君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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まずは体験しましょう
敢えて宣伝しないという手法で、ジブリが仕組んだミステリーツアー。
日頃から「予告だけが面白い」という過剰な露出が気になる宣伝手法には疑問を感じていましたので、これは斬新だと思いました。
これは体験するしかないと、公開二日目に劇場で体験してきました。
観客の世代はほぼアラフィフ・アラカン。
全員全く予備知識のない鑑賞なので「どんな映画なんだろう」というワクワク感だけはありました。
エンドロールに並ぶ名優の名に「どこに出てたんだ?」と思いつつ劇場の照明がつくと周りから漏れる
「ん?・・・(あれ、終わり?)」の無数の吐息。
そうなんです。一度ではわからないんです。
ただひとつ言えるのは
「鳥のフンがしつこくて汚い」
鳥が嫌いな身としては苦痛です。
宮崎駿の走馬灯だった。
走馬灯であり過去の振り返りであり難解そうに見えてメッセージはシンプルに過去を抱えながら今を受け入れ未来に生きるかなと。
他人にオススメするかと言われたらしないけどジブリらしさは感じられて嫌いではない。
宮崎駿の贖罪
悪意に溢れ歪んだ世界でどう生きていくのか。この作品はアニメーションを作り続けてきた宮崎駿の最後の贖罪の物語ではないのか。
主人公・眞人は裕福でありながら、それは父が戦時中に兵器(零戦の上の部分)を作っているからである。滑らかな曲線のボディを眺め美しいと思いながらも、この世界の歪みを感じる眞人。
母が亡くなった後、父はその妹である夏子を後妻とし子供を身篭る。兄弟だから代替できるものなのか。また、夏子の家は名家であり2人の結婚は勿論純粋な愛だけでない事もわかる。そう考えると夏子の言動に納得出来る。
そして眞人自身もある行為をし「悪意」を行う。
作中には現実世界の悪意と歪みが随所に出てくる。そしてそれに気付いているのは眞人だけではない。もちろん夏子も気付いているし、その他の人も言葉にはしないだけで各々がその歪みと悪意とを秘めている。
では大叔父さんが作ろうとした世界とは何なのだろうか。それは悪意のないユートピアであり、文学を読み漁っていた大叔父の作る世界とはフィクションの世界ではないのか。
すなわちそれは宮崎駿にとってはアニメーションを作ることである。しかしフィクションには功罪がある。「功」とは勿論今までも多く語られているし、自分たちも十分体感できている。しかし「罪」の方はどうだろうか。有名な話でトトロの例を挙げると、宮崎駿は対談で60回以上トトロを見ている子供に「危険だ、バーチャルでなく本物の自然と触れ合って欲しい」と発言したそうだ。ここにフィクションの「罪」の部分があるのではないか。もちろんアニメーションでも何でも、物語は生きる力になるが、そこに没入し過ぎてしまい現実が見えなくなることがある。
その一人こそが大叔父であり現実から逃げることで、フィクションの世界を作り上げる。そして眞人に継承させようとする。しかし「君たちはどう生きるか」を読み冒険をした眞人はこれらの悪意と歪み(現実)を直視した上で、この世界で生きていく事を選ぶ。ここに宮崎駿の最後のメッセージがあると思う。
大まかなテーマはこんな感じだと思うが、まだ細かい所まで解釈しきれていない。
まずそのタイトルはどうなの?
