた、展開のわけわからなさが味わえるのが楽しい。
描写がどれもこだわり抜かれていて魅力的。
神話を見ているようだった。

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かやは

5.0さすが宮崎駿

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

宮崎駿の作品で一番好きな作品になりました。思春期の青年の複雑な感情からの不思議ワールド。どっぷり宮崎駿の作り出す世界に引き込まれて、鑑賞後に放心状態になりました。ただ、出てくるものが何を意味してるのか考えてもわからないものがいくつかあります。まぁ、それも宮崎駿からのプレゼントかなぁって思います。

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ケンジ

3.0うーむ、難しい

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

難しい

宮崎駿監督集大成の作品は分かりました。
今までの作品、詰め込んでますもんね。

ただ、内容が分からない。
???が頭でいっぱいです。
いや、この作品は分からなくてもいいのか?
それを追求する自体が無意味では?

宮崎駿監督はこう生きてきた。
さあ、君たちはどう生きるかと問われた感覚です。

最後の作品で賛否両論しかも考えさせられる宮崎アニメを作った。なんだか、その事自体が凄いのかもですね。

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いちごだいふくもち

4.0宮崎ワールド

2024年5月4日
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鑑賞方法:映画館

冒頭は少しの違和感があらゆる場面に散りばめられていて、いつ宮崎ワールドに入るのかな、と期待高まり待ち構えました。またそれぞれのキャラクターが味があり好きになるところが必ず一つはあるのも宮崎駿監督作品の好きなところ。
映画が終わると映画館内色々なところで考察を話している方々がいらっしゃいました。

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Rie

3.5思ったよりも楽しめた

2024年4月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

いつ見たのか忘れましたが正直よくわからないです。
晩年はどうしても概念的になるよなーとか思いながら見に行ったので意外とストーリーがあった。ただ話が進むにつれ、わからなさが増していき・・・。これまでの駿作品を感じる場面もありつつ。
ただ相変わらず作画は良いし、アイディアは感じたので楽しめた。

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aooni

4.5ジブリ過去一多様。

2024年4月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

輪廻転生のようなことなのかな。
伏線を集めてひとつの答えへと向かう、
そんな安定さを根本から無視していた。

ただ伝えたいことは、君たちはどう生きるか、その選択が世界を変える、ということなんだと思う。
時空も天地も生死すらも行き来させ、表現も様々。
それはいつも同じ場所を堂々巡りしている。
この狐につままれたような不思議さ。
一番不思議なのは、
これだけの多様さからなぜかひとつの答えは多分観てる人誰もが感じているということ。
すごい。
幼い頃からすぐ側にいた作品はやはり天才から生み出されていたものだったと、改めて実感した。

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ひかりすぎ

4.5家族のことで葛藤と不満を抱える内向的な思春期前の少年がダークファンタジー体験を経てコンプレックスを解消する私小説

2024年4月26日
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鑑賞方法:映画館

宮﨑監督は少女の物語ばかりを作ってきたが、正直、オッサンとしては少女が健気に頑張る姿は頑張れと応援する気持ちは起っても、自分のこととして共感はできない。父親のような目線になり、主人公の少女とは距離が出る。だから、少女が主人公の宮﨑アニメは一回見れは十分で、二回以上劇場でみたいとは思わない。だいたい、少女が主人公の映画をオッサンがみるとか、気持ち悪いし。

今回は、思春期を迎える前の少年が主人公だ。眞人は内向的で無口な性格だ。それでいて実は結構、攻撃的である。内向的で無口で攻撃的。ああ、分かる。自分の思春期を思い出しても、その感じ分かる。
その内向的で無口で攻撃的な眞人が、サギ男にだけは内心を吐露する。ただし攻撃的なものの言い方で。そして、いっしょにダークファンタジーの探検を開始する。ああ、分かる。君にもやっと友達ができたんだな。でも、その友達にも酷いこと言ったりして、うまく関係が築けなかったりする。ああ、分からないでもない。(笑)

眞人は、相当屈折している。このまま育ったらどうなるんだろうと心配するに足る少年だ。

その彼が、仲間と共にダークファンタジー世界に踏み入る。ここからは、怪奇・ホラー・変態・グロテスク・ナンセンスの世界だ。エログロナンセンス(怪奇・変態)の世界っていうのは、要は大人の世界ってことだ。大人の世界で、自分の心のもやもやを少しづつ解消していく。そして、最終的にスッキリして、コンプレックスを整理して、帰還する。

帰還後の眞人は詳しく描かれていない。内向的で無口なのは変わらない様子だが、屈折や葛藤は解消された様子だ。他者に対する攻撃性もおさまったに違いない。

明らかに宮﨑駿が自身の少年・青年時代のコンプレックスとその解消の過程を描いた私小説だ。五木寛之の青春の門を思い出した。つまり、自分の少年青年時代のコンプレックスを描くって恥ずかしいよね。しかも宮﨑駿は世界的巨匠だ。その巨匠が自分の恥ずかしい内面を赤裸々に描くって、凄いことだ。

宮﨑駿は、全世界が目撃する創作物で自分のコンプレックスをオープンにして解消したわけだ。勇気がありすぎる。

オッサンとして自分の少年青年時代を思い起こして、共感できる。肝心な時は無口になるのも共感できる。絵の凄さと相まって、凄い作品だと思う。

10代の男の子にこそ見て欲しい作品。少年よ、誰にも言えないコンプレックスがあってもいいんだよ、と。

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osan