いろいろと曖昧すぎておもしろさがよくわからない。振り返って宮崎駿というひとのどこに惹かれていったのだろうと、考える一助にはなるかなと
まず何より作中に同名の書籍はでてくるタイトル問題。同書を読んでいないので、本作と、どの様なリンクがあるのかわからないけれど、おそらく何一つ被ってないような。これはミスリードなのか?はてさて。いっそのこと、だからお前らはダメなんだ、と一喝してほしかったまでありました。昭和は遠くなりにけり
それなり
今までのジブリにないものか?と言えば、それはそう。
例えばナウシカの代わりにこれを売り出していたら売れていたかというと、そうではないと思う。
芸術性は高いけれどエンタメの気質が削がれて、賞取り映画に近い形を感じる。
事前情報云々は、そもそも情報を一切シャットアウトして見る派なので大した新鮮味はない。台詞が少ないのは個人的に好きだった。
面白さはあるし、綺麗だと思うこともある。深く考えさせられる場面もあった。ただまとまりはない。そういったものに一本の筋を立てるのが主人公なんだけど、彼自身の考えがよく分からない。展開は遅くなだらか、教訓も爽快感もない。
致命的なのが、動機や背景を丁寧に描いたこと。複雑な動機は2時間弱の映画に映しきれないのが難点。加えて、視聴者は面白いものや美しいものより、単純で分かりやすいものを好むので、低評価が多いのもまぁ納得。
それなりに楽しめると思います。
ダイイングメッセージ
どうやら、この映画は宮崎駿さんのダイイングメッセージのようだ。
消えていく自身、去りゆく自身の思いのたけを次世代に託しているのが見てとれる。
ことを成し遂げた巨匠が行き着く先は皆、これなんだな...
大林宣彦然り
黒澤明然り
そして宮崎駿もまた然り
やはり彼らの根っこには戦争があって、戦争を繰り返しては行けないという思いも何処かにあるんだと思う。
奇しくも、今、世界では戦争が勃発して····
歴史は繰り返すというか、人間の愚かさというか
そういったものがあることを彼らは見透かし、己の次世代へ伝えるべきmissionとして作品を残しているのだと思います。
正直、面白い作品かと言われれば、個人的にそこまでは面白くはない。だが中々含蓄のある作品ではある。
観ておくべき作品であることは間違いない。
難解でした❗️
宮崎駿作品という事で、ワクワクして鑑賞しましたが、恥ずかしながら1回では理解ができませんでした。
それでも独特の世界観とジブリ飯❓には脱帽です。
どうしてもあのパン🍞を見ると絶対パンを食べたくなります。
ラピュタの時のパンもそうでした!
作品について自分なりに解釈するとしたら、戦後のドサクサで、母親代わりととなった母の妹と今後家族としてどう付き合っていくのか?
上手く付き合えるよう亡き母が手引きをしてくれたのではないかと思っております。
戦争で財をなした者が戦後を生きていくのに生きる為の指南を示したのではないかと思います。
もう2回くらい見てみたいです。
タイトル通りの作品でした
宮崎駿監督らしさ全開でしたな。
そして、のっけからすごい作画。
堪能、堪能。
自分には「いい引退作」「宮崎さんの集大成」に思えました。
これまでやってきたすべてが入っている気がしました。
ラーメンなら、トッピング全部盛りみたいな。
(ゆえに人によっては、手癖の連発、セルフオマージュの嵐であり、過去作のつぎはぎと焼き直しとしか感じないかもしれません)
物語としてはシンプル。
行って帰ってだけの異世界彷徨譚。
ずっと前を向こうとあがく、主人公の少年の眼差しはよかった。
思い付きとご都合主義のラッシュなのに、そうと思わせない画作り。
レイアウト、コンテ、キャラの動き、あらゆる演出と物語の力なんだろうなぁ、きっと。
どこか30代の拗らせた文芸映画青年の匂いすらする若さがあって、説教臭さがない。
本当に80代なのか?
また再来年あたりもう1本作ってないか?
というエネルギーも同時に感じました。
(本田雄さんはじめ、作画陣の尽力が大きいのでしょうが)
主人公の心理状況や、時間軸に関する設定は、大人には理解可能ながら、20代以下には難解と捉えられてしまう気も。
というのは、今の20代以下って「我々50代~60代が幼少時に読んできた、妙にSFチックな児童文学やジュブナイルSFの洗礼を受けてないんじゃないか」という推測からきています。
まぁ(別の作家さんの作品ですが)『かがみの孤城』の子どもの気持ちや、時間軸の仕掛けとかが理解できる読解力・理解力があれば、全然問題ないんですけど。
個人的には、本作は(幼児は無理かもだが)小学校高学年、いや、中学生以上には観てもらいたい印象。
あと、少年の前向きな心を忘れつつある、心のくたびれた大人にも。
タイトル通りの作品でした。
(でも、デートには微妙かも)
音と絵を味わうには、Dolby Cinemaが一番向いていそう。
大きめスクリーンのDolby Atmosスクリーンや、IMAXレーザーの選択もありだと思います。
君たちはどう生きるか
ほとんどがこのタイトルにつながっていると思われる。たくさんの鳥が出る作品。考えると結構難しい感もあるかもしれない。
宣伝を全くしない戦略は良くも悪くもあると考えました。トトロや魔女の宅急便を見る感じでいくと、うぬぬぬーって思うかも。
子供だと難しいかもしれないってコメントに書こうと思ってましたが、同じスクリーンにいた親子の会話で「たのしかった〜」って言っていたので子供も楽しめると思う。
その時代時代でいろんな生き方がある。今、そして未来の君たちはどう生きるのか。そんな監督の問いかけなのかもしれない。
インパクトに欠ける
冒頭こそ、戦争物の匂いがするが異世界ワールドに迷い込んで大変!という話。
インパクトに欠けて、何を伝えたかったのかイマイチ分からず。
映像はとても綺麗でジブリ!でした。
鳥好きとしては鳥が沢山出てくるのでそこは高評価ですけど、インコの指は前2本後2本ですよ。
間違えないで!!
分かりにくいから、考える
一度見ただけでは、ストーリーが分かりにくい、というのがあります。
ん?今の場面はどういうこと、っていうのがあるので、見ながら考えることが多々あります。
最後の大叔父さんのセリフを聞いて、見直すと、きっと見方も変わるんだろうなぁと思います。
不気味さも怪しさも、怖さもあり、子どもは(৹˃ᗝ˂৹)°·๐に、なってました。
物語としては、ハウルと千と千尋に、少し風たちぬかなぁ。宮崎駿作品の後半の映画が好きなら、楽しめるし、トトロとか魔女宅とか好きなら???になるのかなぁと思います。
アニメ動画としては十分たのしめる
隣にホットコーヒーはまだしも、スパイスの効いた臭いのキツい食べ物持参してきた人が座ったおかげで、飲食物の入り交ざった臭い立ち込めてずっと気になって集中が削がれました。どうか、映画館で観るときは臭いと音には思いやりをもって来てください。売店でも臭いが立ち込めるようなものは売らないように工夫してほしいです。
さて、事前宣伝が一切なかったので、公開後に気づいて、観てみようと思った。宮崎駿監督82歳になっているし、抽象的なものが仕上がっているんだろうという先入観で観ました。
抽象的すぎて眠くなるのかなと思っていたら、案外、ストーリーらしきものはあったように思いました。亡くなった母の居る世界が、下の世界なんだろうなと解釈してしまいました。そこで死んだ人々と生きている人々が混在した世界で、少年は元の世界に戻るという設定。
そこになにかメッセージを読み取ろうとすると、何か特別なものがあるわけでもないので、求めれば求めるほどわからなくなるので、難解ということになる。アニメの動画としての臨場感は相変わらずでたのしめたし、そこだけでも十分だと思いました。
そのウソ、ホント?
かなり酷評されていたので全く期待せずに劇場へ。結果、意外と楽しめました。巨匠の自伝的映画だと思って観ると良くない気がしました。負のスパイラルに陥ると思います。
途中、巨大な怪魚に「甘い生活」を、紙が巻きつくシーンに「未来世紀ブラジル」を想起したりして、何となく宮崎監督の頭の中にある玉手箱を見ているような気分に。
ただ、主人公のブルジョアな感じは嫌味でしたね。吉野さんの「君たちはどう生きるか」にも感じた部分ですが。
宮崎先生の人生の振り返りの物語?
作画は綺麗だったが。。。見終わった後、開いた口が塞がらない??ポカンと。。。心おいてけぼり。。。
宮崎先生の映画🎞人生の振り返りの物語なのかな?マヒト君が=駿さんなのかな?
駿さんが言いたいのは、私達、一人一人の人生も、不安定な白い積み木?みんな紙一重で精一杯生き抜いている。。。って言いたいのかな?
マヒト君は、お父様の都合で継母と生きて行く、血の繋がらない兄弟と生きて行く事を最後、必死に掴みとった???
上記を踏まえて例えて、駿さんは映画を観た、わたし達に、白い積み木を人生に例えて、いつ崩れてもおかしくないかもしれないけど。。。自分らしく置かれた環境で生き抜く精神力を持ち、尚且つ、例え火の海の綱渡りのような人生だったとしても自分らしく生きる事が大事って言いたいのかな???
とにかく難解です。。。
駿さんは、私達にこの映画を観た後の捉え方を委ねているのか。。。???
ゲップが出る内容
ネタバレなしで書くと
監督の頭の中の内容を全て映像にしたイメージかな。
あちこちのシーンで過去の監督の作品らしいシーンを
彷彿とさせる映像が沢山出てくる。
それだけではなく、
影響された映画のシーンのオマージュらしき
映像もあった。
映像は凄まじいと形容したくなる出来栄え。
スタジオを一度閉鎖して
新たにフルディジタル?で作成したのか
美しさと複雑さが相まった新しい映像となっている。
この感想はプロのアニメーターに
解説してもらいたいと思う。
ストーリーは混沌としている。
この辺は監督らしいと言える。
カオスそのもの、
終わってみればそれが何なんだ、
と言うツッコミを入れられる・・・・
そのようにも捉えられる。
(ハウルやポニョのように)
でもこれが宮崎駿監督なんだろう、
と納得できるできばえだと思う。
映像の美しさだけでも堪能できる、
色々な楽しみ方を何度も楽しめる、
そう言う映画なのだと思う。
零号試写でどう宣伝すれば良いのかを
悩む鈴木プロデューサーの顔が浮かぶ。
相当悩んだのではないかと思う。
観て損はない。
観る人を試す映画なのではないだろうか。
母亡き少年の成長物語
事前に明かされていたのは変な鳥が描かれた一枚のポスターだけ。内容やストーリー、声優は全てベールに包まれたまま公開に至り、しかも引退表明を撤回し、10年ぶりに監督・脚本を宮崎駿が手掛けるというのだから、公開前から期待値は高まった。
昨年公開された『スラムダンク』も内容が明かされないまま公開し、大ヒットを続けているが、これほどまで秘密主義ではなかった。よって、製作者の意図も鑑みて、あまりネタバレにならないようにレビューする。
本作のモチーフとなった、戦前に書かれた、題名と同名の小説『君はどう生きるか』は、数年前に漫画化され大ヒットした。その書籍は既読だが、これが戦前に書かれたものとは、思えない内容だった。現代に通じる思春期の悩みや葛藤をテーマにし、一歩ずつ大人への階段を登っていく少年の揺れ動く心情に、叔父さんのノートに綴られた言葉が染み渡っていく内容だった。
本作を一言で言えば、戦争によって母を失った少年が、母亡きトラウマから、再び歩み出そうとする物語。いろんな場面において、是々非々の判断をしていくのは結局は自分なんだということ。たとえ人を偽る事はできても、自分は偽ることはできないこと。そんな人としての生き方についてをテーマにしながらも、あの原作を、宮崎駿ならではの描写とストーリーによって、観る者をエンタメ性の高いファンタジーの世界へと導いてくれる。
しかしながら、この作品は賛否は分かれるだろうと思う。内容的に難しく、テーマが重すぎる。様々なジブリらしいキャラクターの登場はあったものの、容姿は変われどこれまでの二番煎じな感じは否めなかった。また、戦中の日本から始まり、和洋折衷の年代も関係なしの舞台が、次から次へと繰り出され、展開も慌ただしいので、小さな子供まで楽しめる作品とは言い難く、これまでのジブリ作品としては、異彩を放つ内容だ。
そして、そして…、本作の最大のサプライズは、ラストのクレジット・ロールにあった。声の出演者として映し出された名前を見て、「エッ!」と驚かされたのは、自分だけではなかったと思う。
プロモーションなしの是否?
作品情報ゼロから鑑賞させられるという特異な状況を作ることの必要性はあるのでしょうか?経費を使わずにネームバリューと過去の実績で顧客を集客する新商売を試されたのでしょうか?
ジブリだし宮崎駿さんであれば普通にプロモーションすべきだと思いました。
作品を観るまでは!
このストーリーを要約したり、どこを切り取って予告編を作るか、という点が難解な作品です。
個々人で感じ方や評価も相当違うと思います。
私的にはストーリーは面白くなくジブリらしいファンタジーも感じられませんでした。残念ですが😢
評価は平均点をつけておきます。複数回観たいと思う作品ではないと感じました。
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追記
やっぱり皆さん気になって劇場に足を運んでくれたようですね。この先の動向がさらに気になりますね?
初見、前情報無しでは理解できん
スラダン手法で宣伝してないって言われてるけど、普通に宣伝できなかったんじゃないかと思います。
宮崎駿の世界観は健在だけど、見所はわからない。
勝手な想像ですが、鈴木敏夫さんが「こんなの宣伝できないよ」って愚痴ってるシーンが思い浮かびました笑。
今迄の功績があったからこそ実現した宮崎駿作品。
他の方のレビューを見て、各々納得したらいいと思います。自由です。
個人的解釈では、アニメーターの方が観たらすごく響く映画だったんじゃないかと思いました。
宮崎駿さんは死ぬ間際まで何か描いて挑戦してそうですよね。
絵の動きや表情はほんとにお見事でした!👏
大画面で観れてしあわせ。
英語題は『The Boy and The Heron(少年とアオサギ)』
私がアニメ映画を評するとき、決まって「自分はアニメ門外漢」と言い訳から入りますが、実際にわかりやすく言えば、ジブリ作品ですら『魔女の宅急便(89)』で止まっていてそれ以来。正直な言い方をすれば、積極的に観てこなかっただけなのですが、そもそもジブリは配信だと観られないこともあり、今回は「むしろ観やすい」という考えから劇場鑑賞に踏み切りました。公開週の土曜午前中、新宿ピカデリーのシアター1は客入り7割ってところですかね。公開館数が多いのもあると思いますが、今作は宣伝を控えたのも影響してるのか意外と空いていました。
それにしても、アニメ作品の映画評は荒れがちですね。昔ながらのファンや、マニアの方の「愛憎」が入り混じった感じもありますが、やや戸惑いを感じている方も多い印象です。
私としても「一度観ただけでは解った気にはなれない」と感じましたが、それでも低評価は付けようがなく、何なら終盤は感情が揺らされる展開も。割とシンプルで小さい話ですが、宮崎監督お得意(?)のスピリチュアルな世界観に移行していく展開と表現に「芸術性」を感じます。
ただ、彼にとってのリアリティなのかもしれませんが、時代をそこに設定するとどうしても「懐古主義」的なものを想像したり(その時代である絶対的な意味はないような気がします)、特にアニメを愛する人って想像力高い人が多いのだし、敢えてその題名にするところに何か「説教臭さ」みたいな思い込みが邪魔してしまう印象も否めません。
出てくるキャラクターたちは全般可愛らしいし、ただ子供が観て怖いと感じる部分無くもないですが、まぁこの題名ですから監督しては「若者」に向けて作ってるのかな?引退宣言撤回してまで作られたわけですが、逆にそのプロセスが余計なハードルになっている気がしますし、予告編はおろか公式ページにおける情報すら一切なしって「若者」に届くのいつになるんだろうって気もするし、何かモヤモヤは否めません。
ただ、一作品としては良作だと思います。まぁ「門外漢」スタンスでいさせてもらい、評価の動向を傍観です。
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